11月1日に実施される「大阪都構想」の住民投票をめぐり、公明党大阪府本部は3日、告示日の10月12日に大阪維新の会と合同で街頭演説を行うことを明らかにした。公明が反対から賛成に方針転換した昨年5月以降、両者が組織的に合同で活動するのは初めてとなる。演説場所や参加者は今後、調整する。 公明はこれまで単独で支持者らへの説明会を開催し、賛成方針に理解を求めてきたが、反対意見も根強い。府本部幹事長の土岐(とき)恭生大阪市議は記者団に「丁寧な説明は引き続き実施するが、告示以降は選挙と一緒。協力できるところは協力して、勝ち抜かなければならない」と話した。