今回は、Mac OS X 10.6 Snow Leopard、Ubuntu 9.10、Windows 7で用意されているメーラーの使い勝手を比較する。メーラーには、メール受信、文書作成、メール送信など、さまざまな利用場面が存在する。そこで今回は、誰もが一度は行うであろうメールアカウントの設定作業に注目することにした。なお、本連載の第1回、第2回ではUbuntu 9.04で検証したが、今回からUbuntu 9.10を利用にしている。 対象とするメーラー 今回は各OS付属のメーラーで、GmailをIMAP形式で受信できるところまでを検証する。 この連載で取り上げているOSのうち、Windows 7はOSのインストール時にメール送受信のためのソフトウェアが用意されない。Windows Vistaでは、OSとともに「Windowsメール」というメーラーがインストールされていた。