新任課長意見交換会資料に議会軽視ともとれる内容を記載したとして総務部長の処分を求める決議案に起立して賛成する議員=3日午後、本会議場 石垣市の2023年度新任課長意見交換会で使用された議会対応に関する資料に「一般的に与党であれば前向き・積極的な答弁となり、野党であればその反対」との記述があった件で、市議会(我喜屋隆次議長)は3日の6月定例会最終本会議で、「議会軽視とも取れる内容」として資料作成者の総務部長の適切な処分を中山義隆市長に求める決議案を可決した。野党連絡協議会長の花谷史郎氏の提案に野党のほか中立系3人が賛成、11対10で可決された。(9面に関連) これに先立つ緊急質問で中山市長は「議員の指摘で混乱を来した点については厳重に注意したい。今後、資料についても文言を精査するよう指示したい」と答弁していたが、花谷氏は「信頼関係を揺るがしかねない重大な事態。議会の意思を示す必要がある」とし