『J・エドガー』鑑賞。 アメリカ、FBI創設者エドガー・フーヴァーをテーマとした映画。 フーバーといえばクロゼット・ゲイとして有名なワケだが「隠れゲイとして有名」というのは、なかなか切ないものがある。隠してたのに隠している事も含めてバレているのだ。当然、本人によるカミングアウトも無く確たる証拠も無いので、あくまで都市伝説の域を出ない。しかし、40年以上“連れ添った”アシスタントのクライド・トルソンと休暇旅行へ一緒に行ったり、毎日必ず昼食を共にしていたり、2人で仲睦まじくナイトクラブへ行っていたというような状況証拠は揃っているようだ。 脚本を書いたのはガス・ヴァン・サント監督作でゲイをカミングアウトした政治家ハーヴェイ・ミルクをテーマにした『ミルク』の脚本を書いたダスティン・ランス・ブラック。ブラック本人もモルモン教宣教師の父を持ったが故、ゲイである事に苦悶した人物である。その時点で本作が犯
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