無料通信アプリ大手LINEは、14日ニューヨーク証券取引所に株式を上場しました。15日には東京証券取引所にも上場する予定で、想定される時価総額はおよそ6900億円となり、日米を通じてことし最大の上場となります。 注目される初値はまだついていませんが、11日に示した公開価格を基にした時価総額はおよそ6900億円となり、ことし上場した企業の中では日米を通じて最大となります。 LINEは無料でメッセージをやり取りできるアプリが人気で、サービス開始から5年で、利用者は日本や台湾、タイなどアジアを中心におよそ2億2000万人に上ります。ただ、アメリカではフェイスブックが展開する「メッセンジャー」など、ほかのアプリに押されていて、LINEが得意とする「スタンプ」と呼ぶ機能も他社が追随しています。 LINEは世界の投資家が注目するニューヨーク証券取引所への上場によって知名度を上げ、調達する資金で新たな市