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  • 次世代電池の基本戦略 経産省が誤りを認めたわけ - 木代泰之|論座アーカイブ

    次世代電池の基戦略 経産省が誤りを認めたわけ 「全固体電池」の夢を美化しすぎて異例の反省表明に至るも、電池産業崩壊の危機が迫る 木代泰之 経済・科学ジャーナリスト 経済産業省の蓄電池政策をめぐる文書が話題になっている。それは今年3月に開かれた「蓄電池産業戦略検討官民協議会」に提出された資料(以下、稿では「文書」と表記)で、蓄電池政策の基戦略が誤っていたことを率直に認める内容だったからだ。 中韓企業がリチウムイオン電池で日を逆転 文書は「これまでの政策に対する反省」という見出しの下、以下のように述べている。 「これまでの蓄電池政策は、将来のゲームチェンジにつながると言われる全固体電池の開発に集中投資し、次世代技術で蓄電池産業を維持・拡大していくことを基戦略としていた。他方、現在主流のリチウムイオン蓄電池は、政府の強力支援を得た中国韓国企業がコスト面も含む国際競争力で日を逆転。競

    次世代電池の基本戦略 経産省が誤りを認めたわけ - 木代泰之|論座アーカイブ
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    kenchan3 2022/07/24
    国が旗振りすると、民間開発者リソースを食い潰すからね。全固体も車屋の意向が強すぎる。
  • 立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ - 今井 一|論座アーカイブ

    立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ 目先の損得で”魂”を売った過去を国民は忘れていない 今井 一 ジャーナリスト・[国民投票/住民投票]情報室事務局長 衆議院議員選挙での敗北を受けて立憲民主党の代表を辞任した枝野幸男。その後任を決める代表選が11月19日に告示された(11月30日投開票)。この代表選については、論考の後半で触れるとして、まずは4年前に前原誠司・民進党代表が提唱して枝野を含むほぼ全議員が賛同・了解した民進党議員の「希望の党へのなだれ込み」問題についてとりあげたい。 今更と言うなかれ。あの一件での彼らの行動は、政治家としての良心、能力というものをはかる格好の材料だし、今につながる不人気の「因子」がそこに潜んでいると私は考える。旧民主党の多くの議員、政治家が陥った「基理念は二の次」ともいえる右往左往はあそこからひどくなり、多くの支持者に不信感を

    立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ - 今井 一|論座アーカイブ
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    kenchan3 2021/11/24
    四年前のまとめとして、ああそうだったなと記憶を振り返るのには良い記事。
  • 「ナゴルノ・カラバフ戦争」が終結:アルメニアの敗北とロシアの痛手 - 塩原俊彦|論座アーカイブ

    「ナゴルノ・カラバフ戦争」が終結:アルメニアの敗北とロシアの痛手 旧ソヴィエトでのロシアの影響力低下が世界全体におよぼす地政学上の変化は 塩原俊彦 高知大学准教授 2020年9月27日からはじまった「ナゴルノ・カラバフ戦争」は、11月10日夜のアゼルバイジャン、アルメニア、ロシアの首脳による、紛争地域での敵対行為を終わらせるための合意文書への署名でひとまず終結されることになった。合意はアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、アルメニアのニコル・パシニャン首相、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が署名したもので、アリエフがこの合意を「アルメニアの事実上の軍事的降伏」と呼んだように、アルメニアの敗北を強く印象づける内容になっている。 問題は、コーカサスにおける紛争がロシアに与えた打撃であり、旧ソヴィエト空間に対するロシアの影響力の低下が世界全体におよぼす地政学上の変化にある。 合意の内容

    「ナゴルノ・カラバフ戦争」が終結:アルメニアの敗北とロシアの痛手 - 塩原俊彦|論座アーカイブ
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    kenchan3 2020/11/14
  • アマゾンに日本政府のIT基盤を丸投げする菅政権~NTTデータはなぜ敗北したのか - 佐藤章|論座アーカイブ

