熊本地震で大きな被害を受け、全面運休している第三セクター「南阿蘇鉄道」(高森町、17・7キロ)を支援しようと、地元の鉄道写真家宮本快暢(よしのぶ)さん(44)=南阿蘇村吉田=が同鉄道の写真を使った絵はがきや写真集を制作、売り上げの一部を寄付する取り組みを始めた。宮本さんは「全国に南阿蘇鉄道の魅力を伝え、支援の輪を広げたい」と力を込める。 宮本さんは埼玉県出身。全国のローカル鉄道を撮影する中で「谷も山も水田もある阿蘇の雄大な景色や、車両のかわいさにひかれた」と、南阿蘇鉄道沿線での定住を決意。2013年、阿蘇白川駅(南阿蘇村)近くに自宅を構え、以降も毎日のように撮影を続けた。 ところが同鉄道は、熊本地震でトンネルに無数の亀裂が入り、線路の一部も流失して運行が止まった。「何とか力になりたい」と、作品を絵はがきなどにして売り、義援金にすることを思い立った。 春に映える桜色の車両、雪に覆われた
「すべての道は熊本に通じる」とは、蒲島郁夫前知事が熊本県内の道路整備に向けた意気込みを語る際に使ってきたフレーズ。地域高規格道路などの骨格的な道路や鉄道網は、地域・産業の活性化はもちろん大規模災害時の重要性も注目されています。連載企画「移動の足を考える」では、熊本県内の〝足〟の現在の姿を紹介し、未来の形を考えます。 学んで得する!お金の話「まね得」 お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得を目指す記者と一緒に楽しく学んでいきましょう。 ※次回は「相続・贈与は難しい」前編。7月12日(金)に更新予定です。
熊本電鉄は11日、「くまモン」をラッピングした2本目の電車(2両編成)の運行を始めた。 前面や側面に加え、内部にも様々な表情のくまモンが登場している。2本態勢になったことで、熊本電鉄の線路には毎日、「くまモン電車」が走るようになった。 同社は2014年3月、初めてくまモンをラッピングした電車の運行を始めた。人気を集め、外国人観光客も訪れるようになったが、定期検査に入ると数か月間運行できないため、「毎日走らせられるように」と2本目の導入を決めた。 この日は営業運転に先立ってファン向けの「お披露目乗車」もあり、集まった人たちは歓声を上げたり記念撮影を楽しんだりしていた。熊本市北区高平の女性(31)は、電車とくまモンが大好きな長女(2)と訪れた。「好きなものの組み合わせで、親子そろって楽しみでした」と笑顔で語った。 北熊本駅の山本秀一監督助役(41)は「『くまモン電車』がいつでも見られるようにな
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熊本地震で線路や橋、トンネルが大きな被害を受けた第三セクター、南阿蘇鉄道(本社・熊本県高森町)が窮地に立たされている。本震があった4月16日から全線が運休。復旧に要する費用は少なくとも30億円と見込まれ、運行再開には1年以上かかるとみられている。一方で、同様に厳しい財政事情を抱える全国の三セク鉄道が「支援切符」の販売に乗り出すなど、薄日も差してきた。(吉国在) 高齢者ら支える 南阿蘇鉄道は、旧国鉄高森線を継承し、南阿蘇村など沿線の自治体が出資する第三セクターとして昭和61年4月に運行を始めた。阿蘇高原一帯の高森駅(高森町)-立野駅(南阿蘇村)間を結ぶ計10駅(路線距離17・7キロ)を走る。 熊本市や阿蘇市にある高校、病院へ通う学生や高齢者ら地元住民の足を支え、平成26年度の利用者は延べ約24万人。小さな機関車を前後につなげたトロッコ列車や、日本で最も長い14文字の駅名「南阿蘇水の生まれる里
4月14日に発生した熊本地震で、南阿蘇鉄道は全線の運行を見合わせた。安全を確認し、16日の朝から運行を再開する予定だった。しかし「本震」とされる16日未明の地震で甚大な被害を受けて不通となった。とくに立野~長陽間は、2つのトンネルで内壁の崩落や亀裂が見つかり、鉄橋の橋桁も損傷、線路は250mにわたって流出しているという。 それから3週間が過ぎ、もうすぐ1カ月になろうとしている。この地震では熊本電気鉄道や熊本市電、JR九州各線も大きな被害を開けた。これらの鉄道の復旧は着々と進み、残すは豊肥本線一部区間と南阿蘇鉄道全線となっている。どちらも復旧には膨大な費用がかかる。とくに南阿蘇鉄道の復旧費用は少なくとも30億円、鉄橋の架け替えが必要になると50億円ともいわれている。余震が続き、大雨によってさらに土砂災害が発生するおそれもあり、復旧費用の見積もりすら取れない状況のようだ。 JR九州の被災に関し
