福岡で開催されたコンピュータのマイクロアーキテクチャの学会であるMICRO 51において、プリンストン大学のRuby B. Lee教授が「セキュリティに配慮したマイクロアーキテクチャ設計(Security-aware Microarchitecture Design)」と題する基調講演を行った。 今年は、マイクロアーキテクチャのセキュリティ欠陥を突くSpectreやMeltdownといった攻撃が発見(正確には、発見は2017年であるが、広まったのは2018年)され、マイクロアーキテクチャのセキュリティが注目された。そのため、MICRO 51では、Ruby Lee教授の基調講演に加えて、セキュリティに関する論文発表セッションが2つも開催された。また、ラストレベルキャッシュを守る実用的な手法を提案した論文が最優秀論文賞を受賞した。 Grand Hyattホテルで開催されたMICOR 51でSe