    アマゾンに日政府のIT基盤を丸投げする菅政権~NTTデータはなぜ敗北したのか 菅政権「デジタル改革」の罠(2) 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 今から167年前の1853年、浦賀沖に米国ペリー提督率いる黒船が来航して徳川幕府は上を下への大混乱に陥り、明治維新につながっていった。それ以来、日人の保守的で慣習に流されがちな側面を揶揄して「黒船が来ないと改革はできない」としばしば表現される。 10月1日から、次期政府共通プラットフォームは米国企業のAmazonが提供するAWSAmazon Web Services)のクラウド・コンピューティング・サービスに移る。この事態をわかりやすく言えば、「みんなで黒船に乗って改革してもらおう」という話だ。 「みんなで乗れば怖くない」という意識が安倍政権の方針を引き継いだ菅政権にはあるのかもしれないが、当に「怖くな

    アマゾンに日本政府のIT基盤を丸投げする菅政権~NTTデータはなぜ敗北したのか - 佐藤章|論座アーカイブ
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    kenchan3 2020/09/29
    なんか微妙に分かってるのかわかんない記事。AWSはあくまでITインフラのレンタルなので、上物は誰かが作んなくちゃいけないのに。ITインフラ部分が国産でないのを嘆きたいのならNTTデータはあんま関係ないし
  • 「リーク」とは何か~当局はジャーナリズムを使って情報操作する - 高田昌幸|論座アーカイブ

    「リーク」とは何か~当局はジャーナリズムを使って情報操作する 黒川検事長と記者の賭け麻雀問題から「権力と報道の関係」を考える 高田昌幸 東京都市大学メディア情報学部教授、ジャーナリスト 黒川弘務・東京高検検事長=辞職=と新聞記者らが賭けマージャンを繰り返していたことに関連し、引き続き「権力と報道」の関係を整理したい。 前回の拙稿『黒川検事長と賭け麻雀をした記者は今からでも記事を書け』では、権力監視こそがジャーナリズムの務であるから、大意、それを抜きにして「密着の是非」のみを問うてもあまり意味がないと記した。同時に、権力監視は「成果=報道記事」で示すしかないのであり、結果を出せていない以上、国民から種々の批判を浴びても仕方ないとも記した。 今回は「リーク」を軸にして、権力と報道の関係を考えたい。 「当局のリークは怖い」 「リーク」という言葉自体は、すっかり社会に浸透している。各国の機密文書

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    kenchan3 2020/06/20
  • 新型コロナ。埼玉県1000人の患者が示す感染者の変化と院内感染の怖さ - 松浦新|論座アーカイブ

    新型コロナ。埼玉県1000人の患者が示す感染者の変化と院内感染の怖さ ウイルスが高齢者ねらい撃ち、男女の割合が逆転、「自粛警察」の弊害も 松浦新 朝日新聞経済部記者 感染者の確認が減ったように見える新型コロナウイルスだが、埼玉県の約1000人の感染者を分析すると幾つかの特徴が浮かんでくる。まず、女性の医療従事者と高齢者のウエイトが高まり、男女の割合が逆転した。また、4月上旬の緊急事態宣言後に「主役」だった中年男性の感染確認が急減する一方、院内感染にブレーキがかからない。 「おうち」で暮らすステイ・ホームの「自粛生活」には、一定の効果はあったようだが、いよいよ動きが見えなくなったウイルスが、抵抗力が落ちた高齢者をねらい撃ちにする構図も透けてみえる。 急増する70歳以上・30代の患者。50・60代は急減 埼玉県で確認された新型コロナ感染者は5月20日現在で延べ997人。19日には陽性者の発表が

    新型コロナ。埼玉県1000人の患者が示す感染者の変化と院内感染の怖さ - 松浦新|論座アーカイブ
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    kenchan3 2020/05/22
    若干否定的な論調だけど、現状の事実のまとめとしては興味深い内容
  • 給付金の遅れとマイナンバーカードは関係ない - 赤木智弘|論座アーカイブ

