難民救済策として日本が2010年度から試験導入した第三国定住制度で、第2陣となるミャンマー難民の4家族18人が29日夜、タイのバンコクから日航機で成田空港に到着した。 いずれも、タイ北西部メラの難民キャンプで暮らしていたミャンマーの少数民族カレン人。取材に応じた男性(33)は「日本に着いてとてもうれしい」とほっとした表情を浮かべ「できる仕事は何でもやります」と抱負を語った。 到着ロビーでは、ミャンマーから政治亡命中の男性らが、カレン人の言葉で「日本へようこそ」と書かれた横断幕で出迎え、一行は笑顔で手を振って応えていた。(共同)