3月8日は国際女性デー。病児保育などを運営するNPO法人「フローレンス」代表の駒崎弘樹さんは「女の子への呪いの言葉に耳を傾けないで」と語ります。 ◇ 春から小学生になる娘(6)が先日、「友達から『女のくせに』と言われた」と教えてくれました。まだ6歳になったばかりなのに。そんな娘に「女だからといってできないことは何もないんだよ」と力説しながら、「呪い」の言葉はこうやって幼いときから女の子をしばりつけていくのかと実感しました。 「女のくせに」など、女性に対するバイアスを押しつける言葉を、僕は「呪い」と呼んでいます。昨年末に放映された人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系列)で、登場人物の女性の1人が、女性への様々なバイアスを「呪い」と表現し、広まった言葉です。 「女子力」という言葉をはじめ、「女の子なんだから勉強はほどほどで」「結婚が幸せ」「子どもが生まれたら良き母親に」。日本の女の子
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