米Microsoftが重要な情報――例えば小売り版「Windows 7」の価格体系――を発表する場合,一般的には疑問に答えることが目的であって,疑問を増やすためではない。ところが,先週に行われたWindows 7の価格体系発表では,かえって疑問が増えてしまった。同社が数カ月かけて発表内容を練ってきたことを考えると,これは非常に意外だ。 同社は2009年6月25日(米国時間),Windows 7の小売り価格を発表し,「Windows 7 Home Premium」「同Professional」を格安販売する期間限定プロモーションを表明した(関連記事:Windows 7は10月22日に発売、米マイクロソフトが価格とアップグレードプログラムを正式発表/Windows 7を50ドルで格安販売,USBメモリー版の計画も)。奇妙なことに「同Ultimate」はプロモーションの対象に入っていない。主要メ