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ブックマーク / jkondo.hatenablog.com (14)

  • OND、始動します。 - jkondoの日記

    こんにちは。このたび、株式会社OND(おんど)という新しい会社を立ち上げることになりました。 はてな起業してから16年。立ち上げから13年間は社長として、その後3年間は会長として、はてなに関わってきました。この3年間は、社長の栗栖さんをはじめとするメンバーに、なるべく経営をお任せして、新規事業の創出に取り組んできました。この間、はてなの業績も組織も、安定して成長しています。 今のはてなの事業や組織を、これからも成長させつつ、新しいものづくりの可能性を最大化するには、別の会社で取り組むのが良いと思い、また会社を作ることにしました。はてなは、引き続き非常勤取締役として関わりつつ、ONDの事業立ち上げに注力していきます。 この数年間は、住まいの領域で、なにか新しいことができないかと取り組んできました。その中で、昨年スタートした「物件ファン」は、全国の物件に興味をお持ちの皆さんにご愛読頂けるよう

    OND、始動します。 - jkondoの日記
    kimihito
    kimihito 2017/11/15
  • 世の中には「ウェブコミュニティ設計者」という職業がある - jkondoの日記

    少し前に映画『ソーシャル・ネットワーク』を観ました。 映画を観た後3時間くらい興奮が収まらず、気を落ち着かせるまでに随分苦労しました。興奮もようやく収まりましたので(笑)、感想を書こうと思います。 なぜそんなに興奮したのか。 1人のプログラマが創ったウェブサービスが世界中に広がったことに対する、プログラマとしての共感。マーク・ザッカーバーグが会社を大きくし、金銭的に大きな成功を収めた事に対する、起業家としての共感。自分の境遇と重なるこうした要素が、他人事では無いストーリーとして、面白かったのです。 しかし、映画を観た他の人の感想を眺めるうちに、他の人が言及していない部分に自分が強く反応していたことに気付きました。「ウェブコミュニティ設計者」としての共感です。ザッカーバーグも自分も、「ウェブコミュニティ設計者」という同じ職業の人間だ!、と強く思いました。 世の中にウェブサイトと呼ばれるものは

    世の中には「ウェブコミュニティ設計者」という職業がある - jkondoの日記
    kimihito
    kimihito 2014/01/30
  • 志の標高 - jkondoの日記

    起業家の集まりに参加した 皆さん志を持って事業を営まれている方々だ 志には標高がある 志が高い人ほど魅力的だ 起業家がたくさん集まっている場所に行くと山並みを眺めているような気持ちになる 高い志に出会うと感動する おしなべて低いとつまらない 志は言葉ではない その人の行動でしか当は分からない 言葉にはならない内に秘められた志を感じるからこそ、端的に発せられる言葉にも力が宿る 起業家は世の中を変える職業だ 自分が思い描いたように世界を変えたいと思っている人の職業だ そりゃ傲慢にもなり得る おかしな志に出くわすと疲れてしまう 世界を変えたいと思う理由にはいろいろある 自分の優秀さを示したいとか お金を稼ぎたいとか とにかく勝負が好きだとか 自分の論理の正しさを証明したいとか いろいろ ごくたまに、当に世の中を良くしたいから、という人がいる 起業家の志を論じるならそこだろう 年齢もある 最初

    志の標高 - jkondoの日記
    kimihito
    kimihito 2013/04/26
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  • 君が歩くのを待っている - jkondoの日記

    困っている自分を見つけて、かまってくれる人には2タイプいる。 助けてあげたい、と思って、こうしたら良いよ、とアドバイスをくれる人。そのやり方はやめなさいと叱ってくれる人。両方とも、うまい方法を教えることで人間を変えようとしている点で似ている。人は言葉で変えられる、という信念に基づいている。 何もしてくれない人よりも随分親切だ。わざわざ自分の時間を使って、相手のために労力を割いてくれる。かまってくれるだけでありがたい。 ただ問題に気付いていないだけの時や、ちょっとしたコツが分からない時には、そういう人の言葉がすごく効果的になる。あんまり強い言い方や、人前で批判されると、心が閉じてしまうけど。 自分よりも弱い人を見つけて、アドバイスを装って自分を満足させようと寄ってくる人には要注意だ。そういう人は、親切そうにしているけど、当は自分も弱い。お互いに弱みを握り合って相互依存に陥ってしまう。 具体

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    kimihito
    kimihito 2013/04/04
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  • リーダーはどこから生まれるか - jkondoの日記

