まさに「生き馬の目を抜く」という表現がふさわしいほどスピード感にあふれ、競争の激しい外資系金融のフロントオフィス。 男性でさえ生き残るのが厳しい中、たくましく、時にしなやかに、数千万円という高給を得ている女性たちは、ただ者ではない。 外資系金融に身を置いた筆者は、男でも女でも、そして人間でもない?“猛女”達の生態を目にしてきた。 外資金融のフロントオフィスは男女問わず派手な肉食系が多い。モーレツに働き、飲み、遊び、金を使う。 男性だと、モデルや女子アナとの交際、外車、既婚者は不倫といった例は枚挙にいとまがない。 だが女性版肉食系は少し違う。 彼女たちは、バツイチ、バツ2、子持ちでも気にせず、ブランドファッションに身を包み、暇はエステに旅行に、ボーイフレンドはいても金銭的には依存せず、女性として自分の人生を謳歌(おうか)する新種の女子である。 肉食系おじさんキラーAさんは都心のペントハウス在