ブックマーク / banraidou3rd.hatenablog.com (4)

  • 本屋のいくつかの未来についてのつまらないエントリ - 万来堂日記3rd(仮)

    屋ってどうなっていくのだろう? 再販制度がそのまま維持されて、ダイエットしていく つまり、今と何も変わらないとしたら、今の傾向がそのまま続いていくわけで、いい感じに屋の店舗数が減り、出版社の数も減る。 そして新刊書の市場がある程度小さくなったところで、落ち着くんだろう。 注意しなければいけないのは、ゲームやDVDやCD(まあ、それぞれどの業界も厳しいんだとは思うが)と比較して、新刊書というのは扱っている業態が極端に限られているということ。ええと、ぶっちゃけて言うとね、ゲームやCDやDVDは電気屋さんでも扱うことが多いし、TSUTAYAやGEOでも扱うことが多い。新刊書は? まあ、新刊書店くらいだわな。あとはコンビニに一部の雑誌と一部のコミックが入荷するくらい。 これは勘にすぎないけど、まあ、地方ではいくつかの市町村をひとまとまりとして、その中に1〜2店舗、郊外型の中型店舗が残る、程度で

    本屋のいくつかの未来についてのつまらないエントリ - 万来堂日記3rd(仮)
    kenkaian
    kenkaian 2008/05/06
    個人的には、書店の減少は都市部から起こると思います。実際、家賃の高騰でブックファーストや旭屋書店クラスの資金力を持つ法人すら、都心に店を持つことが苦しくなってきていますし。
  • 書籍の割引販売自体はいいと思うのだけれど…… - 万来堂日記3rd(仮)

    asahi.com:「売れ残った」半額に 出版社17社、ネットで格販売 - 出版ニュース - BOOK 再販契約で定価販売を義務づける出版業界で、「売れ残った」をインターネット上で値引き販売しようという試みが、12日から格的に始まる。これまでの絶版や期間限定の割引販売から一歩進め、小学館や集英社、講談社、文芸春秋などの大手出版社が、絶版の一歩手前の「在庫僅少(きんしょう)」を提供し、半額で通年販売する。出版不況で書籍の4割が読者の手に届かず返品されるなか、価格を拘束しない「第2の市場」を創設しての復活をはかるのが狙いだ。 それでも格運用を始める背景には、市場の縮小と膨大な返品量に業界全体がもたなくなるという危機感がある。昭和図書の推計では、書店で売れ残って出版社に返品される書籍は年間5億冊を超え、そのうち約2割の1億冊が断裁処分になり損失は820億円に及ぶ。断裁するぐらいな

    書籍の割引販売自体はいいと思うのだけれど…… - 万来堂日記3rd(仮)
  • 世界はフリーターで出来ている - 万来堂日記3rd(仮)

    ……というのは明らかに言いすぎだけれども。 私なんざ社会経験に乏しいもので小売業の経験しかなく、失業経験はあってもフリーター経験はないのだけれど、日の小売業というのは正社員のサービス残業とパートさんの低賃金に支えられている。この2つなしでは日の小売業は崩壊する。というか、店によっては既に崩壊していたりする。 同僚や先輩達、後輩達と話していて良く感じるのは、自分達が雇ったフリーターを、「労働力」としてではなく「社会人」として成長させていこうという意識が薄いことだ。ぶっちゃけ、当に使い捨てなのである。 フリーターさんや新入社員には、ずっとこの職場で働くわけではないにしても、なにか次のキャリアへとつながるようなものを学んでいって欲しい。ステップアップして行って欲しいと思うのだが、どうやらそういうのは今は流行らないらしい。 また「駄目だったら切ればいいじゃん」って人の方が会社側から見ると成果

    世界はフリーターで出来ている - 万来堂日記3rd(仮)
    kenkaian
    kenkaian 2006/08/05
    蒙を啓かれる好エントリでした。サービス業が人件費を削って利益を出す構造になったのはどうしてでしょうかねぇ。先が思いやられます。
  • 新古書店が金を払えと言われる二つの理由と、俺が金を払いたくねえなあと思う二つの理由 - 万来堂日記3rd(仮)

    脈絡ないけれど、ちょっと前から考えていたことなんで書いておこうかと。 ええと、私は新古書店の店員であります。 新古書店が著作権者に「お金払ってくれない?」と言われる理由は、私の知る限り二つあります。 ・「新古書店とかのおかげで収入が減って生活が苦しいのよ。そもそも新刊が出なくなったら元も子もないわけだし。お金払ってくれないかな?」 これ、確かにそうだなあと思うんですが、「じゃあ、いくら払ったら著作者の来得られるはずだった利益をカバーすることになるのかしら?」となると、さっぱりわかりません。 「新古書店やマンガ喫茶や図書館からお金がもらえるように要望しなきゃ」という声はよく聞こえてくるんですが、具体的に「だいたいこれくらいの利益が侵害されているんで、このくらいいただけませんかね?」という試算が、ほとんど示されないんすよね。 こっちゃあ言ってみれば身銭を切るわけですから、「身銭を切ったけれど

    新古書店が金を払えと言われる二つの理由と、俺が金を払いたくねえなあと思う二つの理由 - 万来堂日記3rd(仮)
    kenkaian
    kenkaian 2006/06/25
    両方とも同感。前者は特に。新品で買う人がいないものは中古でも売れないってのはある種の真理かと。
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