新党「たちあがれ日本」は13日、夏の参院選比例代表で使用する党の略称を「日本」とすることを決めた。昨年の衆院選では新党日本(田中康夫代表)が「日本」の略称を使っていた。両党が参院選の比例代表で候補者を立てて同じ略称を使うと、「日本」票は両党に案分されるが、「たちあがれ」としては「日本」が新党日本に全部流れるのを防ぐねらいがあるとみられる。 また、平沼赳夫代表は13日、テレビ朝日の番組で、参院選に田母神俊雄元航空幕僚長(61)を党公認で擁立する可能性について「彼は出ないと思う」とこたえた。複数の党関係者によると、田母神氏に出馬を打診したものの同氏が辞退を申し出たという。