12日投開票された東京都議選の結果に基づき、各党候補者の得票数を東京の衆院25選挙区ごとに再集計したところ、民主党公認・推薦候補の得票数の合計が、自民、公明両党の得票数を15選挙区で上回ったことが分かった。また、民主党は比例代表東京ブロック(定数17)で、8議席を獲得する計算となる。 試算によると、民主党は全25選挙区で自民党より得票が多かった。自民党は公明党の得票数を合わせても、東京2区、5~11区、18~23区、25区の15選挙区で民主党に及ばなかった。この中には、現行の小選挙区制で過去4回行われた衆院選で、自民党が一度も敗れたことのない8、10、11、23、25の5選挙区も含まれている。 民主党の候補が未定で公明党が都内で唯一、候補者を擁立する12区は、与党側が民主党を上回ったものの、6500票余りの小差だった。 一方、比例代表での民主党以外の獲得議席数は、自民党が5、公明、共産両党