日本でも急速に普及しているオープンデータ。地方自治体の中でも先進的な動きを見せる金沢市のICT推進室責任者にこれまでの取り組みなどを聞いた。 政府や自治体などが公開する行政データをはじめとした、いわゆる「オープンデータ」の利活用によって新たな価値を創出しようとする動きが盛り上がりを見せている。 2014年2月22日には、世界100カ所以上、国内31カ所で「インターナショナルオープンデータデイ」が同時開催された。同イベントは、世界中の公共機関などが取り組むオープンデータ政策をサポートし、公共データ利用を促進するためのもの。日本では、昨年と比べて開催都市が約4倍に増えたこともオープンデータに対する期待値の高さがうかがえる。 そうした中で、いち早くオープンデータの利活用に取り組んできた自治体の1つが、石川県金沢市だ。金沢市では現在、観光や文化・芸術、公園、防災施設など2000件を超える施設情報を
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