友人のお蔭(ネームを手伝っていただいた)で、『進歩と改革』の原稿できた。思ったより絵も荒れなかった。 「治安利権」と「東京都『非実在青少年』規制条例」 鎌倉圭悟 二〇一〇年現在、都議会では「青少年健全育成条例改正案」が焦点になってます。マンガ、携帯電話、ネットが標的です。 内容は 【1】 十八歳未満の児童に見えるキャラは「非実在青少年」と定義する。「児童を性の対象として扱う風潮の根絶」するため、マンガは全て自主規制せよ。 【2】 1の規制に都民は協力する義務を負う。都は規制に協力する市民団体を税金で支援する。 【3】 児童ポルノの単純所持規制(罰則なし) 【4】 児童がネットでの書き込みで他人に迷惑をかけたり、被害を招いたりしたら、都は保護者や児童に対し調査・勧告を行う。 官製悪書追放運動に協力しないと、「非国民」ならぬ「非都民」という… 戦前の「隣組」みたいですね。〔注一〕 これに対