熊本県の第三セクター、南阿蘇鉄道が熊本地震で甚大な被害を受け運休している。全線復旧には概算で30億~50億円も必要という。それでも何とかしたい。九州全体で知恵を絞り、力を尽くそう。 全線再開した九州新幹線のような大動脈ではない。しかし、高校生や高齢者など地域を支える重要な足だ。近年は観光路線として外国人客も増えていた。熊本や九州にとって必要不可欠な鉄道だ。 旧国鉄赤字ローカル線を引き継いだ三セク鉄道の経営はそもそも厳しい。関係5町村の出資比率が99・95%の南阿蘇鉄道も例外ではない。新駅設置、観光トロッコ列車の運行など経営努力を重ねてきた。それでも、2014年度経常損益が345万円の赤字となるなど、ぎりぎりの経営を続けてきた。そうした中での被災である。 似たような経営状況にある秋田、茨城、千葉、鳥取の三セク鉄道4社が支援に立ち上がり、復興祈念切符を発売した。南阿蘇鉄道も義援金の募集を
熊本県には熊本電鉄という私鉄があります。正式名称は熊本電気鉄道株式会社。通称、熊本電鉄です。 田園地帯をゆったりと走り、市の中心部近くにある終点・藤崎宮前駅まで行きます。以前、熊本電鉄の車窓から眺めていると、並走しているミニバイクに電車が追い抜かれたことがあります。本当にゆったりと走っていると実感しました。また全線において、平日・土曜は9:00 ~ 15:30の間、日曜祝日は終日、列車内に自転車を無料で持ち込むことができます。ゆったりしていますよね。でも、時間は正確だし渋滞もないので、かえって早く目的地に着くことができます。 さて、鉄道ファンに有名なのが「青ガエル」の愛称で知られる5000系電車(初代)。車体の色といい、形といい、確かに青ガエルですね。東急電鉄から1985年に譲り受け、長らく活躍してきました。現在は上熊本~北熊本間を走っています。しかし車体の老朽化は避けられず、少しずつ引退
熊本地震で被災した南阿蘇鉄道。阿蘇大橋近くの立野駅周辺では、ゆがんだ線路を大量の土砂が覆った=4月17日(南阿蘇鉄道提供) 写真を見る 熊本地震で被災し、全線運休中の第三セクター南阿蘇鉄道(熊本県高森町)が廃線の危機に立たされている。運行再開には1年以上かかるとみられ、30億~50億円に上る復旧費用の確保も見通しが立たない。災害で大きな打撃を被るのは、経営基盤の弱いローカル線共通の事情。秋田、茨城など三セク鉄道4社が支援切符を販売し、仲間の苦境を助けようとする動きも出てきた。 南阿蘇鉄道は1986年、旧国鉄高森線を継承して開業した。営業距離は高森駅と立野駅(南阿蘇村)を結ぶ17・7キロ。阿蘇山の麓を走るトロッコ列車や、日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が全国の鉄道ファンに親しまれている。地元では主に熊本市や大津町、阿蘇市の高校や病院へ通う生徒、高齢者が利用している。 震
熊本地震で被災した南阿蘇鉄道。阿蘇大橋近くの立野駅周辺では、ゆがんだ線路を大量の土砂が覆った=4月17日(南阿蘇鉄道提供) 熊本地震で被災し、全線運休中の第三セクター南阿蘇鉄道(熊本県高森町)が廃線の危機に立たされている。運行再開には1年以上かかるとみられ、30億~50億円に上る復旧費用の確保も見通しが立たない。災害で大きな打撃を被るのは、経営基盤の弱いローカル線共通の事情。秋田、茨城など三セク鉄道4社が支援切符を販売し、仲間の苦境を助けようとする動きも出てきた。 南阿蘇鉄道は1986年、旧国鉄高森線を継承して開業した。営業距離は高森駅と立野駅(南阿蘇村)を結ぶ17・7キロ。阿蘇山の麓を走るトロッコ列車や、日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が全国の鉄道ファンに親しまれている。地元では主に熊本市や大津町、阿蘇市の高校や病院へ通う生徒、高齢者が利用している。 震度7を記録した