    新型コロナウイルス蔓延に伴う自主規制。町を歩く人は減り、経済活動の著しい足かせに対して当初から国民に対する大規模な給付金の必要性が問われてきた。 最初は和牛券やお魚券でお茶を濁されかけたが、野党の追及や国民からの厳しい声もあり、遅ればせながらもなんとか10万円の一律給付という最低限の生活保障のための政策がとられた。 5月1日、さっそくオンラインで申し込んだ その「特別定額給付金」を受給するためのオンライン申請が一部の自治体でスタートした。 マイナンバーカードを利用して「マイナポータル」から、自分が住民票を持つ自治体へ申請を行うことができる。オンライン申請ができるのは「マイナンバーカード」を取得しており、かつマイナンバーカードに埋め込まれたICカードを読み取るための装置などの環境がある人に限られる。 マイナンバーを持っていない人は、後日郵送で申し込み用紙が送られるので、現状でマイナンバーカー

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    kenchan3 2020/05/09
    役所の給付金や減額措置はたくさんあるのに、知らないと使えない、手続きが複雑すぎて使えない、対象判別が複雑すぎてわからない。
  • コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 - 清義明|論座アーカイブ

    コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 不要不急は人それぞれ 小さな生活の自己決定権をめぐる争いの現場 清義明 ルポライター 狭い空間に密集し、一心不乱にパチンコの盤面にむかっている人々の群れがいた。満員である。 低い天井に据えつけられたエアコンの風がめいっぱい降りかかり、入り口付近には背の高い大きなイオン効果の空気清浄機が備えつけられ、そこからもこれでもかと風が吹きつける。出入口には消毒液のスプレーをもったスタッフがいて、入ってくる客たちの手にスプレーをかけている。客はそれぞれ消毒液を手のひらでこすりながら、狭い通路に並ぶ背中をすり抜け自分の台のイスに座り、それから退屈そうに盤面の煌びやかに輝く液晶画面に向き合い始める。 盤面には「手洗い」と書かれたPOPが差し込まれていた。みな無言であるが、店内のBGMと盤面から出るけたたましい電子音で、たとえしゃべっていたとしても、耳を寄せなければ聞き

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    kenchan3 2020/05/05
  • 私はこうしてコロナの抗体を獲得した《前編》保健所は私に言った。「いくら言っても無駄ですよ」 - 佐藤章|論座アーカイブ

    私はこうしてコロナの抗体を獲得した《前編》保健所は私に言った。「いくら言っても無駄ですよ」 恐らくはジャーナリストとして初めてであろう「私のコロナ体験記」 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 「コロナからの脱出生還記」と銘打って大々的に書けないわけでもないが、そのようなことはやめて、まずは事実だけを淡々と書き記しておこう。恐らくはジャーナリストとして初めての体験記になるだろうから、何かの役には立つかもしれない。 4月21日午後3時過ぎ、私は東京・新宿の駅ビル7階にあるナビタスクリニックを訪れていた。用件は、新型コロナウイルス(COVID19)の二度目の抗体検査を受けるためだった。 まずはコトの発端から経緯を記録していこう。 38度の発熱は3日目にして平熱に戻った 私は3月27日と28日に連続して「論座」に出稿した。28日に出した記事『緊急事態宣言が目前に迫

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    kenchan3 2020/04/24
  • 「マスク2枚の真相」炎上と「官僚神話」の崩壊 - 井戸まさえ|論座アーカイブ

    マスク2枚の真相」炎上と「官僚神話」の崩壊 「一生懸命」という評価軸から脱皮しないと、未知の危機を回避することはできない 井戸まさえ ジャーナリスト、元衆議院議員 安倍総理大臣は4月7日にも、新型コロナウイルスに対し緊急事態宣言を発出する。背景には東京都内の感染者は累計1000人を超え、小池百合子知事は「リンクが追えない数が増えているのが大きなポイント。(感染拡大は)新たな段階に入った」との認識を示し、国の判断を求めたこともあるだろう。 こうした中で、エイプリールフールに発表された「マスク2枚」政策に対する国民の批判が収まらない。さらにこの週末、政策立案者の官僚がSNSで投稿した一の記事が炎上している。 匿名で政策推進をする官僚の自己主張 炎上元となったのは経済産業省に所属する浅野大介氏が自らのFBで「シェアしてほしい話」とした投稿である。 マスク2枚の真相[シェアしてほしい話] エラ

