『猿の惑星 創世記』鑑賞。 これは久々に男泣きに燃える映画でした。 SF映画の古典『猿の惑星』前日譚*1でエテ公が人間を支配するにいたった経緯が語られる。予告などで物語らしい物語はほとんど語りきっているのだが、まぁ、要するにアルツハイマーの特効薬開発で動物実験の対象となったチンパンジーが高い知能を得たことで、他の猿たちを率いて暴動を起こし森へ脱走するという話。 オリジナルのシリーズに配慮した“くすぐり”も多く、オールドファンにはニヤニヤできる要素も多いが、いちげんさんにも全く問題無く楽しめる。何だったらこの『創世記』から古いシリーズ5作→ティム・バートン版と見て行くのも逆引き的に発見があり、面白い鑑賞になるだろう。 ただ、元々の『猿の惑星』が孕んでいた人種間の差別や緊張といったメッセージ性は薄い。というか、ほぼ無いと言って良い。旧シリーズとは全く別のところに本作の魅力があるからだ。 主人公
『ツリー・オブ・ライフ』鑑賞。 テレンス・マリック新作。確かに鑑賞しはしたけれど、正直なところ監督の意図した意味をある程度でさえ汲み取れているかは、かなり怪しい。以下、自分なりの印象をまとめます。言ってみれば自分用まとめです。オチも含めた話を書いていますが、まぁ、別にオチがどうという話では無いです。ただ、鑑賞したいと思っている人には読まないで鑑賞するのをおすすめします。とてもシンボリックなイメージに溢れ、「難解」と言ってしまって良いたぐいの映画ですが、一見には値すると思います。 まとめメモ タイトルの『ツリー・オブ・ライフ』。アダムとイブが知恵の木の実を食べちゃったあげくに生命の木(ツリー・オブ・ライフ)の実を喰おうとしたので、神様にエデンの園から追放されたという話に出て来る『生命の木』のことであろう。いきなり難題なので飛ばす。 映画が幕をあけ最初に出て来るのが聖書の、しかもヨブ記からの引
正直、お世話になったことも多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。うちら日本人は日本の伝統番組を求めていますけど。取り合えず韓国ネタ出てきたら消してます。ぐっばい 高岡蒼甫 (https://twitter.com/tkok_sosk_8228/status/94649086220828672) 「Tiwtter上で広がる「8月8日にフジテレビを見ない運動」 (http://rocketnews24.com/2011/07/29/117043/) 「花王製品を8月8日に返品しようぜwwwwwwww」 (http://hamusoku.com/archives/5457944.html) 「Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: アタックNeo つめかえ用」 (http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B002OOYD
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』鑑賞。 『X-MEN』シリーズ最新作はミュータントチームX-MEN誕生前夜を描いたプリクエル。監督はアメコミ原作映画の傑作『キックアス』のマシュー・ボーン。だが、本作には『キックアス』というよりも彼のイギリス人としての趣向が強く影響しているのではなかろうか? 話は悪のミュータント軍団による世界征服の陰謀を突き止めたCIAの要請により、チャールズ・エグゼビアによる善のミュータント軍団=X-メン結成と彼らの最初の戦い。 世界征服! といえば監督のお里イギリスにはMI6所属の007:ジェームズ・ボンドがいるのだが、スタジオの倒産やら何やらで新作もしばらくは無く、最後に作られたのは死んだ恋女房に捧げる涙の復讐というメソメソした代物。敵だって利権にありつこうと軍部に言い寄るビジネスマンと、揃ってシオシオである。 そこへきて、マシュー・ボーンが60年代を舞台
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く