タグ

ブックマーク / wiredvision.jp (13)

  • 「クールジャパン時代」の終わり | WIRED VISION

    「クールジャパン時代」の終わり 2011年5月25日 カルチャーメディア コメント: トラックバック (0) フィードカルチャーメディア (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) WIRED VISIONが終了するとのことで、今回でこのコラムも最終回である。 もともと自分の中では、このコラムは昨年出した『キャラクターとは何か』(ちくま新書)の執筆ノートのような位置づけだったので、そろそろ終わってもいい頃合だったという気もする。 最後にここで書いてきたことの総括というか、前述の新書を含めた自分自身の執筆動機のようなものを述べておきたい。 00年代という「クールジャパン」の時代、マンガやアニメといったサブカルチャーが文化や商品としてだけではなく政治的な注目まで集めるようになり、これまでになく多くの学者や文化人がそれらについての言説を紡ぐようになった。 私は批評家でも専

  • 米国のファンが日本アニメを「海賊」する理由 | WIRED VISION

    前の記事 高速で人間を追跡? 米軍の『チーター』ロボ 米国のファンが日アニメを「海賊」する理由 2011年2月28日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア Nate Anderson [「海賊」をテーマにした日のアニメ作品/松零士氏『キャプテン・ハーロック』] テキサス州の弁護士Evan Stone氏は1月17日(米国時間)、ネットでアニメ番組をファイル共有したとして、匿名の被告1337人を訴えた。裁判は、日からアニメを輸入し販売している米FUNimation社のために起こされたもので、この1337人は、P2Pサイト『BitTorrent』を駆使し、同社が米国で提供するアニメ番組『One Piece』を、『Hulu』等のサイトで無料でストリーミングを視聴できる状況にしていたという。(筆者は今年1月に関連記事を書いている(英文記事)。) アニメファンたちは、

  • Facebookの人気者『どーもくん』:ゲームも展開 | WIRED VISION

    前の記事 「Wikileaksの機密公開」を説明するアニメ動画 映画『トロン』のバイク、実車販売(動画) 次の記事 Facebookの人気者『どーもくん』:ゲームも展開 2010年12月 1日 カルチャー コメント: トラックバック (0) フィードカルチャー Tony Sims [日の公共放送局NHKのマスコットとして1998年に初めて登場した『どーもくん』は、現在、世界中で大流行している(日語版記事)] どーもくんは『Facebook』上でも際立った存在で、ファン数は20万人近くに達しているほか、フィギュアや帽子や衣服、アクセサリー等も人気商品だ。 『Facebook』のゲーム『Planet Domo』では、プレイヤーたちが『どーもくん』を探して世界中を旅する。 その旅の中で、プレイヤーたちは目的地のカードを集め、それらをFacebook上で公開したり、友達たちとシェアできる。また

  • 『パックマン』30周年、岩谷徹氏にQ&A | WIRED VISION

    前の記事 標的はMSとApple:「Googleの新アプリストア」 『パックマン』30周年、岩谷徹氏にQ&A 2010年5月24日 カルチャー コメント: トラックバック (0) フィードカルチャー Chris Kohler Photos: Chris Kohler/Wired.com 30年前、ビデオゲームは根的に変化した。 1980年5月22日、日ゲームメーカーであるナムコは、最初のパックマンマシンを、トレンディな渋谷の映画館ビルに設置した。そして同社は今年の5月22日、ビデオゲーム世界にとって最初の永続するキャラとなった、この小さな黄色い円の30周年を祝った。 パックマンはメディアのスーパスターにもなった。ランチボックスにも漫画にも、雑誌の表紙にも登場し、1982年のディスコ・アルバム『Pac-Man Fever』は、ポップスのトップ10にも入った。 [パックマンは日よりむし

