日記:2月4日〜8日 2月4日(日) たくさん寝たのに眠い。洗い物をしてコーヒーとお茶を淹れる。購読しているブログを読んで、身支度。お昼は昨日の残りの唐揚げ。適当に作ったねぎ塩レモンのたれにつけて食べた。 遅番で出勤。いつも寄るファミマで、ばったりSと会う。同じ時間の電車なのか…
Againの定例経営会議で箱根湯本に集まり、平川くん、兄ちゃん、石川くんと日本の行く末について話し合った。 EUの先行き、日本のデフォルトの可能性から、TPPが「空洞化したアメリカ産業の最後の抵抗」という話になる。 いったいアメリカは自由貿易によって日本に何を輸出して、どういうメリットを得るつもりなのか? この中心的な論点について、メディアは実はほとんど言及していない。 「TPPに参加しないと、『世界の孤児』になる」とか「バスに乗り遅れるな」というような、「自己利益(というよりは「自己利益の喪失)」にフォーカスした言葉が飛び交うだけで、「なぜアメリカがこれほど強硬に日本のTPP参加を要求するのか?」という、アメリカの行動の内在的なロジックを冷静に解析した記事をメディアで見る機会はほとんどない。 まさか、アメリカが自国の国益はさておき日本の国益を守るために完全な市場開放を日本に求めているのだ
格差と若者の非活動性について (内田樹の研究室) Q1.現在、世界では、経済格差(世代間格差ではなく、金持ちとそうではない人との格差)や社会への不満に対して、多くの若者たちが声を上げ、デモを起こし、自分たちの意見を社会に訴えようと行動しています。翻って日本ではここ数十年、目に見える形での若者の社会的行動はほとんど見られません。これだけ若者たちにしわ寄せが行く社会になっているのに、そして政策的にも若年層に不利な方向で進んでいるのに、若者たちはなぜ、社会に対して何かを訴えたり行動したりしないのでしょうか? それは特に不満を感じていないからなのか、それともそうした行動に対して冷めているのか。あるいは社会的に連帯するという行為ができないのか。ネットにはけ口が向かっているだけなのか。内田さんはどのようにお考えでしょうか? なぜ若者が何も言わないのか? 答えは単純。「言っても無駄だと思っているから」。
もう何周目になるのでしょうか。「情報システム部門が経営に貢献できていない」というこの手の話は。 システム部門再生 - 経企部門が吐露する「システム部門への不満」:ITpro なんか色々ダメだしされていますが、重要なポイントは1つだけです。システム部門がビジネスに貢献するためには、自社の事業に対する理解が必要なだけではなく、その遂行手段である業務プロセスの理解が必要だ、という圧倒的な事実があることだけ。WhatとHowはクルマの両輪だと。で、この手の問題はシステム部門の問題ではなく経営の問題だという水掛け論が水びだしになるまで色んな人にされてFUDが残るのも味わい深いポイントであります。 自分達で管理できないものを改善できるわけが無い システム部門が業務プロセスの改善に貢献できない理由。突き詰めれば1つだけです。自分達で管理できずに、安易に外部に投げているからです。管理できないシステムをたく
会社の同期とか、高校や大学の同級生とかで、いわゆる「上」に行った人間がそれなりにいる環境に育ったダメサラリーマンの私がつぶやいてみる。 社会人なら一度は閉鎖病棟に入るくらいの激務経験をした方がいい。 そこにたどり着くまでの激務、そこからの社会復帰の体験ぐらいの経験を積まずに管理職や経営者になっていくなんてありえん。 自分を含めて周囲は皆死んだ目をしている患者 一列に並んで給餌のごとく口に入れて貰う投薬タイム それくらい経験せずに上にあがろうってあり得ない。 社会人なら一度は閉鎖病棟に入るくらいの激務経験をした方がいい たぶん、それは違う。 「上」に行く人間はさ、「社会人なら一度は閉鎖病棟に入るくらいの激務経験」をしてるんだよ。だけど、その本人は、どういうわけか普通の社会人なら閉鎖病棟行きのような過酷な経験をしても何故か閉鎖病棟に行くようなダメージを食らわないんだよ。 一例をあげる。私の同級
