ブックマーク / gendai.media (187)

  • 大阪市が目指す教育改革は「最先端から2周遅れ」の間違った改革だ(畠山 勝太) @gendai_biz

    政令都市2年連続最下位の大阪市 先日、大阪市の吉村洋文市長が、学力テストに具体的な数値目標を設定して、その目標達成度合いに応じて、教員のボーナス支給額や学校に配分する予算額を増減させる考えを表明した。 この数値目標は学校ごとに、前年比で正答率をX%上げるというものになるとも表明されている。 たしかに大阪市の学力テストの成績は2年連続で政令都市の中で最下位であり、市長が抜的な改革が必要だと焦るのも理解できる。 また、国際学力調査を用いた研究によると、教員の給与を何らかの方法で教育成果と連動させることが、学力の向上に結び付くことも示されている。 しかし、改革は常に良い結果をもたらすわけではなく、そのやり方によっては改悪になることは過去数十年の日の経験からも明らかであろう。 先に結論を言えば、残念ながら、大阪市が乗り出そうとしている抜的な改革は間違っている。 給与連動型の人事評価のような外

    大阪市が目指す教育改革は「最先端から2周遅れ」の間違った改革だ(畠山 勝太) @gendai_biz
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    kazu_y 2018/08/08
  • 日本社会を覆う「杉田水脈問題」で私たちがいま試されていること(原田 隆之) @gendai_biz

    杉田氏の酷い言葉を受けて 自民党の杉田水脈衆議院議員が、「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した雑誌寄稿で「LGBTは生産性がない」と暴言を吐いたというニュースが流れたとき、私は北欧の小さな国の首都にいた。 その暴言のあまりもの酷さに、インターネットのニュース記事を読み漁り、さらには人を批判する記事やツイート、さらには擁護する人々の発言を一通りフォローした。 暴言の酷さ醜さは言うに及ばず、当人が何も悪びれていない様子であることや、彼女を支持する声が少なくないという事実に、いたたまれないほどの嫌悪と悲しさを感じた。 団結する仲間の熊たち ところで、この小さな北の首都には、その中心に大聖堂があって、大聖堂の前には石畳の広場がある。ちょうどこの時期、あるイベントが行われていた。 それは、世界各国のアーティストが、人間の背丈を超えるほどの熊の人形に、それぞれ自分の国を表すペイントをし、それがずら

    日本社会を覆う「杉田水脈問題」で私たちがいま試されていること(原田 隆之) @gendai_biz
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    kazu_y 2018/07/31
  • 「LGBTは生産性がない」杉田水脈氏大炎上「ザワザワ感」の正体(井戸 まさえ) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

    杉田水脈炎上の「ザワザワ感」 SNSでこれでもかと流れてくる杉田水脈氏関連の「炎上」を見るたびに、「当然のこと」と思いながらも気分が滅入る。このザワザワ感はなんなのだろうか。 『新潮45』も全文読んだ。内容はこれまで彼女が書いたり、動画チャンネルで発言してきた内容をまとめて記しただけ。特に目新しいものはない。LGBTや慰安婦に関するこうした炎上想定の発信は彼女の「売り」なのだ。 今回の記事は話し言葉で書かれていて、初っぱなからまるで小学生に語るようだ。主張の根拠を示す有効なデータがあるわけでなし、説得力を持つ論理構成をしているわけでもなく、正直に言えば論壇誌であろう『新潮45』がこのレベルでの掲載をよく認めたなと思う。 その内容については常見陽平氏が詳細かつ丁寧に解説・批判をしており、筆者も同見解、同意見なので、ここで重複することはしないでおこう(「自民党杉田水脈衆議院議員の『新潮45』へ

    「LGBTは生産性がない」杉田水脈氏大炎上「ザワザワ感」の正体(井戸 まさえ) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
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    kazu_y 2018/07/29
  • 10年間で500人を治療してわかった「痴漢」を取り巻く問題(原田 隆之) @gendai_biz

