12日。 死んだ後には何も持って行けないというのは当たり前のことだと思う。近い将来に死を予感する年齢になったときに、お金や資産について自分はどう考えるのだろう。機材は仕事のために集めたものがいくらかある。文化遺産的な機材は誰かが引き継いで使ってくれたらいいなと思う。使用価値を金銭に変換しないこと。死ぬ前にすべて現金化して手元に置くのだグヘヘ、みたいな爺さんにはなりたくない。 13日。 楽曲制作でもっとも感動するのはデモを録音しているときかもしれない。ざっくりと弾き語りで歌の構成を作ってから、リズムのパターンを決める。ドラムに合わせてギターをダビングして、ベースを録音する。その後で考えてあった鼻歌を録音して、その鼻歌を聴きながら歌詞を書く。作曲のパターンはいくつもあるが、この方法の場合、歌詞を書いて歌うときが最も尊い瞬間だと感じる。泣くこともある。 14日。 丸亀製麺とTOKIOの組み合わせ