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■知事も「不適切」 選挙戦目前の10月、小川氏が主演の映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」を巡る騒動が起きた。 高松市の高校で7~9月に世界史の授業で3年生にこの映画を見せていた。高3のうち18歳の生徒は選挙権を得ており、「政治的中立を逸脱する不適切な教材に当たる」として、県教委が教員への処分を検討する事態に発展。教育長が謝罪し、知事も不適切との認識を示した。 教員は「主権者教育の一環」としているが、識者は「有権者となる生徒が通う選挙区内の学校で特定候補が題材の映画を授業で流したのは問題」と指摘した。 瀬戸内海放送では、大島監督の映画を取り上げた特集を岡山・香川エリアのテレビ局で唯一放送し、ネットでも公開していた。同放送は「公開時期は適切に判断します」としていたが、衆院選期間中は閲覧できない対応を取っていた。 映画を巡っては、小川陣営はチラシなどに積極的に盛り込んでいた。小川氏の知名度が
立憲民主党の小川淳也前衆院議員(比例四国)が衆院選香川1区に擁立を決めた日本維新の会や女性候補に対し、出馬を断念するよう求めた行動について、小川氏は15日の会見で、「ことさらおわびするつもりはない」と述べた。 香川1区は自民前職の平井卓也氏と小川氏の一騎打ちとみられていたが、今月8日に維新新人の町川順子氏が公認候補に決定。町川氏によると、10日に小川氏から直接電話があったほか、両親の実家にまで訪ねて来た。翌11日には維新の衆院議員の会合の場に”乱入”、馬場伸幸幹事長に擁立しないよう求めた。 町川氏と維新側は要請を拒否。複数の同党議員がその時の様子を写真を添えツイッターなどで小川氏の行動に不快感を示した。 町川氏は15日、「小川氏から電話で『町川さん出たら僕落ちるんですよ』『僕が落ちたら町川さんのせいですからね』と言われた」ことを明かした。 維新の馬場幹事長は「違う政党で、なんでそこまで踏み
次期衆院選の香川1区で出馬を予定している立憲民主党の小川淳也氏(比例四国)が、同選挙区への公認候補擁立を決めた日本維新の会に対し、出馬断念を迫り波紋を呼んでいる。自民候補に対し野党一本化を図る意図だが、「有権者の選択肢を減らすことはおかしい」「候補を立てる立てないは党の判断」などの批判が広がっている。 香川1区は、自民の平井卓也氏と共産からの支援も得る立民の小川氏による現職同士の一騎打ちとみられていたが、今月8日になって、元国会議員秘書で新人の町川順子氏が維新の公認候補に決まった。 町川氏の動きにすぐに反応したのが小川氏。街頭活動やツイッター上で、町川氏が以前、国民民主党代表の玉木雄一郎氏(衆院香川2区)の秘書だったことを紹介し「知らない人でないだけに少しショックを受けている」「選挙区選挙はどの党であれ、野党一本化すべき」などと主張した。 町川氏によると、公認発表後、小川氏本人から電話があ
漫画「マジンガーZ」を勝手に使った絵画を展示するなどし著作権を侵害されたとして、漫画家の永井豪さんとプロダクションが27日、展覧会を共同開催したJR東日本(東京)と財団法人東日本鉄道文化財団(同)に、計2000万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。 訴状によると、JR東日本などは2-3月、東京駅で32人が描いた山の絵を集めた展覧会を開催。頭に少女を載せたマジンガーZが描かれている作品「散策する奈緒子-八甲田遠望」を展示したほか、事前にこの絵を使ったポスターやチラシを配布するなどした。 永井さん側は「マジンガーZは鋼鉄製の巨大戦闘ロボットで、重厚な威厳が欠かせない」とし「単純なレバー操作で操縦する幼い女児が描き込まれているこの絵は、マジンガーZの力強いイメージを著しくおとしめる」と主張している。
