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  • インフレ高騰のブラジルが利下げに踏み切ったわけ

    inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 ブラジル中央銀行が8月31日、大方の市場予想に反して政策金利を12%へと0.5ポイント引き下げ、約2年ぶりの利下げに踏み切った。 ブラジル国内では依然として物価が上昇し続けており、中銀は2011年以降5回もの利上げを実施、これまで一貫してインフレ抑制に努めてきた。直近でも7月にインフレ率6.87%を記録していただけに、市場関係者のあいだでは「当面利下げはないだろう」との見方がもっぱらだったのだ。 それでも中銀が利下げに踏み切った背景には、国内景気の急減速に対する政府側の焦りがある。 主要先進国の成長率見通しの下方修正が続くなど外部環境の悪化によって、ブラジルの経済成長率も10年の7.5%から一転、11年は4.1%にまで急低下する見通し

    インフレ高騰のブラジルが利下げに踏み切ったわけ
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2011/09/12
    「中国がそうだったように、開催前に貧困層を解消すべく、インフレ阻止より目先の景気減速への対応を優先したかった」(米金融関係者)というわけだ。
  • ソフトバンクが極秘裏に進めるアジアグリッド構想という奇貨

    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 ソフトバンクが日韓露を海底送電網でつなぐ「アジアグリッド構想」を極秘裏に検討していることが、週刊ダイヤモンドの取材でわかった。想定する事業予算の合計は約1兆円。その背後には日の高コスト体質を見透かした外資系メーカーの存在がある。実現への壁は高いが、電力改革のきっかけになるかもしれない。

    ソフトバンクが極秘裏に進めるアジアグリッド構想という奇貨
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2011/09/12
    南は九州と韓国とを結び、北は北海道とロシアとを送電網でつなぐ。海には直流高圧の海底ケーブルを垂らし、陸はモンゴルやチベットまで延ばしてしまう。
  • 中国から見た野田新政権「中庸」の政治を期待するも「緊密経済」「離心政治」の矛盾は解決せず

    1982年南京大学卒。『経済日報』に勤務してから、1989年に東京大学新聞研究所、慶応大学経済学研究科に留学、博士課程終了、萩国際大学教授。2003年に帰国。月刊『経済』主筆。2010年から日企業(中国)研究院を設立、執行院長。ダイヤモンドオンライン、『週刊東洋経済』『アエラ』『中国経済週刊』『中国経営報』などのメディアに数多くの記事を掲載。2015年日語日刊紙『速読中国』を創刊して編集長を兼任。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 中国では、野田新首相に対してA級戦犯発言に注目が集まる一方で、「中庸」の政治姿勢に期待する声もある。ただ、来年の日中国交正常化40周年を前にしても、緊密さを増していく経済と離心していく政治の矛盾は解決できそうにない。(在北京ジャーナ

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    kinbricksnow 2011/09/08
    現在、中国人にとってわかりやすい「中庸」という言葉を、野田政権の分析のキーワードにして、あまり過激な中日関係(中日友好、あるいは逆に反日嫌中)をつくらないことが、なによりも重要であろう。
  • 中国ネット書籍販売で台頭する「快書包」の仰天戦略大手の寡占市場でも“中国流の工夫”で勝ち上がれる!

    1970年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了、Tuck School of Business at Dartmouth MBA。Booz & Company, Accentureなどの経営コンサルティング会社、子供服アパレル大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、中国にて起業。上海外安伊企業管理諮詞有限公司(Y&E Consulting)、(株)MA PARTNERSの創業経営者でもある。 ⇒GML上海ホームページ、執筆者へのメール 日人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男 世界経済の牽引役として注目を浴びる中国に進出する日企業は、後を絶たない。だが、両国の間に横たわる「ビジネスの壁」は想像以上に厚い。今や「世界一シビアな経済大国」となった中国で日企業が成功するためのノウハウを、現地コンサルタントが徹底指南する。 バックナンバー一覧 ワールドカップのように

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    kinbricksnow 2011/09/06
    毎年40%以上の成長を続け、2012年に市場規模が100億元に到達すると言われている中国のネット書籍販売市場も、その1つ。
  • “中国版”サブプライム問題か地方政府債務「LGFV」危機