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    kenchan3 2020/04/07
  • コロナ対策 従順なはずの日本がなぜ「総力戦」を闘えないか - 木下ちがや|論座アーカイブ

    中国の武漢を中心に発生したコロナウイルスは、いまや世界を覆いつくしている。リーマンショックを超える景気減速を伴うこの複合的危機に対して、世界各国は独自の対策を強化している。 隔離、移動制限を基とする感染抑止については、これまで中国が、都市封鎖等の市民的自由を大幅に制限する対策を講じてきた。こうした政策は中国のような権威主義的な国家だけの対策と思われていた。ところが、自由・民主主義体制をとる欧米諸国でも、次々と市民的自由を制限する強力な社会統制策が実行に移され、もはや日だけが「自粛」という緩やかな対策にとどまっている。この違いなぜ生じたのだろうか。 緊急事態宣言の発令準備へ わが国では2月初頭に、横浜大黒埠頭に係留された英国船籍「ダイヤモンド・プリンセス号」における大量感染者の発生以後、政府主導の対策がなされてきた。2月29日には安倍総理が記者会見で「この一、二週間が瀬戸際」と宣言、さら

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    kenchan3 2020/03/27
    『日本のリベラルの論調は、いまや「欧米諸国の緊急事態統制は評価しつつ、日本の緊急事態宣言の発令には慎重」という、やや分裂したものになっているのだ。』
  • 元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【1】  - 中川右介|論座アーカイブ

    元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか 菅直人インタビュー【1】 事故のリアリティはよく出ている。ただし描かれていないことも多い 中川右介 編集者、作家 東京電力福島第一原発事故から9年。事故対応にあたった原発職員たちの苦闘を描いた映画『Fukushima 50』(若松節朗監督)が公開されている。映画の中の内閣総理大臣は、怒鳴り散らすだけで役に立たない、ある種の「悪役」として登場しているのだが、当の菅直人元首相は自身のブログなどで「よく出来た映画だ」と、意外にもこの映画を好意的に評価している。菅元首相の著書『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』(幻冬舎新書)も担当した編集者・評論家の中川右介さんが、その真意と事故当時の模様を改めて聞いてみた。 「たしかに、私も大声を出しました」 ――3.11の原発事故を扱った映画は、いくつかありますが、事故の様子をこれだけリアルに再現

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    kenchan3 2020/03/11
  • 新型コロナウイルス対策で専門家の顔が見えない日本 - 浅井文和|論座アーカイブ

    新型コロナウイルス対策で専門家の顔が見えない日 政府には正確で平易な情報発信ができる感染症に強いスポークスパーソンが必要だ 浅井文和 日医学ジャーナリスト協会会長 新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、テレビや新聞、雑誌、ネットメディアなどにさまざまな専門家が登場して見解を述べている。なかには専門家同士で見解がい違うことがある。知識と経験をもつ感染症対策専門家からは「あの人のコメントは間違っている」という話が聞こえてくるのだが、一般国民には誰が信用できて誰が信用できないのか区別がつかない。不安が広がってしまう。この際、政府や公的機関からの情報発信が重要になる。国民に正確でわかりやすく安心できるメッセージを伝えられるか、その手腕が問われている。 英ジョンソン首相は専門家と会見 3月3日、英国のボリス・ジョンソン首相が記者会見を開き、感染拡大に備えた「行動計画」を発表した。 日の安倍

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    kenchan3 2020/03/09
    そうそう。首相が公衆衛生の専門家の意見を聞いて一緒に会見するだけなのに。やることがたとえ正しくても誤ったメッセージを国民に伝えてるのがわからんのだろうな。
  • ダイヤモンド・プリンセス号。岩田教授の衝撃動画と問題の本質 - 米山隆一|論座アーカイブ