緑豊かな島の原風景 小豆島西方の瀬戸内海に浮かぶ豊島。土庄町に属するこの島の最高峰・檀山(だんやま)(三四〇メートル)の東側に開けた唐櫃(からと)岡地区に、四季を通じて豊富にわき出ている清水がある。 「命の水」を汚すまいと、地域住民が交代で水場を清掃している=土庄町豊島、唐櫃岡 「知っとる限り、どんな日照りの時も水がかれたことはない」。元自治会長の高島正清さん(71)は島の人々の暮らしを今も支える清水の豊かさを強調する。 檀山のふもとにあるこの水場は、清水神社社殿、清水観音堂と一体となっており、社叢(しやそう)に包まれた荘厳な雰囲気と合わせ、地域の人々の信仰を集めてきた。 山の斜面を利用して、ひな壇のような現在の水場が築かれたのは一九二九(昭和四)年。豊島出身で石材業で成功した故中野喜三郎氏が多額の私財を寄付して完成した。 わき水を花こう岩の石壁でいったんせき止め、最上部の貯水槽から三つの
強毒性の新型インフルエンザ流行を想定した「発熱外来」の訓練を、岡山市の御津医師会が16日、実施した。感染拡大を防ぐため、患者役が車に乗ったまま受診するドライブスルー方式で、地域の住民ら約50人が参加した。 訓練は小学校の敷地を利用。患者役の住民が乗った車が到着すると、白い防護服を着た医師らが窓越しに診察にあたり、簡単な問診や治療薬の処方をした。「救急車お願いします」「子どもがひきつけを起こしています」などの声が飛び交い、参加者は「現実的な訓練でわかりやすかった」との感想を話した。 同医師会の森脇和久副会長は「1台につき1分間と見込んでいたが、もっとかかることが分かった」と収穫を語るとともに「新型インフルエンザの流行から1年たったが、いつまた強毒なものに変異するかわからない」と警戒を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの起源について、米国で「武漢ウイルス研究所からの流出説」が有力視され始めた。立証されれば、中国は巨額の損害賠償訴訟に直面する。 いったんは下火になっていた流出説が再び、注目されるようになったのは、ジョー・バイデン大統領が5月26日、中央情報局(CIA)など情報機関に「ウイルスの発生源を徹底調査せよ」と指示したのがきっかけだ。 その後、ウォール・ストリート・ジャーナルが相次いで「流出説」を裏付ける記事を掲載した。ローレンス・リバモア国立研究所が昨年5月にまとめた秘密報告の存在や専門家の寄稿などだ。これらは、いずれも「武漢の研究所から流出した可能性が高い」と結論付けていた。 加えて、バズフィードなど複数の米メディアが情報の自由法を使って、米アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長のメールを大量に暴露し、流出説に拍車を掛けた。 それによると、ファウチ氏は
希望の党は3日、民進党を離党した小川淳也氏(46)を公認した。同氏は、民主党県連代表だった昨夏の参院選香川選挙区で、全国唯一の共産党公認候補の一本化を実現、支援してきた。共産党もこれに応える形で今回、同氏が立候補予定の香川1区の候補者擁立を見送り、希望への選挙協力の検討を進めている。 希望はリベラル系議員を排除し、枝野幸男氏が立ち上げた新党「立憲民主党」候補には刺客を立てるなど厳しい対応を取ってきた。しかし、希望が小川氏を公認したことで、全国でも異例となる希望・共産の共闘が実現する可能性が出てきた。 小川氏は、細野豪志氏と近く、山尾志桜里氏の幹事長人事を進めていた民進党代表の前原誠司氏の側近の一人でもある。安保法制の反対集会に参加したり、自らのブログでも廃止を訴えていた。 また、先の参院選では、一度は出馬表明した民主党女性県議を公認候補から降ろしてまで、共産党候補に一本化。一緒に街頭演説に
希望の党は3日、民進党を離党した小川淳也氏(46)を公認した。同氏は、民主党県連代表だった昨夏の参院選香川選挙区で、全国唯一の共産党公認候補の一本化を実現、支援してきた。共産党もこれに応える形で今回、同氏が立候補予定の香川1区の候補者擁立を見送り、希望への選挙協力の検討を進めている。 希望はリベラル系議員を排除し、枝野幸男氏が立ち上げた新党「立憲民主党」候補には刺客を立てるなど厳しい対応を取ってきた。しかし、希望が小川氏を公認したことで、全国でも異例となる希望・共産の共闘が実現する可能性が出てきた。 小川氏は、細野豪志氏と近く、山尾志桜里氏の幹事長人事を進めていた民進党代表の前原誠司氏の側近の一人でもある。安保法制の反対集会に参加したり、自らのブログでも廃止を訴えていた。 また、先の参院選では、一度は出馬表明した民主党女性県議を公認候補から降ろしてまで、共産党候補に一本化。一緒に街頭演説に
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