三木鉄道の清算会社は十五日、市役所で株主総会を開き、本年度から三年間で、資産をできる限り売却する方針などが承認された。清算の収支見通しでは、収入のうち土地売却代を五億六千五百万円、車両三台の売却代を四千七百四十九万円と見積もり、支出との差額二億二千七百三十八万円を株主に分配する。同鉄道の資本金は二億五千万円のため、計画通りなら約九割を返還する計算になる。(佐伯竜一) 株主総会には、委任状出席を含む十四人が参加した。 清算会社は、清算事業の収支として、土地六万千三百四十九平方メートルと客車三両の売却代などで、七億三千三百三十七万円の収入を予想。一方、借入金の処理などに五億五百九十九万円の支出を織り込んだ。 資産売却の具体的方法は、土地は本社、駅舎、倉庫、踏切、ホームなどと一緒に売り、清算会社では撤去しない。車両は原則、現状のまま引き渡す。一部の機械類も、入札で売る。 一方、総会では同鉄道の二
大井工場と山手電車区が統合して4年前に発足したJR東日本東京総合車両センター(東京都品川区)は山手線、京浜東北線など首都圏を走る5000両を超す車両のメンテナンスを担当する。毎日たくさんの車両が出入りし、所狭しと部品が並ぶ様はまるで郊外型カーショップの“拡大版”といったところ。歴史が古いだけに思い掛けない“お宝”に出くわすことも…。車輪、台車、冷房装置…所狭しと部品が並ぶ 同センターでメンテナンスを担当する車両は5595両に上る。このうちVVVF(可変電圧可変周波数)制御方式やステンレス車体を採用し、メンテナンス作業が大幅に軽減された209系、E231系など「新系列車」と呼ばれる車両が5096両と大半を占める。 6日以内に行う「仕業検査」をはじめ、走行距離や経年数で定められた各種検査を実施し、消耗品や主要機器を取り換えている。 東京ドーム5個分に相当する23万6000平方メートルの敷地に2
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