この記事では、 JavaScript で文字コードを扱う際に知っておくべき概念である Code Point や Code Unit、サロゲートペア、といったものについて説明していく。 また、具体的にそれらの概念を使ってどのようにコードを書いていくのかについても扱う。 この記事に出てくるコードの動作確認は以下の環境で行った。 Deno 1.26.0 TypeScript 4.8.3 Code Point (符号位置) プログラムで文字を表現する方法は複数あるが、 JavaScript では Unicode という方法を採用している。 Unicode ではあらゆる文字に対して一意の値を割り振ることを目的としており、この値のことを Code Point (符号位置)という。 Code Point は 16 進数の非負整数で、文章中で表記するときは接頭辞としてU+をつける。 例えばAという文字の
美乳テーブルとは 「美乳テーブル」という物がある。 「EUC-JP の文章を Shift_JIS だと誤認識されない様に、EUC-JP 固有のバイト値を文章先頭付近に埋め込んでおく」という物。 具体的に、Shift_JIS には 0xFD と 0xFE が現れず、EUC-JP にはそれが現れるので、その値を含む文字コードを書いておこうという事で、その文字の集合に付いた名前。 “美” = 0xC8FE、“乳” = 0xC6FD。 各文字エンコーディングの事情 但し、これは EUC-JP での話。 一応、文章の先頭付近に日本語の文字を書いておくのは、他の文字エンコーディングでも認識のヒントにはなるけど。 逆に「Shift_JIS の文章を EUC-JP だと誤認識されない様にする」には、EUC-JP にはないバイト値の 0x80〜0xA0 を書けばいいんだろうけど、これは沢山ありそうだから、慎
文字コード再入門 ─ Unicodeでのサロゲートペア、結合文字、正規化、書記素クラスタを理解しよう! 文字コードには、どのような種類があり、それぞれどのような意味を持つのか、といった、文字コードの基本的な概念、従来の文字コードを紹介し、現在のUnicodeの構成を概説し、プログラミングにおいて注意すべき箇所をいくつか取り上げます。 ソフトウェア開発に携わる方の多くは、何らかの形で文字コードに触れることがあるでしょう。文字や記号をコンピュータ上でデータとして扱うには、文字コードの知識が必要不可欠です。 本稿では、書籍『プログラマのための文字コード技術入門』の著者である矢野啓介さんが、知っておきたい基礎知識を分かりやすく解説します。 文字コードとは? Unicode以前の文字コード Unicodeとその主な符号化形式 UTF-16 UTF-32 UTF-8 Webで文字コードを指定する仕組み
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