2019年のラグビーワールドカップおよび2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて建設を予定している新国立競技場について、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、「国立競技場将来構想有識者会議」を開催。ザハ・ハディド氏のデザインを一部変更した設計案を了承した。専門家会議では、工事費用を2520億円と説明したが、その後の記者会見などで、可動席などが含まれていない事実が判明。総工費は3000億円を上回る可能性も出てきた。 総工費は3,000億超の可能性も 1年2ヶ月ぶりに開催された有識者会議。建設の難しさや建築コストの高さで、多数の建築家から批判ののぼっているザハ・ハディド氏の基本デザインは変更せず、部分的な「変更案」が了承された。デザインを選んだ選考委員会の委員長・建築家の安藤忠雄氏は欠席した。 今回発表された工事費用は、昨年5月の基本設計時の1,625億円から大きく膨らみ
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