Microsoftとトヨタ自動車(トヨタ)が車載IT技術についての戦略的提携を発表したことを受け、日本マイクロソフト(マイクロソフト)とトヨタ自動車は4月8日、国内での記者会見を開催した。 今回の提携は、Microsoftのクラウドプラットフォーム「Windows Azure」をベースにした次世代テレマティクス(移動体通信)向けのグローバルクラウドプラットフォームを共同で構築するというもの。トヨタでは、2012年より電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)向けにサービスの展開を目指す。両社はトヨタグループの開発会社であるトヨタメディアサービスに対して、7月までに10億円を出資する。出資比率などは今後調整する予定。 マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏は、今回の提携について「EV時代になって車とITが不可分になってくる。今回トヨタと一緒に仕事できることをうれしく思う」とコメ