    ダイヤモンド・プリンセス号。岩田教授の衝撃動画と問題の質 問題は「医学」ではなく「マネジメント」。方針を示し責任を引き受けるトップの不在だ 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授が2月19日、「ダイヤモンドプリンセスはCOVID-19製造機 なぜ船に入って一日で追い出されたのか」という動画をYouTubeに投稿したところ(現在は削除されていますが、書き起こしが残っています。)、国内外に大きな反響を呼び、これに対して元厚生省技官で、ダイヤモンドプリンセス号内で実務に携わっていた沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩医師が反論し(高山氏のFB)、さらに大きな論争を巻き起こしました。 この論争のさなか、ダイヤモンド・プリンセス号の検疫の現場責任者である橋岳厚生労働副大臣が、反論をツイートしたのち削除したことで(参照)、論争はさらに加熱したものになりました。

    ダイヤモンド・プリンセス号。岩田教授の衝撃動画と問題の本質 - 米山隆一|論座アーカイブ
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    kenchan3 2020/02/22
    政治家が成功したなんて報告する態度をするんじゃ、今回の件は将来のもっとひどいパンデミックが起きたときのための経験にもならん。
  • 旭化成より特許が4年早かった三洋電機の謎を追う - 高橋真理子|論座アーカイブ

    ノーベル賞授賞式でカール16世グスタフ国王からノーベル化学賞のメダルと賞状を授与される吉野彰・旭化成名誉フェロー=2019年12月10日、ストックホルムのコンサートホール、代表撮影 旭化成の吉野彰さんが12月10日、スウェーデン・ストックホルムで晴れ舞台に立った。米テキサス大のジョン・グッドイナフさん、米ニューヨーク州立大のスタンリー・ウィッティンガムさんとともにリチウムイオン電池開発への貢献が高く評価されてのノーベル化学賞受賞である。 この3人の名前が発表された10月初め、急ぎ特許について調べた私は、旭化成よりも4年早く三洋電機が特許を出願していたことを知った。世界で最初に商品化したのはソニーであるとか、グッドイナフさんの研究室で正極を開発したのは東芝の水島公一さんだったといった情報は吉野さんの受賞決定とともに広く報じられたが、三洋電機の名はとんと報道されなかった。なぜなのだろうか?とい

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    kenchan3 2019/12/12
  • 冷戦終結で共産主義が崩壊し古い資本主義が蘇った - 大野博人|論座アーカイブ

    冷戦終結で共産主義が崩壊し古い資主義が蘇った 冷戦終結30年、エマニュエル・トッド氏に聞く 大野博人 元新聞記者 30年前の1989年11月9日、ベルリンの壁が開放された。壁が象徴していたソ連・東欧の共産主義独裁体制も、その年崩壊へと向かい、戦後の世界を東西に二分してきた冷戦体制が終わった。世界はこれから民主主義と市場経済によって平和で豊かな時代に入る。多くの人はそう楽観していた。 しかし今、民主主義も市場経済も疑問符を突きつけられている。結局、それらはエリートや特権階級を利するだけで不平等を拡大するばかりの仕組みでしかなかったのではないかと。人々が抱く不満に左右のポピュリストがつけいる。30年前の期待はすっかり色あせてしまった。 フランスの人類学者・歴史学者、エマニュエル・トッド氏は、早くからソ連という体制の限界を指摘し、その解体を予測していた。慧眼の知識人は、20世紀の大きな節目から

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    kenchan3 2019/11/09
  • 市街地のヒグマを生け捕りにしないわけ - 松田裕之|論座アーカイブ

    市街地のヒグマを生け捕りにしないわけ 札幌市のヒグマ捕殺に抗議数百件という事態に考える「シカとクマへの認識の差」 松田裕之 横浜国立大学大学院環境情報研究院教授、Pew海洋保全フェロー 「北海道のヒグマも個体数調整を考えるべきだ」と題する記事(以下「前稿」)を2019年8月2日に載せた直後、札幌市内の住宅地でヒグマが銃により捕殺された。これは全国紙でも報道された。札幌市には、主として道外から、捕殺に対する抗議が数百件寄せられたという。なぜ生け捕りにできないのか、札幌市も北海道もすでに説明しているが、ここで改めて説明する。 2018年の北海道のヒグマ捕獲数は約850頭 まず、生け捕りにするには、捕獲数が多すぎる。2018年の北海道のヒグマ捕獲数は約850頭である。2011年の国会答弁によると、2010年にツキノワグマも合わせ全国で3952頭のクマ類が駆除されている。これらをすべて生け捕りにす

