■ 長いトンネルの向こうに 長い長い経済不況のトンネルの向こう側にようやく光明が見え始めたとされる昨今ほど、企業の明暗がはっきり現われる時期はないだろう。11月18日発表の、三洋電機が総合家電メーカーから脱却のニュースは、コンシューマ事業の厳しさを改めて実感させた。 AV事業も不採算部門に上げられていることからか、一部小売店では三洋製品の在庫処分などが行なわれたようで、我々AVファンにとっても複雑な思いだ。 そんなサンヨー製品の中でも、比較的好調ではないかと思われるMPEG-4ムービーデジカメの新機種、Xacti C6こと「DMX-C6」が11月下旬に発売となった。今年3月に発売されたC5の後継機ということで、CCDの画素数が約508万画素から約600万画素に強化、そのほか感度強化なども行なわれているという。 価格は75,600円となっているが、すでにネット上では4万円台半ばまで下