    Close Up 激動する世界経済の流れに、日も無縁ではいられない。政治・経済、企業・産業、社会の注目テーマをクローズアップし、独自の視点、切り口で「詳説」する。 バックナンバー一覧 中国の地方政府債務のデフォルト(債務不履行)リスクが高まっている。2008年のリーマンショック以降も経済成長を持続すべく、採算度外視でインフラ投資を続けてきたためだ。その過程で地方政府は「LGFV」なる“隠れ債務”をふくらませており、実態がつかめないことから中国内外を問わず動揺が広がっている。 今年4月、中国の大手商業銀行6行の元にひっそりと届いた1通の文書が、各行の幹部らに大きな衝撃を与えた。 「日をもちまして、弊社は元返済の見込みが立たなくなりました。利息のみ返済を続けます」 文書の送り主は、中国内陸部・雲南省の政府系投資会社、雲南省公路開発投資(雲南公路)。大手国有銀行など13行から計270億元(

    “中国版”サブプライム問題か地方政府債務「LGFV」危機
    kinbricksnow
    kinbricksnow 2011/08/29
    各当局がそれぞれ公表している債務規模のデータにもなんと100兆円以上も差がある。恐ろしいことに、「実際の債務総額はさらにふくらむ可能性がある」(植田賢司・国際通貨研究所上席研究員)との見方がもっぱらなのだ
  • グーグルは知財バブルに翻弄されたのか?Android陣営の弱体化とライバルの活性化を招きかねないモトローラ買収の真意とは

    1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)修了後、三菱総合研究所にて情報通信分野のコンサルティングや国内外の政策調査等に従事。その後2007年に独立し、現在は株式会社企(くわだて)代表として、通信・メディア産業の経営戦略立案や資政策のアドバイザー業務を行う。16年より慶應大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。 スマートフォンの理想と現実 2011年はスマートフォンの普及が格化する年になる…。業界関係者の誰しもがそう予感していた矢先に発生した東日大震災は、社会におけるケータイの位置づけを大きく変えた。しかし、スマートフォンの生産に影響が及びつつも、通信事業者各社はその普及を引き続き目指し、消費者もまたそれに呼応している。震災を受けて日社会自体が変わらなければならない時に、スマホを含むケータイはどんな役割を果たしうるのか。ユーザー意識、端末開発、インフラ動向、ビ

    グーグルは知財バブルに翻弄されたのか?Android陣営の弱体化とライバルの活性化を招きかねないモトローラ買収の真意とは
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    kinbricksnow 2011/08/24
    今回の買収の目的についてまず指摘されるのは、モトローラが保有する17,000件以上(これに加えて7,500件以上が申請中)の無線通信分野の特許である。
  • 目的は「コスト削減」ではなく「高品質の追求」!?脱日本、中国進出を選んだアパレルメーカーの決意――ダイドーリミテッド田口正幸社長に聞く

    著しい経済成長とともに、ファッションへの興味・関心が高まっている中国。ここ数年、都市部ではスーツを着用するビジネスマンが急増している。そうした人々の需要を敏感に捉えているのが、毛織物など衣料原料のメーカーであり、アパレルブランド「ニューヨーカー」(NEWYORKER)などを展開するダイドーリミテッドだ。同社はおよそ15年前に中国へ進出し、現在、工場5ヵ所、販売店は18都市で40店舗を展開。そして、昨年からはおしゃれをしたい若い世代向けに、オーダーメイドスーツを販売する「ミリオンクラブ」をオープンさせている。そもそも中国進出といえば、「コスト削減」を目的に人件費の高い日から生産拠点を移すケースがほとんどだが、同社が15年前に進出したその理由は、なんと「高品質」を求めて。中国での低品質な商品に悩むメーカーが多いなかで、なぜあえて海を渡ったのか。田口正幸社長に中国進出の真意を聞いた。(聞き手/

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    kinbricksnow 2011/08/20
    「品質を求めて中国へ進出するなんておかしいんじゃないか!」などという声があがるほど喧々諤々としていました。しかし、このまま日本に留まっていてはもはや技術を守れません
  • 早すぎた欧米の「出口戦略」日本は政策の順番を間違えるな――早稲田大学政治経済学術院教授 若田部昌澄

