脳幹出血で意識不明の状態が続いていた歌手桑名正博さん(59)が、心不全のため入院先の大阪市内の病院で亡くなったことが26日、分かった。桑名さんと親しい関係者によると、この日午後、桑名さんが亡くなったとの知らせがあり、長男でミュージシャン美勇士(31)は名古屋から急きょ、桑名さんの元へ向かったという。桑名さんのもとには栄子夫人らが付き添っていた。 桑名さんは今年7月13日に香川・小豆島でライブに出演。翌14日に妹の晴子と、母澄子さんが住む兵庫県西宮市の自宅に立ち寄った後、大阪市内の別の自宅に帰り、15日未明に体調不良を訴え、倒れた。 当初から意識がなく、医師からは「数日しかもたない」と言われていたが、驚異的な回復力で、心拍数などの数値も安定。しかし、最近になって、体重も減少し、じょじょに体力が落ちていた。