米IBMは2016年2月19日(米国時間)、ストリーミングデータ分析機能をIoT(Internet of Things)デバイスに組み込む技術「Quarks」をオープンソースコミュニティーに公開したと発表した。現在の最新版はQuarks v0.3.0で、Raspberry Pi B/Pi2 Bを含むJava 8/7およびAndroidで動作テストが行われている。 Quarksは、各種の機器や乗り物、システム、アプライアンス、センサー、スマートメーターなどからの継続的なIoTデータストリームを、IoTゲートウェイやデバイス上で分析するためのAPIと軽量ランタイムを提供する。Quarksを使うことで、デバイスやゲートウェイで分析処理を行う一方、中央サーバのデータ分析システムと連携できるため、処理速度を速めつつ通信量を削減できる利点があるという。また、多様なデバイス間でも、共通のストリーミング分
![IBMがエッジコンピューティングのためのOSSランタイム「Quarks」をASFに提案](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c0421a3547601ec11669d9037358fc4f16d4eb8e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1602%2F22%2Fl_ibm_website_mh.gif)