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橘玲に関するki19680219のブックマーク (4)

  • ベーカムは「愚者の楽園」追記 – 橘玲 公式BLOG

    前回のエントリーで、ベーシックインカム(ベーカム)と同様の試みとして、産業革命勃興期(1795~1834年)にイギリスで実施されたスピーナムランド法を紹介した。1200字のコラムでは細かなことまで説明できないので、すこし追記しておきたい。 市場の拡大とともにイギリス社会がはじめて体験した「貧困」という問題に対処するため、「貧困者一人ひとりの所得に関係なく最低所得を保障する」という制度が導入された。スピーナムランド法は、自由経済のもとで、現金給付によって貧困問題を“最終解決”しようとするとなにが起きるのかの壮大な社会実験だった。 この所得保障制度は厳密にはベーカムとは異なるが、ひとは同じような経済的インセンティヴ(働かなくてもべていける)に対して同じような反応をするとすれば、結果もおそらく似たようなものだろう。「スピーナムランド法は大失敗したが、ベーカムならうまくいく」という説得力のある説

    ベーカムは「愚者の楽園」追記 – 橘玲 公式BLOG
    ki19680219
    ki19680219 2012/03/17
    イギリスにもあったベーシックインカム、スピーナムランド法。40年前でその歴史は終わったようだか。
  • 君子はかんたんには豹変できない 週刊プレイボーイ連載(37) – 橘玲 公式BLOG

    野田首相は施政方針演説で消費税増税の覚悟を述べ、「決められない政治」から脱却するため与野党協議に応じるよう求めました。それに対して自民党などは一斉に反発し、過去の演説を引用された福田元首相は、「いいことも言っているが、僕はひどい目にあった」と述べました。 衆参のねじれ国会に苦しんだ自民党・福田政権は、政権獲得を最優先する野党・民主党からあらゆる話し合いを拒否されました。同じ立場になった野田首相が自民党に譲歩を求めても、かんたんには応じられないというのももっともです。 民主党政権が苦境に陥っているのは、ことあるごとに過去の言動との一貫性を問題にされるからです。 2009年の衆議院選挙で、民主党は「国民との契約」であるマニュフェストを高らかに掲げ政権を奪取しました。しかし政策の目玉だった子ども手当てや高速道路の無料化はなし崩しになり、予算の組み換えと天下りの根絶で捻出するとした16.8兆円の財

    君子はかんたんには豹変できない 週刊プレイボーイ連載(37) – 橘玲 公式BLOG
    ki19680219
    ki19680219 2012/02/13
    主張の一貫性がいかに大切か。
  • 国家はもはや市場を制御することができない 週刊プレイボーイ連載(27) – 橘玲 公式BLOG

    ギリシアのパパンドレウ首相が国民投票を行なうと発表(その後撤回して新政権樹立)したことで、ヨーロッパが揺れています。 すでにいい尽くされたことですが、この混乱は、政府(財政政策)をばらばらにしたままユーロという通貨だけを共通にしたという“設計不良”によるものですから、対症療法では解決できません。この欠陥は1999年のユーロ発足のときから指摘されていましたが、ヨーロッパの政治家は耳を貸そうとはしませんでした。その構造的な歪みが、世界金融危機によって現実のものとなったのです。 もちろんギリシアの経済は、日でいえば神奈川県ほどの規模しかありませんから、たとえばドイツお金を出してギリシアの財政赤字を清算すれば“危機”はたちまち消えてしまいます。これは経済的にはもっとも被害の少ない合理的な解決法でしょうが、ドイツの有権者を納得させることができないので、政治的には実現不可能です。 そこでEUは、大

    国家はもはや市場を制御することができない 週刊プレイボーイ連載(27) – 橘玲 公式BLOG
    ki19680219
    ki19680219 2011/11/21
    現実的に市場にあわせて国家を運営する事は出来ない。国力を増進する以外方策は無い。
  • オリンパスの“飛ばし”はどういう仕掛けだったのか? – 橘玲 公式BLOG

    オリンパス損失隠し事件の報道によれば、オリンパスは90年代に財テクで失敗した1000億円規模の損失を隠蔽するために、2000年3月期に、ケイマン諸島籍のファンドなどを利用して、「含み損を抱えた金融商品と、ファンドが発行する債券を簿価で等価交換した」とされています。 この記述だけではわかりにくいと思いますが、これは90年代末のプリンストン債事件と同じ構図です。この事件についてはずいぶん前(2002年10月)に書いたことがあるので、ご参考までにそれを掲載します。 9年前の原稿で、いま読み返すとずいぶん肩にちからが入っているなあ、という感じですが、けっこう新鮮です(笑)。 *                   *                   *                   *                   *                   *            

    オリンパスの“飛ばし”はどういう仕掛けだったのか? – 橘玲 公式BLOG
    ki19680219
    ki19680219 2011/11/17
    プリンストン債事件ってあったな、橘玲さんの当時のエントリー。オリンパスの飛ばしも同じ原理。
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