    の実家は大阪の大きな団地にあります。お父さんは長年メーカーに務めて毎朝会社でラジオ体操をしていました。定年退職して、会社にいかなくなったので、その後は毎朝団地の近くの広場でラジオ体操を始めたそうです。毎朝6時半にラジオをつけて、一人で体操を続けてきました。 一人で体操を続けて12年目、体操の様子を見ていた近所のおばさんからある日、体操を教えて欲しいとお願いをされたそうです。体操を教えるには反対向きに体を動かさないといけないけど、そんな事はできないから教えられない、と断ったそうですが、それでもい下がられるので、背中を見て勝手に真似してくれるなら構わない、と承諾したそうです。するとそのおばさんの仲間が次々と朝のラジオ体操に参加しはじめ、今では多い時に40人ほどが集まるようになったというのです。 40人のご婦人に囲まれながら体操をしている義父の姿を一度見てみたいところですが、それはひとまずお

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    kimihito
    kimihito 2013/03/20
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  • 全員の合意 - jkondoの日記

    マイケル・サンデルさんが東北大学で行った白熱教室をテレビで見た。地震被災地の復興計画を決めるために、町民全員の合意を取るべきか、復興のスピードを優先すべきか、といった興味深い議論をやっていた。 全員の事なんだから全員が合意して進めるべきだ、と話す人がいれば、全員が合意した計画が最良の計画だとは限らない、と反論する人や、そもそも全員が合意する事なんてできるわけがない、どうしても海の近くに住みたいという人もいれば、内陸に移住すべきだという人もいるのだから、合意を待っていては復興が進むわけがない、という具合に議論が重なっていった。どの意見も現場の実体験を元に出た切実な意見だからなかなか重い。会場全体が、そうだよね、現実的に全員が合意するなんてちょっと無理だよね、という雰囲気になりかけたところに、南三陸町の復興計画に携わっている方が口を開いた。 町民の方々は繰り返し議論をしている。その様子は、全員

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    kimihito 2013/03/09
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  • なぜ今、ブログなのか - jkondoの日記

    はてなブログを11月7日にベータリリースしました。 リリース以降、予想を上回る勢いでベータ版の利用申し込みを頂いており、上限を拡げるたびに、すぐに人数が上限に達する状態が続いています。 先日の500人追加応募の際は、募集開始1分で160人の応募がありました。驚くべき勢いです。 日のブログブームが格的に始まったのは、はてなダイアリーをリリースした2003年から。まさにはてなダイアリーが日のブログブームのきっかけでした。 それから8年後の今、なぜ改めて今、ブログなのでしょうか。 つぶやくだけが、文章じゃない ブログには当初、「自己表現ツール」と「コミュニケーションツール」の2つの要素が含まれていました。 文章や写真を使って表現をする仕組みに加えて、コメントやトラックバック、リンク元表示などでお互いにコミュニケーションをする仕組みを内包していました。 ブログが出始めた当時、自由にテキストを

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  • ものをつくる人が経営をするということ - jkondoの日記

    WISH2011というイベントに登壇させて頂きました。 徳力さんと1対1の対談という形でお話しさせて頂きました。 講演の中で、ものづくりをする人間が経営をするのが最強だ、という話をしました。 Appleのスティーブ・ジョブズや、Googleのラリー・ペイジ、facebookのマーク・ザッカーバーグなど、多くの成長企業でものをつくる人間が経営を行っています。 そういった素晴らしい経営者に勇気をもらいながら、自分も少しずつ成長したいと思っています。 WISHではたくさんのスタートアップの方が新しいサービスのプレゼンテーションを行い、その中には個人で活動されている方もいらっしゃいました。そんなプレゼンターの方々とお話しする中で、この経営の話になりました。 サービスをつくるのは楽しいけど、自分が経営をするイメージが沸かない、自分が得意だとは思えない、という話をされている方がいらっしゃいました。 僕

  • 怒る必要などない - jkondoの日記

    オフィスと同じビルに歯医者さんが入っていて、3年くらい通っていたのですが、今月閉院となり先生がリタイアされました。先日たまたま考え事をしながら廊下をぶらぶら歩いていたら、その先生と病院のスタッフの方々に「近藤さん!」と呼び止められ、閉院の記念撮影を撮っているところになぜか一緒に入れて頂いて写真を撮り、さらに「飲み会に行くから近藤さんも来てください!」と言われ、これも何かの縁だと思ってご一緒させて頂きました。 飲み会の中で教えて頂いた印象的な話があります。 先生が30代の頃は毎日スタッフのミスをメモし、診察時間が終わるとそのスタッフを怒っていたそうです。ところがある時、「怒る必要などない」ということを悟り、対等な人間として接するように変わったそうです。それから入ったスタッフの方の多くは、10年以上も勤務され続けたそうです。怒るのは自分の自信のなさの現れである、と仰っていました。 飲み会には衛

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  • エンジニアにとって生産性の高い環境を追い求めているだけでは事業は成長しない - jkondoの日記