    8月10日のFRB(米連邦準備理事会)は、金融緩和を継続する旨のコメントを発表した。これよって、世界の金融市場はやや落ち着きを取り戻したように見えるが、依然として、ユーロのソブリン危機、アメリカの景気後退懸念は払拭されておらず、市場は不安定な状態が続いている。2008年のリーマンショック後、先進各国は大規模な財政出動、金融緩和をしたにもかかわらず、再び景気後退に対する不安心理は高まっている。世界経済の根底では何が起こっているのか。『危機の経済政策』(日評論社)で、経済危機と経済理論、経済政策の関連を見事に解き明かしている早稲田大学政治経済学術院の若田部昌澄教授に、現在の混乱をどう読み解き、どのような政策を打つべきかを聞いた。 (聞き手/ダイヤモンド・オンライン客員論説委員 原 英次郎) わかたべ まさずみ/1965年生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授。早稲田大学政治経済学経済学科卒業

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    kinbricksnow 2011/08/19
    過去、日本は財政再建に高いプライオリティをつけては、失敗してきました。もういい加減に失敗を繰り返してはいけません。財政再建をやるためには、財政再建を目標にしてはいけない。
  • ゲーム目当ての富裕層が引っ張る中国のスマートフォン革命第一幕

    やまや・たけし/1976年東京都生まれ。システムエンジニアを経て2002年よりライターとして活動。中国をはじめとするアジア諸国のIT事情を専門とし、幅広いメディアで執筆活動を行っている。執筆の他、講演や調査なども行う。著書に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)など。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 お金に余裕のある富裕層を中心に中国の消費者のあいだで、スマートフォンが急速に普及する兆しを見せている。 高速鉄道や空港の待合室、あるいは地下鉄などでスマートフォンユーザーに出くわす場面が多くなった。iPadAndroid搭載のタブレットPCユーザーもよく見かける。逆に目立たなくなった

    ゲーム目当ての富裕層が引っ張る中国のスマートフォン革命第一幕
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    kinbricksnow 2011/08/11
    今ではその2年前の使われ方が嘘であるかのように、ユーザーはiPhoneアプリに興じている。その中心にあるのが、ゲームである。
  • 中国高速鉄道事故で国民が鉄道部に怒り狂う背景には、これだけの伏線がある

    1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 「起こるべくして起きた中国版新幹線事件だと思う。日をはじめ世界の高速鉄道の技術と管理に、中国はもっと謙虚に学ぶべきで

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2011/08/02
    巨額の予算を使え、公安警察までもつ同部は、中国では「鉄老大(中国読み:ティエラオダー)」と呼ばれる。
  • 中国版「Android」「twitter」はチャンスの宝庫!現地の開発者が明かすアプリビジネスの着眼点――Anhui OSSの中尾貴光董事長に聞く

    1970年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了、Tuck School of Business at Dartmouth MBA。Booz & Company, Accentureなどの経営コンサルティング会社、子供服アパレル大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、中国にて起業。上海外安伊企業管理諮詞有限公司(Y&E Consulting)、(株)MA PARTNERSの創業経営者でもある。 ⇒GML上海ホームページ、執筆者へのメール 日人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男 世界経済の牽引役として注目を浴びる中国に進出する日企業は、後を絶たない。だが、両国の間に横たわる「ビジネスの壁」は想像以上に厚い。今や「世界一シビアな経済大国」となった中国で日企業が成功するためのノウハウを、現地コンサルタントが徹底指南する。 バックナンバー一覧 日と同じく、中国でも

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    kinbricksnow 2011/08/02
    資本金の少ない中小企業でも、田舎では政府が色々サポートをしてくれるからです。税金面での優遇はもちろんのこと、オフィスを一定期間無償で貸してくれたり、オフィス備品やPCなどまで無償提供してくれます
  • 1度上場した中国企業がぞくぞく退場2度甘い汁を吸う米国流「捕鯨アクション」

