ロシアのインターネット上には絶えず「国外移住」というトピックが存在するが、それはここ数ヶ月、新たな盛り上がりを見せている。様々な社会集団に属するブロガーたちが投稿した説得力のある記事を舞台に、ロシアという国の現在と未来についての見解や、人々の境遇が語られているのだ。 ロシア人の大量移住は、一世紀以上前からの問題だ。これまでに幾度も移住の動きが押し寄せ、何百万もの有能な労働者、科学者や物書きがロシアから流出した。以降、ロシアからの移住は絶えず続いている。近年、経済状況が改善しているとはいえ、いまだに多くのロシア人が国を出ることを夢見ている。 ロシアの新聞Novaya gazetaの伝えるところによると、最新の世論調査でロシアを永遠に離れる意思を示した成人の割合は22%にのぼった(主にビジネスマンや学生)。同新聞にはまた、「近年」ロシアを離れた科学者やエンジニアの人数は130万人にのぼるという
受託生産主体で外需頼みの成長モデルであったがゆえに2008年以降の世界同時不況の影響をもろに受けた台湾はその後、個人消費・民間投資の促進政策を矢継ぎ早に打ち出し、中国との交流を拡大させ、経済構造の転換を大胆に図ってきた。その甲斐あって、2010年は10%を上回る成長を達成し、日米欧経済が混迷を深める今年も5%近い成長率を維持する見通しだ。改革の旗振り役を務めてきた台湾行政院(内閣)経済建設委員会の劉憶如主任委員(閣僚に相当)は、輸出と内需という“ダブルエンジン”の成長モデルに自信を深めていると語る。台日関係の行方と合わせて、台湾の経済戦略を聞いた。 (聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集長 麻生祐司) 劉憶如(Dr. Christina Y. Liu) 台湾で経済政策を統括する行政院(内閣)経済建設委員会の主任委員(日本の閣僚に相当)。シカゴ大学で経営学修士号(MBA)と経済学博士号を取得
みずほコーポレート銀行は16日、同社とモスクワみずほコーポレート銀行が、ロシア最大の商業銀行ズベルバンク(Sberbank of Russia)と、投資銀行業務及び幅広い商業銀行業務における業務協力協定を、9月15日付で締結したと発表した。同行が、邦銀と業務協力協定を締結したのは今回が初めて。 ズベルバンクは、ロシア及び中東欧地域における最大手金融機関であり、ロシア銀行部門の総資産の約3割を占めている。ズベルバンクは、ロシア中央銀行の出資によって設立され、現在も中央銀行が主要株主として60%強の普通株式を保有。残りの株式は、24万5,000以上の個人・法人投資家が保有している。 今回の協定は、主にロシアでの日系企業向け金融サービスでの協力を狙いとするもの。ロシアへ進出済の企業や、ロシアとのビジネスを行っている日系企業に対して、現地通貨ルーブル建て送金、現地通貨建てファイナンス、トレードファ
簡単なクイズから始めてみよう。 問題:世界で初めて債務不履行(デフォルト)に陥った国はどこで、それはいつだったか? a)古代ローマ(紀元後204年) b)プロイセン(1683年) c)ギリシャ(紀元前377年) d)中国(1929年) ヒントを出そう。 「歴史は繰り返される」 「フライドポテトをパンにはさんで食べる国だ」 「パルテノン神殿といえば......」 もうおわかりだろう。答えはc)。古代ギリシャまでさかのぼる。 オンラインニュース「グローバルポスト」の記者バリー・ニールドはヨーロッパの債務危機についてこう書いている。 バリーが指摘するように、財政赤字に苦しんできたのはギリシャだけではない。以下に挙げるのは、過去に同様の運命(デフォルト)をたどった国の一部だ。 ・イギリス(1600年以前に3回) ・フランス(1558〜1788年の間に8回) ・中国(1929年、1939年) ・ナイ
2011年9月3日の朝、湖北省の省都・武漢市で88歳の李爺さんが自宅から100メートルの距離にある野菜市場前の路上で転倒し、顔面を地面に強打して、鼻血を出して動けなくなった。しかし、路上の人々は冷ややかに見守るばかりで助けようとせず、うつ伏せのまま路上に1時間以上放置された李爺さんは、鼻血による気道閉塞で窒息死した。 身体をあおむけにしてくれれば死ぬことはなかった 9月4日付の湖北省紙「楚天都市報」は、この事件の詳細を次のように報じている: 事件の目撃者である野菜市場でハスの花托(かたく)を売っている店主によれば、李爺さんは3日の朝7時半頃に市場の門前で転び、かばい手なしで地面に倒れたために顔面を強打した。うつ伏せに倒れた李爺さんは自分で立ち上がろうとしたが、力足らずで身体を起こすことが出来ず、鼻血を出しながら動けなくなった。李爺さんは市場の門前に1時間近くうつ伏せ状態で横たわっていたが、