    最近ちょっと会社の中の歯車がかみ合い始めて、ごろごろごろと大きな回転が始まった感覚があります。 会社をやり始めて10年目。ようやくかよ、という突っ込みは真摯に受け入れるとして、何を変えたのが大きかったかというと社内のコミュニケーションのやり方です。特に、組織の中で直接つながりのある人どうし=上司と部下の間のコミュニケーション。なんか書いていると馬鹿らしくなってくるくらい基的な事で恥ずかしいですが、直接の部下に対してやるべきことをちゃんと伝えたり、部下から上司に対して行う、いわゆる「ほうれんそう」などです。 思えば、はてな仕事の進め方というのは、エンジニアにとって最も生産性が高い環境を追求する、ということに最適化してきたように思います。会議はなるべく減らして、必要な事ははてなグループかIRCに書いて伝える。プログラムを書いていると2時間くらい集中して作業をしたくなるので、その間なるべく作

    エンジニアにとって生産性の高い環境を追い求めているだけでは事業は成長しない - jkondoの日記
  • 憂鬱な気持ちとクリエイティビティ - jkondoの日記

    毎年2回、ネット系企業の経営者が集まるIVSというカンファレンスがあります。先々週、このIVSに参加してきました。 他の方はどうか分かりませんが、僕はIVSに出ると少し憂になります。業界内でも注目企業のトップの皆さんが次々と登壇され、輝かしい話を聞いているうちにどうしても自分たちの足りない部分が見えるからです。ただそこから目を背けていても仕方なく、今のポジションを確認して次に向けて動き出す良い機会と思って毎回参加しています。 今回のIVSで、ひときわ印象深かった講演があります。登山家の栗城さんの講演です。 元々登山の専門家でもなかった栗城さんは、大学で思い立って登山を始め、その後単独無酸素で世界中の高峰を制覇しています。現在はエベレスト登山をネット中継で共有しながら登頂を目指す取り組みをされています。 栗城さんの講演が終わったとき、IVSの会場ではスタンディングオベーションが起こりました

    憂鬱な気持ちとクリエイティビティ - jkondoの日記
  • エンジニアを目指す人に伝えたいこと - jkondoの日記

    今年のはてなサマーインターンが終了しました。インターン生が開発した6つの新機能もリリースされ、好評を頂いています。最後に残った6つ目の新機能「はてなブックマークのTwitter連携をさらに強化!」もいよいよ来週出ることになりました。 インターン参加者の体験レポートもなかなか熱いです。 今年もはてなインターンが精神と時の部屋状態だった件 - SELECT * FROM life; はてなインターン2010に参加してきました - ✘╹◡╹✘ たべのログ 夢にまで見たはてなサマーインターンに参加してきた。 - ただのらくがき帳。 はてなインターンに行ってきた - 備忘録 今回は今年のエンジニアインターンの中で参加者に向けて僕が話した内容を紹介したいと思います。 技術は人のためにある エンジニアに向けて僕が強調したのは「技術は人のためにある」ということです。 インターンで技術力の点数をつけたり順位

    エンジニアを目指す人に伝えたいこと - jkondoの日記
    kimihito
    kimihito 2010/09/04
  • ポストイットが活躍してます - jkondoの日記

    最近はてなココやうごメモはてなのコンセプトをブレスト的に考える機会が立て続けにあったのですが、ポストイットを使ってみんなにアイデアを書いてもらう方法でやると比較的うまくいったので紹介します。 ポストイットとペンをたくさん用意 目的とみんなに出して欲しいアイデアを説明 3つずつアイデアを書いてもらう 順番に発表して机に貼り付けていく 良いと思ったものに名前を書いてもらう 名前が入ったものを残して、それぞれについて感想や物足りないところなどを言う 議論を踏まえてもう一度3つずつ書いてもらう>4に戻る という感じで2周くらい回すとそれっぽいアイデアに収斂していくので、一定時間で確実にアウトプットが出るように感じました。 普通に会議をやってると発言力が強い人ばかり喋っていたり、発言するのに気を使ってしまったり、アイデアを考えているようで実は考えていない状態だったりします。でもポストイットとか紙に書

    ポストイットが活躍してます - jkondoの日記
  • はてなの起業と成長を通じて学んだこと - jkondoの日記

    京都大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)の授業「新産業創成論」で「はてな起業と成長を通じて学んだこと」という話をしてきました。週替わりでいろんな会社の社長が来て話す授業で、先週はDeNAの南場さんが話されたそうです。 今回工学部の学生さんが結構いらっしゃると聞いていて、僕自身理学部出身なので「京大の理系学部を出たベンチャー志望の青年に対してアドバイスを」というイメージで話しました。もっと言うと、「起業した25歳当時の自分に今会ったらどんなことをアドバイスするか」ということをイメージしました。 まず、前提として「ベンチャー」という言葉の定義から始めました(会場で聞いてみたら「お金が無い」という意見もあっておもしろかったです)。定義は人によって違うと思いますが、僕はベンチャーを「急成長を志向する中小企業」と考えています。あえてベンチャーと言うからには当然ある程度の成長スピードを目

    kimihito
    kimihito 2010/06/26
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