ユーザー企業とともにクラウドネイティブな金融システムを構築したアクセンチュア。スクラムマスターが語る開発の舞台裏に続き、アーキテクトチームの3人にはテクノロジー面でのこだわりについて聞いた。(以下、敬称略 インタビュアー ASCII編集部 大谷イビサ) クラウドネイティブな金融システム開発を支えるアーキテクトチームの役割とは? ASCII 大谷イビサ(以下、大谷):前回はスクラムマスターにおもにプロジェクトの概要とユーザー企業との協業について聞いたのですが(関連記事:アクセンチュアのスクラムマスターが語る銀行システム開発の舞台裏)、今回はテクノロジー面のこだわりについて聞いていきたいと思います。みなさんが所属するアーキテクトチームについて教えてください。 アクセンチュア 阿部倉泰平氏(以下、阿部倉):アーキテクトチームは最大数十人で、6つのチームから構成されています。それぞれ星川さんのいる