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    kenchan3 2019/08/29
  • 大本営は信じられていなかった - 辻田真佐憲|論座アーカイブ

    「あてにならない当局発表」の比喩として、いまも盛んに使われている大営発表。もともとは、日軍の最高司令部・大営によって行われた戦況の発表をいった。最終的にそこでは、敵戦艦の撃沈が4隻から43隻に、空母の撃沈が11隻から84隻に水増しされ、反対に、味方戦艦の喪失が8隻から3隻に、空母の喪失が19隻から4隻に圧縮された。そのデタラメぶりがあまりにひどかったために、戦後70年以上がすぎてなお、さまざまな場面で引き合いに出されつづけている。 それにしても、アジア太平洋戦争下の国民は、大営発表をどれくらい信じていたのだろうか。現在から振り返れば、このような虚報を無邪気に信じていたとは思えない。ただ、その実態は意外とつかみにくい。というのも、世論調査にあたるものが当時あったわけではないからだ。 当然ながら、戦後の回想は使いづらい。「信じていた」という証言は「だまされていた。したがって責任はない」

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    kenchan3 2019/06/26
    初期の英米は大負けしてたので、結構嘘が多かった。負けが込めば嘘つくのは洋の東西を問わない
  • 原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 - 石川智也|論座アーカイブ

    原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 男女差別、血統重視、米国傾倒…皇室の矛盾はますます露呈していく 石川智也 朝日新聞記者 「令和」の英訳はbeautiful harmony(美しい調和)なのだという。聖徳太子の憲法十七条冒頭には「和をもって貴しとなす さからうなきを宗となす」とあるが、この「和」こそ日人にとって、個の突出を抑え争いの顕在化を鎮める知恵であり続けた。首都東京のど真ん中にはそんな集団主義と同質性の象徴的空間があるが、もはや様々な文化と利害が衝突し分断の亀裂や断層が走る社会で、この禁域が発する磁力はどこまで通用するのだろうか。 平成の時代に生じた国民と天皇との関係が新たな「国体」をつくりだした、と分析する原武史・放送大教授に、前回記事『原武史「平成は天皇制を強固にした」』に引き続き、「象徴」の未来について聞いた。 大正天皇の方が人間的だった ――右派や保守派は天皇の明確

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    kenchan3 2019/05/12
  • 福島原発廃炉に外国人労働者、「使い捨て」の声 - 青木美希|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    「貧しいから出稼ぎに来ているのに、ここで働いて持って帰る金は、その後の治療費にも満たないだろう」 あるベトナム人男性はネットに書き込んだ。東京電力が福島第一原発の廃炉作業に特定技能の外国人労働者を受け入れると決めたことに対してだ。ベトナム人らからは「使い捨てにされる」との声が上がっている。 東電の決定について、私は4月18日、朝日新聞の朝刊1面で報じた。これまでの取材で原発労働者や外国人労働者支援者、専門家がそれぞれの経験から懸念を示した。問題意識を投げかけたかった。 外国人労働者の受け入れを拡大するため、政府は技能実習生から移行できる新たな在留資格「特定技能」を4月に始めた。外国人労働者の廃炉作業は、2つの大きな問題をはらんでいる。 一つは、技能実習生が置かれている最低賃金割れや不当な残業、外出制限などの劣悪な環境が、そのまま特定技能に移行して引き継がれる恐れがあることだ。廃炉作業の現場

    福島原発廃炉に外国人労働者、「使い捨て」の声 - 青木美希|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
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    kenchan3 2019/04/30
    初期の原発を日本につくるときも、GEはアメリカから何人もの黒人を連れてきてたからね。