すでに先週、競技を終えたスノーボードの新種目・スロープスタイル。日本の角野友基が8位に入賞し、日本ではいい意味で注目されたが、コースに対する批判が噴出し、別の意味でも大きく注目された。 スロープスタイルは、コースに設置されたレールやキッカー(ジャンプ台)などで技を競う競技だが、練習の段階から、スピードが出過ぎる、キッカーが大きすぎとの声が選手から相次ぎ、ハーフパイプとの2種目制覇を狙ったホワイトは、「リスクが高すぎる」として欠場。メダル候補のトシュテン・ホルグモ(ノルウェー)は練習中にレールに激突して鎖骨を骨折すると、欠場を余儀なくされた。 バングーバー五輪の金メダルリスト(女子ハーフパイプ)で、今回のソチ五輪で3種目に出場するトーラ・ブライトなどは、こう痛烈にコース設定を批判している。 「世界のトップ選手が集まっているのだから、コースも世界のトップレベルであるべきだ」 もともと懸