2011年09月16日00:00 ナマステ・インディア2011 カテゴリ●イベント indoeigatushin Comment(6) 今年もやってきましたナマステ・インディア。 9月24日(土)・25日(日) 代々木公園にてAM10:00〜 入場無料 もういまさら説明するまでもないが、インド料理レストランの出店、雑貨、小物、あるいは文化的なブース、舞台ではダンス、演奏などが行われ、大勢のインド好きの人、通りがかりの人、インド人らがぐちゃぐちゃと入り混じり、まさに代々木公園が二日間、インド化する大イベントである。カレーを食べて、舞台を見たりショッピングをしたりしていると、あっという間に時間が過ぎていってしまう。インドになじみがない人を連れて行っても、絶対に楽しめると思う。 インド映画好きとして絶対はずせないのがやはり松岡環さんの講演「最近のインド映画事情:インド映画2011・秋の話題」。代
昨日お伝えしました「2011年ミス・ユニバース」。動画はナショナルコスチューム(民族衣装)部門のトップ10。 画像は3位に入賞したアジア勢、ミス・チャイナとミス・フィリピンです。
米紙ワシントン・タイムズ(電子版)は16日、複数の米政府や議会関係者の話として、オバマ大統領が台湾に総額42億ドル(約3200億円)の武器売却を決めたと報じた。近く正式発表する。中国の強い反発が予想されるが、焦点となっていたF16戦闘機の新型モデルは米中関係に配慮し、売却を見送る方針。 攻撃能力が高いF16の新型モデルをめぐっては、台湾が66機の売却を米政府に働き掛けてきたほか、急速に軍拡を進める中国との軍事バランスが崩れることを懸念する超党派の米議員団も大統領に売却の決断を促してきた。 複数の米政府当局者は、中国との軍事面での交流強化を模索するオバマ政権の方針が反映されたと語った。政府内では主に国務省が新型モデル売却に難色を示していたという。 今回売却する武器には、台湾が保有する現行のF16戦闘機の性能を向上させる部品が含まれる。(共同)【写真】米空軍「サンダーバーズ」がF16戦闘機の華
米首都ワシントン特別区は、正しい避妊法など性の知識を問う試験を域内の全公立学校で義務化する方針を決めた。教育委員会の広報担当者が15日明らかにした。教委によると全米初の試みで、来年4月から実施予定。日本の小学5年生、中学2年生、高校1年生に当たる学年を対象とする。 米メディアによると、ワシントンは10代の妊娠率や性病感染率、エイズウイルス(HIV)感染率が非常に高い。試験には学校での性教育の成果と、10代の性知識を正確に把握し、対策に生かす狙いがある。ただ保守層などからは、試験の義務化に異論も出そうだ。 試験は避妊や性行動のほか、薬物使用の危険性などについても知識を問う。米国の他州と同様、ワシントンでは学年末を前に数学や英語の統一試験を実施しており、性教育試験もこの枠組みで実施する。(共同)
厳戒態勢 暴動の「震源」となったロンドン北部トッテナムの放火された建物の前に立つ警官(8月8日) Peter Macdiarmid/Getty Images 「街頭闘争」は現代の歴史の一部だ。アラブ世界の民衆が反体制運動に立ち上がり、中国の都市ではほぼ日常的に抗議活動が繰り広げられ、中南米の貧困層は鍋やフライパンを手にデモをしている。これらはいずれも社会的・政治的主張を訴えるための手段だ。 最近ではイスラエルの都市テルアビブでも、20万人規模の前代未聞のデモが行われた。彼らが求めているのは政権打倒ではなく、住宅や仕事。市の中心部には活動家が集うテント村が出現したが、その「住人」の大半が困窮する中流層というのも前例のない事態だ。 スペインの首都マドリードでは、雇用や社会福祉の現状に怒る市民が平和的なデモを続けている。その一部は現在、EU本部があるベルギーのブリュッセルへ向けて1300キロの道
「台湾まで、泳いで渡ろうと考えているのですが」――日台スポーツ・文化推進協会理事長を務める松本彧彦さんに相談が舞い込んだのは、震災から間もない2011年3月18日のことだった。相談の主は、鈴木一也さんという面識のない青年。震災後、多額の義援金を寄せるなど日本に「友情」を示してくれた台湾に「感謝」を伝えたいのだという。 それから半年。鈴木さんら、趣旨に共感した20~30代の青年6人が、福島・宮城・岩手3県の知事からの手紙をリレーして沖縄・与那国島から台湾まで、150キロの泳断に挑戦することになった。出発は9月17日の予定だ。 40~50時間かけ、リレーで被災地の手紙運ぶ 6人のスイマーたちは17日朝、医師やスタッフが乗った船2隻とともに与那国島を出発。黒潮に乗るため海流に逆らって一旦南下し、そこからV字に折れ、台湾・蘇澳(すおう)の海岸を目指す。およそ40~50時間かかる見込みで、19日朝の
