東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で11年です。年月の経過とともに、教訓をどう語り継ぐかが課題になる中、各地で犠牲者を追悼し、記憶を伝える行事が行われます。 死者・行方不明者2万2200人超 2011年3月11日の午後2時46分ごろ、東北沖でマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、東北や関東の沿岸に高さ10メートルを超える津波が押し寄せました。 警察庁などによりますと、これまでに確認された死者と行方不明者は1万8423人となっています。 また、長引く避難生活で体調が悪化して死亡するいわゆる「震災関連死」に認定された人は、復興庁と各都県によりますと今月10日現在で3786人とこの1年で11人増えました。 「関連死」を含めた死者と行方不明者は2万2209人にのぼります。
