一体、なぜここまで惹かれる人が出てくるのかさっぱりわからない。ゼロ年代のお笑いブームを牽引した芸人であり、原作・製作総指揮を手がけた映画『えんとつ町のプペル』をヒットさせた西野亮廣についてそう思っている人は決して少なくないだろう。西野、そして彼の周辺を取材してみてわかったことがある。彼はインターネット上に渦巻く「批判」の数々に辟易した人々のニーズを確実に捉えているということだ。 彼が仕掛けるクラウドファンディングは常に「アンチ」からの批判で溢れている。 《500円(※ツンデレ好き限定)このリターンを購入したことを西野亮廣と会った時に言っていただけると、 西野がぶっきら棒に「ああ。ありがとう」と御礼をします。》 《5000円【西野&西畠と時計台を作れる権利】》 あっという間に目標金額を達成したが、ツイッターを検索すればなぜここまでして「権利」が購入されているかわからないという声が多くヒットす