フェリスへの行き帰りの新幹線車中で、下村治『日本は悪くない、悪いのはアメリカだ』(文春文庫)を読む。 先日、平川克美君に勧められて、これと『日本経済成長論』を買った。 下村治は明治生まれの大蔵官僚で、池田勇人のブレーンとして、所得倍増計画と高度成長の政策的基礎づけをした人である。 1987年の本だから、24年前、バブル経済の初期、アメリカがレーガノミックスで「双子の赤字」が膨れあがり、日本では中曾根首相が「国民一人100ドル外貨を消費しよう」と輸出過剰を抑制しようとしていた時代の本である。 24年前に書かれた経済分析の本が、四半世紀を経てなおリーダブルであるということにまず驚かされる。 リーダブルであるのは、(リーマンショックによるアメリカ経済の崩壊を含めて)下村が指摘したとおりに国際経済が推移したからである。 これだけ長い射程で日米経済のありようを見通せたのは、下村のものを見る眼がきちん
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2011年10月17日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、10月14日に発売されたiPhone 4sの行列について語っていた。 伊集院光「朝から発売日に、人がスゴイ並んでるじゃないですか。並んでるのを、『何なの?CMなの?』ってくらい、イヤってほどやるじゃないですか。どこどこのアップルストアの前に人がいっぱい並んでますよ、みたいな」 「でも、そのときにこれが宣伝じゃなくて、フラットなニュースだったら、『なんで予約しないんですか?』って言うべきだよ。見てる側の疑問としては、並ぶ理由が分からないワケ」 「そこで、『なんで並ぶの?』ってことに関して、ちゃんと訊かないとオカシイよ。もっと言うと、そこに来る人たちは、『スティーブ・ジョブズにスゴイ感謝してる。そのことを、並ぶことで表したかった』みたいなことを言う人がいるのよ」 「それを逆に、おもしろい、興味深いとも言えるね。でも、こういうデジタル機
2ちゃんねる創設のひとりというのだろうか、ひろゆき氏の発言が話題になっていた。▼「福島の放射線の強い地域に残ってる人は、覚悟を決めてるのか、楽観的なのか、何も考えてないのか3つのうちのどれかだと思うのですが、「仕事がある」とか言ってる人って、目の前の日銭と自分や家族の人生を天秤にかけて、日銭を取ってるってことですよね。不思議。」▼現実的にはその三択ではないだろう。出口のないような状況に追い込まれているのが大半だろう。楽観的でもなく、そして考えてみてもどうにもならない。それを覚悟というなら、そういうこともあるだろう。「仕事がある」というのはそのなかでとりあえず生きるということでもある。▼「ぬちどぅたから(命こそ宝)」と沖縄ではいう。内地の「命あっての物種」とも似ているが、沖縄のそれは鉄の暴風のなかで言われた。生きるか死ぬかとなれば、生きることを選ぶべきだと私は思う。だが、生きる日常というもの
ある媒体から若者の労働観についてアンケートを受けた。 みじかい回答を期待していたはずだが、やたら長くなってしまったので、たぶんこのままでは掲載されないだろう。 自分としてはたいせつなことを書いたつもりなので、ここに転載して、諸賢のご叱正を乞うのである。 Q1.現在、世界では、経済格差(世代間格差ではなく、金持ちとそうではない人との格差)や社会への不満に対して、多くの若者たちが声を上げ、デモを起こし、自分たちの意見を社会に訴えようと行動しています。翻って日本ではここ数十年、目に見える形での若者の社会的行動はほとんど見られません。これだけ若者たちにしわ寄せが行く社会になっているのに、そして政策的にも若年層に不利な方向で進んでいるのに、若者たちはなぜ、社会に対して何かを訴えたり行動したりしないのでしょうか? それは特に不満を感じていないからなのか、それともそうした行動に対して冷めているのか。ある
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僕がギークハウスという企画を始めてから既に一年半ほど経ったのですが、そういえばなんでギークハウスなんてものをやっているかについて書いたことがなかったような気がするのでちょっと書いてみます。 最初にギークハウスとは何かを簡単に説明しておくと、要は敷金礼金不要で家具付きのゲストハウスorシェアハウスで、住人をプログラマとかその他ウェブ系の人とかばかり集めて共同生活をしたら面白いんじゃないかって感じの家です。もしギークハウスに住みたい人がいたら連絡をお待ちしています。これから上京したい人とか歓迎です。あとギークハウスを運営できるような家(売り家、貸し家どちらでも)も大募集中です(参考)(僕は貯金が8千円くらいしかないですが良い家であればお金を出してくれるかもしれないあてはあります。現在東京23区内と京都市内を特に募集中)。 日本の不動産システムが嫌い 僕はそもそも日本の家を借りるときのシステムが
