“閣下”の仮面が、はがれていく…。2014年2月の東京都知事選を巡って運動員に報酬を払ったとして公職選挙法違反の罪で起訴された元航空幕僚長の田母神俊雄被告(67)の第2回公判が20日に東京地裁で開かれ、驚きの主張でかつての支持者らを落胆させた。弁護人は冒頭陳述で、都知事選での同被告の役割を「舞台で踊るだけの立場」だったと説明。「東京を守る」と訴えていたのは演技だったのか。当時の関係者らの証言によると、田母神被告の関心は政治より愛人にあったようだ。 スーツ姿だが、髪は乱れ、疲れた表情を見せる。田母神被告は、この日、口を開くことはなかった。代わりに弁護人が冒頭陳述で被告の主張を述べた。問われているのは、田母神被告が選対事務局長の島本順光被告(69)、出納責任者の鈴木新被告(57)らと共謀して、運動員にお金を渡したかどうかだ。 弁護人は、選対の意思決定において候補者の田母神被告は関わらないシステ
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