  • コンテンツ産業とキャラクタービジネス | WIRED VISION

    コンテンツ産業とキャラクタービジネス 2010年5月25日 経済・ビジネスカルチャーメディア コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネスカルチャーメディア (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) 最近、1月に出した新書について何人かのひとと話をする機会があり「いまいち話が通じてない感じだな」と思ったポイントがいくつかあった。もちろん基的には自分の筆力の問題なのだが、ある程度はマスコミやネットにおける用語の用法の混乱の影響があるのではないかと思う。 私見ではその「用法が混乱している」と思われる用語の最たるものは「コンテンツ産業」という言葉である。 この言葉についてはここでも以前からその成り立ちや用法について何度か触れてきたが、経済産業省監修で毎年出されている『デジタルコンテンツ白書』によれば、「コンテンツ産業」とは「映像/音楽・音声/ゲーム/図書

    kettle
    kettle 2010/05/26
  • 『トイ・ストーリー』3D版/『トイ・ストーリー2』3D版:魅力増した2本立てで『3』の前に復習を | WIRED VISION

    『トイ・ストーリー』3D版/『トイ・ストーリー2』3D版:魅力増した2立てで『3』の前に復習を 2010年1月29日 ピクサー・アニメーション・スタジオの長編劇場映画第1作で、世界初のフルCGアニメーション長編映画である『トイ・ストーリー』(1995年)と、その続編『トイ・ストーリー2』(1999年)が、新たに3D版に生まれ変わって2立てで2月6日から公開される(日語吹替版のみ)。 オリジナルの2D映像から演算処理で擬似的に3D変換する方法(こちらの方が時間もコストも抑えられる)ではなく、レンダリングのデータにいったん立ち戻り、これを最新のソフトウェアに移したうえで、右目用の画像と左眼用の画像をそれぞれ1コマずつ再レンダリングしたという。 その甲斐あって、2作とも極めて自然な3D映像に仕上がっていた。比較するなら、『1』(便宜的にそう呼ぶ)は総じて画面全体にフォーカスが合っている絵作

  • 「ポップ」がわからない | WIRED VISION

    「ポップ」がわからない 2009年10月27日 (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) 以前、マンガ評論家の伊藤剛と話をしていて「小田切さんはポップがわかるから」といわれて唖然としたことがある。 聞いたときに思わず「はあ?」とか間の抜けた声を出してしまったのだが、意味がよくわからなかったので「ポップはポップだろう」的な返答をしたら、彼の意図としては「最近の若いヤツはポップがわからないから話が通じない」というようなことをいいたかったらしい。「最近の若いヤツは云々」というのは私たち自身散々いわれてきたことだろうから彼には悪いがとりあえず棚上げするとして、そこで私が思ったのは「ポップがわかる」ってどういうことだろう?ということだった。 彼と雑談してるときは80年代後半から90年代前半くらいまでのポップミュージックやロックの話をしてることが多いので(それ以降は私自身がロ

  • 「ハローキティ+スターウォーズ」のステッカー・シリーズ | WIRED VISION

    前の記事 『iPhone 3G S』を分解、CPUのアンダークロックなどが判明(動画) オタクのための世界旅行ガイド 次の記事 「ハローキティ+スターウォーズ」のステッカー・シリーズ 2009年6月23日 John Scott Lewinski Image courtesy Hello Wars ステッカー・シリーズ『Hello Wars』は、1980年代に子ども時代を過ごした少女たち全てのお気に入りだった『ハローキティ』からヒントを得ている。1枚1ドル、セットで10ドルだ。 キャラには、[帝国軍の機動歩兵ストームトルーパー的な]Storm Kitty、[ハン・ソロの相棒チューバッカ的な]Chew Kittyや、[ロボットR2D2をもじった]R2K2などがいる。 スターウォーズを女の子たちに売り込むことは、間違ってはいないだろう。しかし、かつて偉大だったBoba Fett(ボバ・フェット)

  • 「いたずら書きは集中力を高める」その理由は | WIRED VISION

    前の記事 機械たちが人間を襲う未来:『ターミネーター』新作を画像で紹介 最高時速145キロ、MITのソーラーカー 次の記事 「いたずら書きは集中力を高める」その理由は 2009年3月 2日 Brandon Keim Image: the prodigal untitled13/Flickr いたずら書きが好きな人たちよ、良いニュースだ。いたずら書きは、気を散らせ、時間の無駄となる習慣だと同僚たちは考えているかもしれないが、こうした習慣が実際には、集中力を促進することで周りから一歩先んじるのに役立つ可能性があるのだ。 録音されたメッセージに登場する名前を憶えているようにと指示された実験では、耳を傾けながらいたずら書きをしていた人たちは、そうでなかった人たちよりも記憶が優れていた。これは、いたずら書きがわずかに注意力を逸らせるにしても、実際のところは、退屈なメインの仕事を行なっている間の集中力