複雑な人間模様を映し出す『かぞくのくに』 - (C) 2011 スターサンズ 安藤サクラとARATAが在日朝鮮人2世の兄妹を演じる新作映画『かぞくのくに』が製作され、来年全国公開されることが明らかになった。本作は、ドキュメンタリー映画『Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン』(2006年公開)でベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞するなど世界でも評価の高いヤン・ヨンヒ監督初の劇映画で、大阪生まれの在日コリアン2世であるヨンヒ監督の実体験を基に描いたオリジナルストーリー。安藤、ARATAのほか、日本でもスマッシュヒットを記録した映画『息もできない』(2010年公開)で監督と主演を務めたヤン・イクチュンも出演している。 幾度かの中断を含みながら、1959年12月より20数年にわたって行われた北朝鮮への集団移住「帰国事業」。この事業により離れ離れとなった兄妹の25年ぶりの再会から
受託生産主体で外需頼みの成長モデルであったがゆえに2008年以降の世界同時不況の影響をもろに受けた台湾はその後、個人消費・民間投資の促進政策を矢継ぎ早に打ち出し、中国との交流を拡大させ、経済構造の転換を大胆に図ってきた。その甲斐あって、2010年は10%を上回る成長を達成し、日米欧経済が混迷を深める今年も5%近い成長率を維持する見通しだ。改革の旗振り役を務めてきた台湾行政院(内閣)経済建設委員会の劉憶如主任委員(閣僚に相当)は、輸出と内需という“ダブルエンジン”の成長モデルに自信を深めていると語る。台日関係の行方と合わせて、台湾の経済戦略を聞いた。 (聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集長 麻生祐司) 劉憶如(Dr. Christina Y. Liu) 台湾で経済政策を統括する行政院(内閣)経済建設委員会の主任委員(日本の閣僚に相当)。シカゴ大学で経営学修士号(MBA)と経済学博士号を取得
クリックして拡大する15日、コペンハーゲンの党選対本部で、手を振る社会民主党のヘレ・トーニング・シュミット党首(ロイター) 【ロンドン=木村正人】デンマーク国会(一院制、定数179)の総選挙は15日開票され、中道左派の野党連合が過半数を獲得し、10年ぶりに政権が交代。社会民主党の女性党首ヘレ・トーニング・シュミット氏(44)が同国初の女性首相に就任する見通しだ。 現地からの報道によると、自由党と保守党など連立与党側は前回選挙より8議席減らして86議席にとどまり、野党連合は逆に8議席増やし89議席を獲得。野党連合は自治領グリーンランドとフェロー諸島の計4議席のうち3議席を得て過半数の92議席を占める見通しとなっている。自由党のラスムセン首相(47)は敗北を認めた。 シュミット党首は2001年以降、強化されてきた移民規制を和らげる方針。
【ブリュッセル=工藤武人】ギリシャが、欧州25か国が国境審査の相互撤廃を定めた「シェンゲン協定」の資格を一時的に失う可能性が出てきた。 トルコから陸路でギリシャに入り、他の欧州諸国へ移住する域外の不法移民が絶えず、ギリシャがこれを統制できないためだ。通貨ユーロの信用不安を抱える欧州は、統合理念の柱の一つ「人の自由な移動」でも、参加国の締め出しという後退を強いられそうな状況だ。 欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は16日に協定の見直し案を決定、欧州議会に提案する見通し。欧州メディアによると、同案は不法移民の流入を慢性的に許した参加国について、その資格を30日から6か月の間、停止するとの内容。 この措置が発動されるのはあくまで「最終手段」としてだが、一時的にせよ参加国の資格を停止する強硬措置は1995年の同協定発効以来、前例がない。資格停止となった国の国民は、身分証明書一つで域内を自
中国、全米を攻撃可能なミサイル部隊増強 中国がこのほど、全米を攻撃可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「東風‐31A(DF‐31A)」の発射旅団を増強したことが分かった。これまでの1個旅団が2個旅団へと規模が拡充された。 国営新華社通信は14日、米ワシントンにある国防シンクタンク「プロジェクト2049研究所」が発表した資料を引用し、湖南省邵陽市に「東風‐31A」を発射する新たな旅団(第805旅団)が新設されたと報じた。中国は既に甘粛省天水市に同様の旅団(第812旅団)を配備している。両旅団は、いずれも中国の戦略核ミサイル部隊である「第2砲兵部隊」に属する。 東風‐31Aは既存の東風‐31弾道ミサイルを改良し、射程距離を大幅に拡張したモデルで、2009年10月に行われた中国建国60周年の閲兵式で初公開された。実戦配備されたのは07年とされる。 東風‐31Aが脅威となるのは、射程距離が1万1
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