    痴漢には処罰と治療を およそ1年前、朝夕の満員電車で痴漢を疑われた男性が線路上を走って逃げるという事件が相次いで起こり、大きな話題となった。 連日のように大きな事件事故、災害などが起こるわが国では、もはやそれは昔話のような感すらある。 このとき、私は「『科学の力』で痴漢をなくす、驚きの方法」という記事を書き、それが私の「現代ビジネス」での「デビュー」となった。 奇しくもその1年後の今月18日、NHKの人気番組「クローズアップ現代+」で痴漢が特集され(「万引き・痴漢という“病”~刑罰だけでなく治療も」)、私もその番組に出演した。 「現代ビジネス」と「クローズアップ現代+」、そのどちらにおいても私が訴えたのは、痴漢に対して「処罰に加えて治療を」という主張であった。 これらの記事や番組に対し、多くの賛同の声が寄せられたことも事実であるが、同時に根強い反対、感情的な反発も多かった。 痴漢という犯罪

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    kazu_y 2018/07/27
  • 血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz

    2017年9月、糖尿病患者さんのための新しい血糖測定器 ”Freestyle Libre”、通称「リブレ」が日でも保険適応となった。 「リブレ」は従来の常識をくつがえし、血液を採ることなく手軽に血糖測定ができる夢のようなデバイスだ。頻回の測定が気軽にできるだけでなく、測っていない時間の血糖もメモリに記録し、あとからグラフで振り返ることができる。患者さんにとって点の情報でしかなかった血糖値は、線の情報として「見える化」された。 この「見える化」、単に便利なだけでなく、それ自体に治療的な効果があることもわかってきた。値がよく見えることは、よく管理することにつながるということだ。 とはいえ、見えすぎることもまた問題をはらんでいる。自分の意思などおかまいなしに暴れる血糖値を目の当たりにし、恐怖を覚える患者さんは少なくない。それは他ならぬ自分の身体すら、制御できない恐怖である。 そう、この血糖値と

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    kazu_y 2018/07/27
  • はあちゅう事実婚発表で見えた、日本人が囚われる「戸籍の呪い」 (水谷 さるころ) @gendai_biz

    離婚を経て、事実婚での再婚を選んだ漫画家でイラストレーターの水谷さるころさんは、先日事実婚を発表したはあちゅうさんを祝福しつつ、「事実婚への誤解に基づくコメントが山ほどある」ことに唖然としている。特に「戸籍が汚れる」という大量の意見に疑問を抱いたさるころさんが、事実婚と戸籍の仕組みを改めて説明する――。 はあちゅうさんは何度か私の事実婚についての著作を取り上げてくださっていました。その時に私が感じているのと同様に「法律婚をすると、男の稼ぎを頼りにしていると誤解される」ことへ共感してくださっていたので、ああ、いいご縁で事実婚を選択されたんだな……と、祝福の気持ちで報道を見ておりました。 しかし、SNSなどでは、はあちゅうさんへの祝福の声の中に、事実婚を正しく認識してないための誤解、偏見も見てしまうことになりました。例えば「AV男優との結婚だから。戸籍を汚さないために事実婚にしたのでは」という

    はあちゅう事実婚発表で見えた、日本人が囚われる「戸籍の呪い」 (水谷 さるころ) @gendai_biz
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    kazu_y 2018/07/21
  • 女性とも社会とも断絶する、米国のダークな非モテ「ミグタウ」の絶望(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    過激化し、犯罪に走る非モテ「インセル」がアメリカで問題になっているが、かの国には、よりダークな非モテ「ミグタウ」と呼ばれる人々もいる。女性への怨念をじくじくと培養し、社会とも関わらず、まるで既存の社会構造に対して静かにテロを仕掛けているようだ。「セラピーで顔は治らない」と絶望的な台詞を漏らす彼らの精神構造に迫った。「草系男子」など日文化からの影響も興味深い。 反フェミニズムの王国「マノスフィア」へようこそ 近年のアメリカでは、#MeToo運動が代表するようなフェミニズムの勃興がまずあり、それへのカウンターとして反フェミニズムの動きも活発化している。 フェミニズムの反対なので、メニズム(menism)という言い方もあるのだが、筆者の観測範囲では、メンズ・ライツ(男性の権利)運動、あるいはメンズ・ライツ・アクティヴィズムの略でMRAと呼ばれることが多いようだ。 議論は主にインターネット上の

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    kazu_y 2018/07/16
  • 私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔) @gendai_biz

    7月10日、甲南大学文学部より、記事に関し、「掲載画像の一部が恣意的に切り取られ、悪意を持って解釈される可能性がある。甲南大学のキャンパスであることが特定できる写真、学生の顔が写っている写真を削除してほしい」との要請がありました。 なお、著者の田野大輔氏は、事前に授業を受講している学生には写真撮影の了承を得ていました。 上記の要請を受け、7月12日より、記事のトップ画像、1〜2ページの画像を、削除するか、公開当初とは別の写真に差し替えています。 「受講生に制服を着させてグラウンドで行進や糾弾を行わせる『ファシズムの体験学習』という授業をやっています」 筆者がこう話をすると、たいていの相手は怪訝な顔をする。 「そんなことをして大丈夫なんですか?」 こうした懸念を抱くのも無理はない。何しろあの「悪の代名詞」たるファシズムである。ナチスを模倣したパフォーマンスを行うなど、いかにも問題がありそ

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    kazu_y 2018/07/06
  • 日本から「乳児遺棄」事件が絶対なくならない根深い事情 (井戸 まさえ) @gendai_biz

    産み場所がない…「孤立出産」という孤独 「高校の校舎裏に新生児遺体 千葉・市原市」 「歌舞伎町のコインロッカーに乳児遺棄容疑 25歳女逮捕」 「トイレで出産後、押し入れに乳児遺棄容疑 19歳を逮捕 大阪・箕面市」 「トイレで出産した赤ちゃんを生き埋めに 会社員の35歳母親を逮捕 東京・東村山市」 ここ数ヵ月の間に起った乳児遺棄事件の一部である。 このような事件が起る度に責められるのはきまって母親だ。「鬼畜」「鬼母」……。 それぞれのケースの背景は違うが、共通するのは産み場所もなく、途方に暮れる女性たちの「孤独」だ。 彼女たちの選択肢は「産むか、産まないか」ではない。「産めない」だ。 それを十分に理解していても、迷う。 産みたい気持ちと逡巡しているうちに、中絶可能時期は過ぎ、また時には妊娠したことも気づかないまま産み月を迎えてしまうことすらある。 そして悲劇は起るのである。 「内密出産」と「

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    kazu_y 2018/06/28
  • 日本の大企業が「情報弱者」に落ちぶれた、という危機的現実(柴 那典) @gendai_biz

    デジタルテクノロジーが社会に浸透し、これから何が起こるのか? 未来を語るときに私たちが陥りがちなバイアスとは? 今、日企業が抱える深刻な課題とは? 『さよなら未来』著者で『WIRED』日版前編集長・若林恵さんに話を聞いた。 これから起こる「質的な転換」 ――『さよなら未来』では、デジタルテクノロジーによって社会全体が中央集権から分散化に向かっていくということが書かれています。そういった時代の趨勢の中で、分散化されていないのは何かという発想で『WIRED』の特集を企画されていた。 はい。 ――この先も分散化の流れは様々な分野で続いていくと考えてらっしゃいますか。 完全にそうだと思います。 今のステータスがどういうことになっているかというと、ようやく当の意味でデジタルのテクノロジーが社会のかなり深いところまで浸透しきったという状況だと思うんです。 今までのように、SNS友達ができて「

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    kazu_y 2018/06/11
  • 「この国に陰謀論が蔓延する理由」歴史学者・呉座勇一に訊く(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    累計47万部のベストセラーとなった『応仁の乱』の著者で、歴史学者の呉座勇一氏が著した『陰謀の日中世史』(角川新書)が、11万部のヒットとなっている。 「関ケ原は家康の陰謀だった」「能寺の変には黒幕がいた」といった、日史の世界にあふれる「陰謀論」「俗説」を次々と論破していく快作だが、呉座氏が陰謀論に真っ向から立ち向かうのはなぜか。その理由を聞いた。 強い危機感を持っている いま、世の中には「陰謀論」があふれています。私は歴史学者として、この状況に強い危機感を持っています。 例えば、先日、財務省次官のセクハラ問題が起こった時には、「これはマスコミが安倍政権打倒のために仕組んだものだ」という意見がネットに氾濫しました。また、TOKIOの山口達也さんの事件起こった時には、「一種のハニートラップだったのではないか」という信じがたい意見が見られました。 なにか大きな事件が起こると、すぐに陰謀論、

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    kazu_y 2018/05/21
  • 検証・新橋「女子高生集団過呼吸」叱られると過呼吸になる子供たち (西脇 喜恵子) @gendai_biz

