おそらく僕がハッカソンを主催しだしたのは、2007年頃です。その時は、ハッカソンという言葉自体がまだほとんど知られていなくて、本当に珍しいことを始めたって感じだったのを記憶してます。そしてそれから8年以上が経過して、ハッカソンという言葉は広く認知されたのと同時に、その言葉が指すイベントがどのようなものなのかが「人によって認識が違う」状況となってしまいました。もちろん、好きに定義して良いことなんだけど、そもそも僕がハッカソンをデベロッパーコミュニティとやり始めたときにどんな認識でいたのか、今一度ここで再確認しておきたいな、と。 下記の内容は、ここで当時一緒にハッカソンを主催していた方々との会話から、僕が個人的に改めて当時の認識を言葉にしてみた文章です。 ハッカソンの目的 まず、ハッカソンの本来の目的がなんだったのか、ですが、これは以下でした。 普段の仕事では作らない/作れない何かを「試しで」