アイドルネッサンスのメンバーとして活躍した原田珠々華がソロ・アーティストとしてデビューを果たす。7曲入りのミニ・アルバム『はじめての青』は、プロデューサーに山本幹宗を迎え、ベースにおかもとえみ(フレンズ)、上野恒星(Yogee New Waves)、ドラムスに岡山健二(andymori/classicus)、浜公氣(どついたるねん)、戸高亮太という強力な布陣のもと、原田がいままさに駆け抜けている青春の時間を描いたみずみずしい作品となった。期待と不安を感じ、楽しさと寂しさを同時に抱えているいまこのときを切り取ったデビュー作について、原田自身にたっぷりと語ってもらった。 〈曲作りは他の人にしてもらおうかな〉とまで考えた ――昨年の夏、ソロ活動を始めたばかりの頃に話を訊いたときはまだ手探りだったと思うのですが、その後、曲を作ってライヴをしていくなかでどう変わっていきましたか? 「あのときは曲作