はてなシェアハウスを構想する の続きです。前回のエントリにはたくさんのブクマといくつかの反応エントリをもらったので、もうちょっと続けてみるよー。 反応いろいろ 他の人のコメントやエントリには僕が思いつかなかったアイデアが出てて面白かった。 シェアハウス - くいっぱひとからゲ。 でも、面白そうだなとは思うんだよね。 高校とかの部室のノリがこの歳になると恋しくなる。 楽器とか漫画とかゲームとかそういうのが意味もなくあったりしてね。 大人だと飲みたいお酒だとかお茶だとか、お気に入りの家具を置いてみたり絵を飾ってみたりするらしい・・・。 なんでも何人かで一部屋借りて会員は合鍵をもって会員の紹介があれば出入りできるとか。 だれともなく持ち寄ったお酒を常備したり絵やらを飾って隠れ家的につかう人達がいるって話しは聞いたことがある。 会員制のショットバーやSOHOパイロットオフィス、早稲田あかねみたいな
○質問者 大学生 女性 私大理系2年の女性です。 8月で1年続いた個別指導塾講師のバイトを辞めます。きっかけは風邪で欠勤したことで明確になった教室長との価値観の相違です。 当日の授業の増減はよく起こり、直前に告げられるのが通常になっているのですが、欠勤はなかなか認められず「そこまで悪いことをしたのだろうか」と思いました。 丁度その数ケ月前から体調不安定で、次の週から2週間ほど休みを取りました。すると体調も回復し、「知らぬ間にバイトが精神的な負担になっている」という実感が湧いてきました。 個人的には一番しっくりくる理由であり、大学生なのだから勉強や日々の生活がバイトよりも優先されるべきだろうと思い辞めようと思いました。 それを復帰後に責任者に伝えると、「人の意見を聞かず無理と思ったらやめる、そういう人は伸びない。その繰り返しで40歳くらいで、自分は何やっているんだろうと気づくんだ」「その性格
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欧米(特にアメリカ)の入学試験や、外資系企業の面接で常に聞かれるのが、「あなたのリーダーシップ体験について話してください」という質問です。 大学の入試エッセイでも書かされるし、大学や企業の面接では、過去にどんな場面でどうリーダーシップを発揮したか、事細かに聞かれます。 もちろん入社してからも、リーダーシップは主要な評価項目のひとつとなっています。 ところが日本ではリーダーシップについて問われる機会はごく限定的。中には「今まで、一度も問われたことがない」という人さえいます。 なので、その概念自体あまりよく理解されていません。 たとえば私が日本人からよく受ける質問は、「欧米ではなぜ全員にリーダーシップを求めるのか?」というものです。 質問の意図は、「リーダーシップという、組織を率いるごく少数のトップ人材だけが持っていればいいものを、なぜ欧米の大学や企業は全員に求めるのか?」とか、 「 10人の
日本マクドナルドは2012年1月から、60歳定年制を復活する。同社は年功序列の人事・賃金制度の廃止など、成果主義の人事体系を目指しており、その一環として06年に定年制を廃止していた。 いったん定年制を廃止したものの、復活するケースは非常にめずらしいという。 定年制の廃止「時期尚早だった」 日本マクドナルドの正社員は約3400人で、現在の平均年齢は35.5歳。今回、定年制の復活と同時に65歳までの再雇用制度を導入。高年齢者雇用安定法に対応し、雇用継続を希望する社員の健康や能力を判断して年間契約で雇用することにした。 定年制の復活について、同社は「若手社員を伸ばしていく企業文化を根づかせていくため、年功序列を廃止するなど、実力主義への意識を高めようとしたなかで、定年制を廃止すべきと考えたが、時期尚早だった」と説明する。 定年制の廃止は、ベテラン社員の経験やノウハウ、スキルが活かされるメリットが
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