    「捕鯨アクション」。大きいから何回でもえることをたとえた言葉だ。この数年中国のIT、メディア、通信関連企業が続々と米国市場に上場を果たしたが、その後問題点を暴かれて、退場する企業が出てきている。上場、退場の2度にわたって、米国企業に甘い汁を吸われている。(在北京ジャーナリスト 陳言) アジア某経済大国の証券取引所の北京事務所には閑古鳥が鳴いているのと違い、ニューヨーク証券取引所の北京事務所は、その近くの野菜バザールとほぼ同じく、千客万来で一日中賑やかである。 それもそうだ。東京証券取引所に上場している中国企業のうち、アジアメディアは2007年4月に上場して、翌年9月にさっそく廃止となった。現在、チャイナ・ボーチと新華ファイナンスの2社が上場しているが、日の月刊誌『FACTA』などは、その2社の問題を繰り返して指摘しており、中国系企業の評判は概して芳しくない。 しかし、アメリカでは異なる

    1度上場した中国企業がぞくぞく退場2度甘い汁を吸う米国流「捕鯨アクション」
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    kinbricksnow 2011/07/13
    「捕鯨アクション」。大きいから何回でも食えることをたとえた言葉だ。この数年中国のIT、メディア、通信関連企業が続々と米国市場に上場を果たしたが、その後問題点を暴かれて、退場する企業が出てきている。
  • トイレの水道料金を半減させる「驚異の節水バルブ」大手もマネできない技術で中国トイレ市場に本格展開――木村技研 木村朝映副社長、青山恵美取締役に聞く

    大手顔負けの節水を実現する過剰水量防止装置「アクアエース」を使った木村技研のトイレ。節水による収益性に加えて、快適性や機能性も兼ね備えたトイレをトータルコーディネートするノウハウは秀逸。多くのメディアで紹介されている。photo:Toshiaki Usami トイレに入ったときに使う水の量は人それぞれだが、我々は知らず知らずのうちに、想像以上に多くの水を使っているものだ。世の中で節水ニーズが盛り上がるなか、トイレメーカー各社は、より高度な節水が可能な製品の開発にしのぎを削っている。 創業から60年以上を数え、世田谷区の閑静な住宅街に社を置く老舗メーカー・木村技研もその1社。業界では「中堅」と呼ばれる事業規模ながら、売上高ベースでは前期の約24億円から今期は約30億円へと、堅調な成長を続けている。 同社の成長を牽引している主力製品は、大手顔負けの節水を実現する過剰水量防止装置「アクアエース

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    kinbricksnow 2011/07/09
    現地では想像以上に水洗トイレが普及していましたが、視察の結果、水不足で節水が求められているにもかかわらず、使われている洗浄装置が節水にはほど遠いことがわかりました。「これは商機だ」と思いました。
  • 魯迅ゆかりの東北大学で研究不正疑惑に失望する中国人留学生たち

    ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹のの里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビジネス最前線について上海を中心に

    kinbricksnow
    kinbricksnow 2011/07/01
    総長就任以後06~11年の5年間で書いた本数は800本に上ることがわかる。年平均にして約160本、1週間に換算すれば約3本以上を書き上げる、超人的大量生産ぶりである。
  • テロの危険が気になる原発と、「最も危険」な日本の原発

    1965年東京生まれ。小学校時代を米ニューヨークで過ごす。英オックスフォード大学修士号取得(国際関係論)。全国紙社会部と経済部、国際機関部、CNN語版サイト編集者(米大統領選担当)を経て、現職。2008年米大統領選をウオッチするコラム執筆。09年4月に「ニュースな英語」コラム開始。訳書に「策謀家チェイニー 副大統領が創った『ブッシュのアメリカ』」。 JAPANなニュース 英語メディアが伝える日 英語メディアは「JAPAN」の社会や政治を、英語読者にどう伝えているのか。日人や日のメディアとはひと味違うその視点をご紹介します。gooニュース発のコラムです。 バックナンバー一覧 英語メディアが伝える「JAPAN」なニュース、今週も原発についてです。ビンラディン殺害を受けての報復攻撃を警戒する中で、「日の原発は?」という懸念する記事について。そしてテロよりも恐ろしいかもしれない巨大地

  • 花見客で賑わう上海に見る福島原発事故の影

    1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 震災後、一時控えていた海外出張を4月に入って再開した。出張先は中国上海だった。東京の家を出たのは日が昇ったばかりの早朝

  • 海外へ脱出する中国人もいれば、被災地に赴く中国人もいる

    1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 先日、官庁関係者との昼を挟んだ打ち合わせの場が急きょ変更になった。最初は某有名ホテル内にある中華レストランだったが、