"西の横綱"と呼ばれるソウル・シンガー。そして、ゴスペルの伝道師。JAYE公山は、1990年代にベーシストの清水興やファルセット・シンガーのシルキー藤野とのHuman Soulで、ブラザー・トムやルーサー"No.1"市村らとのReal Bloodなどで活動。近年は、自らのクワイア、Jaye's Mass Choirを率いて、ゴスペル・シーンでも活躍しているアーティストだ。日本人には珍しいハード・シャウターであり、レンジの広い喉を活かして、ディープなサザンソウルから、ディスコやスウィート系のコーラスもこなす。ソロ作品も何枚かリリースしているが、久しぶりの全国流通となるアルバム『Taste of Emotion』がVivid Soundより発売された。 ◆JAYE公山画像 まず、驚いたのがこのジャケット。多くの人にはきっと分からないし、分かってもそれほど意味を持たないだろう。しかし、一部のマニ