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2016年1月6日のブックマーク (2件)

  • 自然科学のための数学(2014年)講義録

    自然科学のための数学I/II(2014年度) 2014年度の琉球大学理学部共通の講義「自然科学のための数学I」(前期)および「自然科学のための数学II」(後期)の講義録です。1回の講義ごとにその日の内容をまとめて夜に更新します。 このページでは板書のまとめと授業で使用したプログラムを掲載します。 赤字で書かれているのは授業中などに追加したコメントなどです。青字は学生からの質問など。その日の授業の最後には感想や質問を書いてもらいますが、その内容およびそれに対する解答を各日の講義録の最後につけます。 「自然科学のための数学I」の講義を始めるにあたって 御願いしたいこと まず、集中して聞いてください。授業中は目と耳と頭を私と私のしゃべっている内容に向けていただくよう、お願いします。教科書は指定せず、プリントにしていますが、そのため板書すべき量はかなり少ないはずです。時々、「ノートを取るのに忙しく

  • ニュートリノ振動ってなあに?

    画像はhttp://www.nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2015/ より 「ニュートリノ振動」 って何なのよ! ニュートリノが振動するって何? 振動と質量に何の関係が?? どうやってそんなことがわかるの? それがあったら何か役に立つの? と謎は尽きぬのですが... まずニュートリノの歴史 ニュートリノの存在が最初に示唆されたのは1899年のラザフォードの実験。彼は「β崩壊」と呼ばれる現象を観測していた。 1913年、このβ崩壊を詳しく調べたチャドウィックは、出てくる電子のエネルギーが「連続スペクトル」であることに気づく。 しかし、これはおかしい!?「なぜ?」は▼を見よ。 なぜ終状態が「電子+陽子」だとおかしい? のような終状態を考えると、始状態は静止した中性子だから、$m_e v = m_n V$という「運動量保存則」が成立す