    kettle
    kettle 2009/03/02
  • 日本の精巧な弁当アート「キャラ弁」:画像ギャラリー | WIRED VISION

    前の記事 「画素数の競争はもはや過去」:富士フイルムの新しいCCDとは 時速はナノメートル:分子でできた世界最小の車『ナノカー』、動画 次の記事 日の精巧な弁当アート「キャラ弁」:画像ギャラリー 2009年2月 6日 Scott Thill キッチンのアーティスト『AnnaTheRed』さんは、自分のビデオゲームSFへの愛を、精巧なべられる芸術品に注ぎ込み、幸運なボーイフレンドの1日を明るくしている。 AnnaTheRedさんが作り出す一風変わったべ物への賛辞は、日式弁当(bento)の枠を超え、サンドイッチやチーズトーストにまで広がっている。ただし、テーマは変わらない。ビデオゲームSFなど、このカップルが共有するオタク的な興味だ。 「日にはキャラ弁(キャラクター弁当)ブログがたくさんある」と、AnnaTheRed氏はワイアードのインタビュー{英文記事、一部の内容をこの翻訳に

  • 世界に広がるハローキティ:『iPhone』壁紙や台湾の病院にも | WIRED VISION

    前の記事 任意の場所で核爆発をシミュレーションできる『Google Maps』マッシュアップ 『Google Docs』の設定にご用心:知らないうちに書き換えも? 次の記事 世界に広がるハローキティ:『iPhone』壁紙や台湾の病院にも 2009年1月23日 Brian X. Chen 無表情だが人気のキャラクター『ハローキティ』のイラストが入っているというだけで、プラスチック製の筆箱や薄い生地でできたリュックサック、そう上等には見えない財布などがびっくりする価格で販売されているが、今度は、『iPhone』向けの壁紙に、ポリゴンでできたハローキティが登場した。 『Hello Kitty Wallpaper iPhone』アプリケーションには、とは思えない様々なデザインのハローキティの、50種類の壁紙が含まれている。たとえば、『Fairy Hello Kitty』壁紙セットは、妖精やユニ

  • 「ポケモン」はどこから来たか? | WIRED VISION

    ポケモン」はどこから来たか? 2008年11月 5日 カルチャーメディア コメント: トラックバック (0) マンガやアニメやゲーム映画小説に最近は携帯コンテンツ、エンターテインメント消費に溢れた社会に生きる私たちは比較的簡単に「キャラクター」という言葉を使う。 しかし、そこでいう「キャラクター」がなんなのかということはけっこう曖昧で言葉の使い方も割りと適当だ。その曖昧で適当なものの内実はどんなものかをちょっと考えてみよう、というのがここでのお話。 たとえば現在のアメリカでのアニメやマンガの人気はポケモンのヒットが重要な転換点になっている。ところが、このアメリカでのポケモン人気がどういうものなのかは意外と考えられていなかったりする。アニメやマンガの研究者、批評家は「それ」をアニメのブームとして語ろうとするし、実際けっこうアニメだってヒットしたわけだが、いうまでもなくポケモン、ポケッ

  • テクノロジーのマスコットたち:『OSたん』など15キャラを画像ギャラリーで | WIRED VISION

    テクノロジーのマスコットたち:『OSたん』など15キャラを画像ギャラリーで 2008年4月14日 カルチャー コメント: トラックバック (0) DAVID BECKER 先進的なマシンに感情ある生き物のような振る舞いを期待するわれわれの心理は、テクノロジーによってはなかなかとらえることができないものだ。そういったこともあり、ソフトウェアの製品マネージャーたちは時おり悲鳴をあげて、テレビ広告業界やペット用品の販売、おもちゃメーカーなどに転職しようとする。 そして、テクノロジー製品に人間味を与えようとして、動物や人間を模したマスコットという見え透いた手段もとられている。 ペンギンの『タックス』のように、度を超して大切にされているマスコットもある。最近、道路沿いの看板で話題になっている『ジーブズ』など、公的には姿を消したあとで人気が出たものもある。 また、米Adobe Systems社の『Cr

    kettle
    kettle 2008/04/21
  • 1