2008.08.16 惜別・土本監督 カテゴリ:ドキュメンタリー 昨日の朝日新聞夕刊「惜別」のページに、 記録映画作家・土本典昭氏が載っていました。 6月24日に肺がんで亡くなったとのこと。 去年、東京映画祭の特別企画「映画が見た東京」で 土本監督の記録映画を見、ティーチ・インで本人にも会っている身としては、 非常に残念。 そういえば、少し弱っている感じはあったけど、 当時78歳という年齢を考えれば、重病のご様子はなかったし、 お声もハキハキと、よく出ていたのに・・・・・・。 同じく鋭い視点での記録映画(「阿賀に生きる」など)を作っていた佐藤真監督の若すぎる死を、 お話の中で悼んでいたのを思い出します。 土本さんといえば「水俣」と、ステレオタイプに「公害反対」と結びつけてしまう人もいるかもしれませんが、 彼の「人間を見てやろう」という、バイタリティあふれる好奇心、 誰より「枠」を嫌いながら