平成23年7月の新潟・福島豪雨で一部区間が不通となっているJR只見線について、福島県と沿線自治体でつくる只見線復興推進会議検討会は26日、鉄道での運行を再開させる方針を決定した。
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仙台市地下鉄東西線の八木山動物公園、青葉山、川内の西端3駅に市が整備した駐輪場の利用が伸び悩んでいる。いずれも丘陵上にあり、駅周辺の急坂がネックとなっているためだ。市は「体力のある学生に使ってほしい」と呼び掛けている。 11月の駅別駐輪場利用率は表の通り。青葉山駅(駐輪可能台数41台)が5.4%と最も低く、2台程度しか駐輪していない計算だ。川内駅(171台)が7.0%、地下鉄駅として国内で最も高い場所(標高136.4メートル)にある八木山動物公園駅(777台)も15.1%と、西端3駅がワーストスリーを占める。 3駅は、坂の上に駐輪場がある点で共通している。市は周辺の坂を考慮して3駅の駐輪台数を抑制的に見積もったが、それでも想定以下の利用率にとどまる。 八木山連合町内会の広瀬博事務局長は「八木山地区は高齢者が増えており、駅まで自転車をこいで上るのは難しい。バイクの人はほとんど目的地まで
1945年の沖縄戦で激戦地となった摩文仁で、日本兵が沖縄住民を殺害したり強姦(ごうかん)したり食料強奪をしたりする事態を我慢できず、別の日本兵がその日本兵を殺害する出来事があった。 当時、沖縄で戦闘に参加した元日本兵・飯田直次郎さん(95)=神奈川県在住=は自ら日本兵を銃殺したことを証言した。飯田さんは知人の協力を得て、中国で戦争に参加した体験や沖縄戦の詳しい足跡を原稿用紙129ページにまとめた。 45年6月、球部隊に所属していた飯田さんは摩文仁の壕に潜んでいた。一緒に逃げて仲良くなった日本海軍兵や周辺住民から「自分が隠れている壕で住民にひどいことをしている軍曹がいる」と聞いた。その内容は、住民や子どもを殺害したり女性を強姦したり食料を強奪したりするほか、その一帯で水が飲めた唯一の井戸を独り占めにしているというものだった。 飯田直次郎さんの手記 ある日、飯田さんも「佐々木」という名の軍曹に
◇歌劇客運んだ幻の12年 高松市南端の山間部にひっそりとある、塩江温泉(高松市塩江町)。かつて、この温泉と同市仏生山町を結ぶ「塩江温泉鉄道」が存在した。温泉では専属の少女歌劇が華麗なショーを連日繰り広げるなどにぎわい、一時は「四国の宝塚」とも呼ばれたが、日中戦争の影響から1941年(昭和16年)に廃線となった。今でもあちこちに往時の名残があり、後世に記憶を残そうとする住民の動きも出ている。 鉄道は28年、高松琴平電鉄の前身「琴平電鉄」が設立。翌年から約16キロの区間で運行を始めた。架線を設置する費用を節約するため、燃料はガソリン。塩江温泉郷の開発も併せて行い、不動産と鉄道が一体になったビジネスだった。 新たに出来た温泉旅館「花屋」の目玉は、宝塚歌劇をほうふつとさせる少女歌劇。少女らは温泉に住み込みで、毎日2回公演を行った。当時から塩江町で暮らす蓮井正文さん(91)によると、「舌切りスズメ」
脱線事故が相次ぐ、蛍茶屋方面(右手前)から長崎駅方面(右奥)へ曲がる公会堂前交差点カーブ。線路の変更が検討されている 長崎市桶屋町の公会堂前交差点カーブで長崎電気軌道の路面電車の脱線事故が相次いでいる問題で、同社が現場のカーブの形状を緩やかに変更する方向で検討していることが分かった。国の運輸安全委員会による提言を受けたもので、同社は複数の変更案を考えている。ただ、カーブの形状を変えれば、横断歩道や車道の停止線の位置、歩道の形状にまで影響する可能性がある。長期化は必至で、復旧のめどは依然として立っていない。 現場の交差点カーブでは2007年~今年6月に計4回の脱線が発生。運輸安全委は昨年10月の3回目の事故について先月、「抜本的な再発防止策」の報告書を公表し、「カーブが緩やかになるよう、線路の形を変えるのが望ましい」と指摘した。
JR三江線の廃止を名残惜しみ、全国から訪れる観光客らにくつろいでもらおうと、島根県川本町川本の石見川本駅前に「三江線おもてなしサロン」が年明けにオープンすることになり、24日、現地でプレオープンイベントが行われた。町民がクリスマスにちなんだ仮装でお出迎えしたり、町観光協会の職員がお茶を振る舞ったりして、観光客からは「心尽くしのおもてなしに感動した」と感謝する声が上がった。 サロンは、同町観光協会が空き施設の1階約30平方メートルを借りて開設。休憩用のテーブルと椅子を置いたほか、壁には三江線の写真を飾り、観光パンフレットなども用意した。来年1月上旬のオープンを予定しており、正午から午後2時まで職員らが常駐。観光客らをもてなし、町の特産品を販売する。 町民への周知を狙ったプレオープンイベントでは、サロン前で関係者がテープカットし、三宅実町長が「サロンはおもてなしの拠点施設。町民一丸となって
12月にJR北海道留萌線の一部が廃止されるなど、全国で赤字ローカル鉄道が廃線に追い込まれる中、銚子電鉄(銚子市)をめぐる支援の動きは、話題に事欠かない1年だった。特に地元高校生らの活動には目を見張るものがあった。 3月には県立東総工業高校(旭市)の生徒らが授業で学んだ知識や技術を生かし、ソーラーパネルとLED電球を使った駅名板ライトや、観音駅名物のたい焼きをアレンジした鉄板などを作り提供した。 県立銚子商業高校(銚子市)は、駅などの施設を修復する「銚電メイクアッププロジェクト」を立ち上げた。7月には犬吠駅のホームの壁を塗り直し、市内の名所などを描くペイントアートを制作。資金の一部は、生徒らが車内販売などの売り上げから捻出した。 さらに同校では、築100年以上が経過して老朽化が著しい仲ノ町駅の修繕費を集めるため、インターネットで小口資金を調達するクラウドファンディングを始めた。この活動を知っ
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乗客5人が死亡した2005年12月のJR羽越線特急転覆事故から11年となった25日、山形県庄内町の事故現場で犠牲者の追悼慰霊式があった。 JR東日本が事故現場に建てた慰霊棟に、遺族や同社幹部ら18人が参列した。 冨田哲郎社長が「安全への誓い」として「事故の悲惨さを胸に刻み、安全を最優先に行動する文化を、組織の隅々にまで根付かせる取り組みを続けていく」と述べた後、参列者全員がカーネーションを献花した。 同社は気象庁気象研究所と共に、事故の原因となった突風を予測・探知し、自動的に列車の運行を制御するシステムの開発を進めている。今年11月には突風探知のための新型ドップラーレーダーを酒田市沿岸部に設置。本年度内に観測を始める予定だ。 一方、制御システム自体の完成時期は、見通しがついていない。 事故は05年12月25日午後7時14分に発生した。秋田発新潟行き特急いなほ14号(6両編成)が突
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