    5月11日に新橋のSL広場で大騒動となった女子高生集団過呼吸騒ぎ。遠足に来た横浜の高校で、新橋での集合時間に遅れた生徒4人が叱責された。その直後に7人の女子生徒が過呼吸の症状を訴え、病院に搬送されたのだ。 そもそもこういう集団過呼吸は頻繁に起こりうるのだろうか。そして「叱る」ことは一切できない世の中なのだろうか。元新聞記者の臨床心理士・西脇喜恵子さんが解説してくれた。 集団発作とは何か 今回、高校生が次々と過呼吸症状を訴えたのは、金曜日の夕方、しかも人通りの多い駅前広場。プライバシーを保護するために大きな目張りがされ、多くのマスコミも繰り出したことで、より騒ぎが大きくなったようですが、このような集団過呼吸、挙げれば似たような事例はこれまでにもありました。例えば2017年をちょっと見てみても次のような例が報じられました。 ・3月、大阪の小学校で音楽の授業中に具合が悪くなったとして、14人が病

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    kazu_y 2018/05/16
  • 『我々はなぜ我々だけなのか』が科学ジャーナリスト賞2018受賞!(川端 裕人)

    2018年の科学ジャーナリスト賞に、ブルーバックス『我々はなぜ我々だけなのか』(川端裕人著/海部陽介監修)が選ばれました。この賞は科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果をあげた個人を日科学技術ジャーナリスト会議が表彰するもので、選考にあたっては社会的なインパクトがあることが重視されます。また、優れた啓蒙活動をした科学者や科学技術コミュニケーターなども対象としています。 作品の受賞理由は以下の通りです。 著者の川端裕人さんに、受賞の感想と、作品への思い入れを語っていただきました。 ※ 「科学ジャーナリスト賞2018」決定についての公式HPはこちら https://jastj.jp/info/20180425/ ※作品は第34回「講談社科学出版賞」の受賞作品にも決定しました! (2018年7月20日追記) 世界で唯一無二の ――このたびは2018科学ジャーナリスト賞の受賞、

    『我々はなぜ我々だけなのか』が科学ジャーナリスト賞2018受賞!(川端 裕人)
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    kazu_y 2018/05/09
    光のネットワークに持ってかれた
  • 衝撃!経産省が環境省の「温室効果ガス削減プラン」を握りつぶした(町田 徹) @moneygendai

    取り返しがつかないかも 経済産業省の頑なな原子力発電の存続策は、日を地球温暖化対策で世界の異端児にしてしまうのだろうか。 2年半前のCOP21で採択された「パリ協定」を無視するかのように、4月27日、経済産業省は総合資源エネルギー調査会の分科会に対し、2030年の電源構成目標を見直さない「第5次エネルギー基計画」の骨子案を提示した。それどころか、10年越しの懸案である2050年までのCO2排出削減計画の具体化策を盛り込まない判断も下したのである。 筆者の取材で、経済産業省はこの方針を押し通すため、2050年の原発依存度が「9~7%」と2030年目標値(22~20%)の半分以下になる、と指摘する環境省の環境基計画案を潰した事実も浮かび上がってきた。 経済産業省の方針は、骨子提示の8日前に、外務省の有識者懇談会が河野外務大臣への提言で「日の2030年の(CO2排出)削減目標は“High

    衝撃!経産省が環境省の「温室効果ガス削減プラン」を握りつぶした(町田 徹) @moneygendai
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    kazu_y 2018/05/08
  • 10万人死亡「東京大空襲」の翌朝、政府が何と言ったかご存じですか(大前 治) @gendai_biz

    頻発する空襲を経てもなお「空襲は怖くない。逃げずに火を消せ」と言い続けた日政府(前回記事を参照)。この方針は、一挙に大規模となった東京大空襲の被害を目の当たりにしても、変更されなかった。 一度始まった政府方針は、簡単には修正されない。それでも、当時の政府方針に立ち向かおうとした議員がいた。その渾身の言葉に耳を傾けて、いま私たちはどう生きるべきか考える糧にしたい。 10万人が死亡しても「空襲を恐れるな」 1945年(昭和20年)3月10日の深夜0時08分、約300機のB29爆撃機が東京上空に飛来し、約2時間で33万発以上の焼夷弾を投下した。「東京大空襲」である。 現在の江東区・墨田区・台東区を中心に、千代田区や江戸川区も含む広範囲が焼け野原となった。一夜で10万人が死亡し、罹災家屋は27万戸にのぼった。 この大惨事を受けて、さすがの日政府も「逃げずに火を消せ」の方針を変更するかと思いきや

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    kazu_y 2018/04/30
  • 内閣支持率が3割を切っても、自民党で「安倍降ろし」が起きない理由(古谷 経衡) @gendai_biz