熊本地震で第3セクター南阿蘇鉄道が、線路の流失などの被害を受け、全線運休になっている。年間の鉄道運輸収入がわずか約1億円の小さなローカル線。復旧には少なくとも1年以上かかるとみられており、約30年前の会社設立以降、最大の危機を迎え、支援の動きも出始めた。 南阿蘇鉄道は、熊本県南阿蘇村(立野駅)と同県高森町(高森駅)までの17・7キロを結ぶ。赤と青のカラフルなトロッコ列車が阿蘇カルデラの中を走る観光路線だ。渓谷に架かる高さ62メートルの鉄道橋「第一白川 橋梁 ( きょうりょう ) 」(全長約166メートル)では徐行し、乗客は渓谷の絶景や、国の天然記念物に指定されている原始林の眺めを堪能できる。日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」があることでも知られる。 同社によると、南阿蘇村立野地区の土砂崩れで線路が約250メートルにわたって流失。同地区の橋梁の基礎部分に亀裂が入り、2本のトン
熊本地震で第3セクター南阿蘇鉄道が、線路の流失などの被害を受け、全線運休になっている。年間の鉄道運輸収入がわずか約1億円の小さなローカル線。復旧には少なくとも1年以上かかるとみられており、約30年前の会社設立以降、最大の危機を迎え、支援の動きも出始めた。 南阿蘇鉄道は、熊本県南阿蘇村(立野駅)と同県高森町(高森駅)までの17・7キロを結ぶ。赤と青のカラフルなトロッコ列車が阿蘇カルデラの中を走る観光路線だ。渓谷に架かる高さ62メートルの鉄道橋「第一白川橋梁(きょうりょう)」(全長約166メートル)では徐行し、乗客は渓谷の絶景や、国の天然記念物に指定されている原始林の眺めを堪能できる。日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」があることでも知られる。 同社によると、南阿蘇村立野地区の土砂崩れで線路が約250メートルにわたって流失。同地区の橋梁の基礎部分に亀裂が入り、2本のトンネルで無数
「すべての道は熊本に通じる」とは、蒲島郁夫前知事が熊本県内の道路整備に向けた意気込みを語る際に使ってきたフレーズ。地域高規格道路などの骨格的な道路や鉄道網は、地域・産業の活性化はもちろん大規模災害時の重要性も注目されています。連載企画「移動の足を考える」では、熊本県内の〝足〟の現在の姿を紹介し、未来の形を考えます。 学んで得する!お金の話「まね得」 お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得を目指す記者と一緒に楽しく学んでいきましょう。 ※次回は「相続・贈与は難しい」前編。7月12日(金)に更新予定です。
熊本県の南阿蘇村と高森町を結ぶローカル線、南阿蘇鉄道(立野-高森、17・7キロ)が熊本地震の深刻な被害を受け、全線運休している。土砂崩れで線路が寸断され、トンネルの亀裂や線路のゆがみなどが多数発生。全線復旧には最短でも1年以上、工事費用30億~50億円がかかる見通しだ。 被害が特にひどいのは、山深い地域を走る立野-長陽間で、約250メートルにわたって土砂が線路内に流入。第一白川橋梁(きょうりょう)では橋桁にひずみ、立野橋梁では橋脚にひびが生じている。さらに二つのトンネルで内壁が剥がれたり、無数の亀裂ができたりした。線路のゆがみは全線に及び、温泉施設を併設する「阿蘇下田城ふれあい温泉」駅では、駅舎の瓦が線路に降り積もった。車両への被害はなかった。 運営会社によると、被害を把握する目視の調査は終わったが、詳細な確認はこれからだ。周辺道路も地震で寸断され、危険箇所も多く、復旧の手順も決まって
トロッコ列車で知られ、熊本地震で大きな被害を受け運行を休止した第三セクター、南阿蘇鉄道(熊本県高森町)が、全面復旧までに1年以上かかる見通しになっていることが28日、同社などへの取材で分かった。土砂崩れが相次いだ南阿蘇村の住民らが生活の足として利用しており、高森町は、学校が再開する5月9日から代行バスを運行する方針。 南阿蘇鉄道は1986年に営業を開始し、立野駅(南阿蘇村)~高森駅(高森町)の全長17.7キロを結ぶ。通常の列車に加え、週末や観光シーズンなどに1日2往復するトロッコ列車で人気を集めるが、地震でトンネルや鉄橋に亀裂が入るなどし、全線で運行を休止した。 同社が調査したところ、特に南阿蘇村西側の立野地区の被害が甚大で、渓谷にかかる日本初の鉄道用鋼鉄アーチ橋「第一白川橋梁(きょうりょう)」は壊れ、立野駅から東へ約1.2キロの線路上には約250メートルにわたって土砂が流れ込んでいた
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