「テレビに映っている人だって、同じ人間なんです。そうした人はダメージを受けないわけではない。そこはちゃんと、もしその人が自分の友達だったら、大事な人だったら、って考えてほしい」 そう、BuzzFeed Newsの取材に語るのは、5月に急逝した木村花さんの母、響子さんだ。こうした悲劇が繰り返されないようにしたいとの強い思いから、取材に応じたという。 「人格批判とか、『消えろ』とか『死んでくれ』『お前なんかいないほうがいい』とか。そういう言葉は誰だって、やっぱり痛みますよね。みんな、今はすごく軽い気持ちで誹謗中傷をしてしまっている。軽い気持ちでされた側がどれだけ傷つくのか、本当に、それぞれで考えてほしい」 生前、花さんに寄せられた誹謗中傷はTwitter上での公開投稿から、インスタのDM、タグ付されたストーリーなど、1日数百件に及ぶこともあったという。 番組側による過度な演出と、それに煽られた