    「青木率」でもまだ余裕がある 森友学園問題が沸騰してからはや1年。この問題は国有地の私企業に対する廉価売却という不透明な疑惑から、公文書改竄という新展開を迎え、加えて加計学園問題でも首相関与の疑惑が再燃した。最新のNNN世論調査によると内閣支持率は20%台の「危険水域」にはいった。 しかし政党支持率では、自民党は第二党である立憲民主党のそれを大きく引き離し、概ね30%~35%。「政党支持率と内閣支持率の和が50を下回るとその政権は退陣する」という「青木方程式(青木率)」に当てはめれば、第二次安倍政権は60近傍の準安全圏にある。自民党支持率を35%に固定すると、50を下回るためには内閣支持率は15%未満に低下しなければならない。要するにまだ余力を残している状態だ。 2009年の自民党下野選挙時(=鳩山由紀夫内閣誕生時)は、自民党と民主党(当時)の政党支持率は25%~30%程度で拮抗、追いつ抜

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    kazu_y 2018/04/18
  • 日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか? 育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日だけ? 子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。 育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、

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    kazu_y 2018/04/09
  • 防衛省が日報を隠蔽してまで秘密にしておきたい「不都合な真実」(半田 滋) @gendai_biz

    わざと探さなかった可能性 防衛省が「存在しない」としていた陸上自衛隊のイラク派遣の際の活動報告書(日報)が見つかった問題は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報隠ぺい事件と重なり、底無しの防衛省不信を呼び込んでいる。 小野寺五典防衛相は、今年1月に日報の存在を確認し、自身が報告を受けたのは3月末と説明したが、わずか2日後、日報の存在は1年前の3月27日に確認されていたことを明らかにした。 日報を探すよう命じられた陸上自衛隊は、その存在を1年近く防衛相に報告しなかったことになり、政治自衛隊を統制するシビリアンコントロールに赤信号が点いた。 なぜ、発見した昨年3月の時点で報告しなかったのか。山崎幸二陸上幕僚長は5日の会見で「国会で問題になっているとの意識はなかった、との報告を受けている」と述べ、隊員が無自覚だったことが原因と説明した。 この説明にはまったく説得力がない。 昨年2月20

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    kazu_y 2018/04/07
  • 松本人志「ネカフェ難民は、ちゃんと働いて」発言に足りなかったもの(大西 連) @gendai_biz

    記事によれば、同じく番組に出演していた社会学者の古市憲寿さんが「見えにくい貧困」も問題であるとの主旨の発言をしてくれていることもあり、必ずしも番組全体の方向性として「ネットカフェ難民にちゃんと働いてほしい」というような意味づけをしているとは思いません。 また、実際に松人志さんの発言に賛同する人もいるでしょうし、古市憲寿さんの発言に共感する人もいるでしょう。これ自体が一つの問題提起であるとも思います。 ですので、これを一つの契機として、ネットカフェ難民をはじめとする生活困窮者への支援、日貧困問題について取り組んでいる立場として、このネットカフェ難民の問題について書きたいと思います。 番組では限られた時間ですので、ネットカフェ難民の人たちの実態について、必ずしも伝えきれていないことも多いかと思います。 ここでは、ネットカフェ難民の実態について、彼らがネットカフェ難民でなくなることが困難な

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    kazu_y 2018/02/25
  • 日本が生み出した「アンダークラス」の怖ろしい実態(佐藤 優) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

    5つに分かれる日の階級 橋健二さんの『新・日の階級社会』は格差が固定化し、貧困が深刻な問題になっていることを実証的に示した好著だ。 橋健二氏は、現下日の階級を、資家階級、新中間階級、正規労働者、旧中間階級、アンダークラス(パート主婦を除く非正規労働者)の5つに分ける。 資家階級は、大企業のオーナーや経営者だけでなく、従業員5人以上の零細企業経営者も含む254万人、就業人口の4・1%を占める。平均個人年収は604万円であるが、零細企業の社長を含むと平均はこんなところなのだろう。平均資産総額は4863万円、その内、金融資産は2312万円だ。 新中間階級は高学歴の事務職や技師が中心で、1285万人で就業人口の20・6%を占める。平均個人年収は499万円で、資産の平均額は2353万円だが、持ち家がその多くを占める。持ち家のない人の平均額は935万円だ。 正規労働者は、それほど高いスキ

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    kazu_y 2018/02/24