ブックマーク / medium.com (114)

  • “テックリードという役割”のその後 — Will Larson “Staff Engineer”

    このは大きく前半と後半にわかれていて、著者によるStaff Engineerの職務内容・昇進・会社選びなどに触れた前半、”Stories”と章立てされたStripeSlack・FastlyといったTech企業で働く14人のインタビューを掲載した後半の構成になっています。私は前半を読みおえ、後半のインタビューを2人目まで読んだ状態です。 書にかかれているスタッフエンジニアの職務内容や求められるものは良い意味で私のイメージしていものとは違いました。 これまで私が想像していたのは「所属する組織が使うOSSにコントリビュートして技術的な優位性を保る」「社内のツールを開発して組織全体の生産性を上げる」のような一言で言えば凄腕のエンジニアでした。 しかし、書で紹介されるスタッフクラス以上の職務を自分なりにまとめると「チーム間・全社的な技術面でのマネジメントを行い、経営上のゴール達成に貢献する」

    “テックリードという役割”のその後 — Will Larson “Staff Engineer”
    kinushu
    kinushu 2023/02/08
  • TLSが難しい?RustとLinuxカーネルで実装しよう!

    TLS(Transport Layer Security)が難しすぎると、お嘆きのセキュリティファースト世代の皆様、RustLinuxカーネルを実装しながら学んでみましょう! カーネルモジュールの実装は難しい?それは誤解です。TLSをアプリケーションとして実装しようとすると、各種のライブラリを検索していたつもりが、SNSを眺めていて、一日が終わっていることありますよね。カーネルモジュールを実装するために使えるのはカーネルの機能だけです。検索する必要はなく、雑念が生じる余地はありません。その集中力があれば、カーネル開発は難しくありません。 TLSとLinuxカーネル皆様の中には、LinuxカーネルはTLSをサポートしているのでは?と思っている方がいるかもしれません。TLSは実際のデータの送受信の前に、ハンドシェイクと呼ばれる、暗号鍵の合意や相手の認証を実施します。ハンドシェイク後、Linu

    TLSが難しい?RustとLinuxカーネルで実装しよう!
  • ヒープについてわかりやすく解説してみた – Yasufumi Taniguchi – Medium

    的なデータ構造であるヒープについて、概要、計算量と実装、そして最もシンプルな応用であるヒープソートを紹介します。MITが講義や資料を公開しているMIT OpenCourseWareのアルゴリズムとデータ構造の講義 が非常にわかりやすかったので、その内容に沿ってまとめました。この記事ではHeaps and Heap Sortの内容を以下の順序で解説します。 ヒープの概要ヒープの表現ヒープの構築ヒープの計算量ヒープの実装ヒープソート1. ヒープの概要ヒープ (heap) は優先度付きキュー (priority queue) の実装の1つです。優先度付きキューは集合 (set) を扱うデータ型で、集合に含まれる要素が何らかの優先度 (priority) 順に取り出されるという特徴を持っています。学会のポスター発表を回るときや、旅行先での観光地巡りでは、優先度に基づいて要素を取り出すことが重要

    ヒープについてわかりやすく解説してみた – Yasufumi Taniguchi – Medium
  • 【1月23日追記】12月23日、24日に発生しました障害に関するご報告

    いつもSkebをご利用いただき、誠にありがとうございます。 12月23日12時よりskeb.jpにアクセスできない大規模な障害が発生しておりましたが、12月24日07時に復旧いたしました。 12月23日、および12月24日が納品期限のリクエストは納品期限を12月25日23時59分までに延長させていただきます。 みなさまには多大なご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。 障害につきまして詳細をご報告させていただきます。 概要日時: 12月23日12時22分〜12月24日7時00分 (JST) ダウンタイム: 18時間38分 内容: skeb.jpにアクセスできない不具合 原因: SkebはすべてのサーバとシステムをHerokuに設置していたが、障害発生時刻より同サービスのアカウントが理由の通知なく利用できなくなった。 解決: Herokuの一切の利用を中止し、すべてのサーバとシステ

  • Choose Life Projectのあり方に対する抗議

    私たちはインターネット上の公共メディア「Choose Life Project」(以下CLP)が制作する番組に司会やゲストとして出演してきました。 この度私たちの調査により、2020年春から約半年間にわたり大手広告会社や制作会社をはさむ形でCLPに立憲民主党から「番組制作費」として1000万円以上の資金提供があったことが確認されました。報道機関でありながら、特定政党から番組制作に関する資金提供を受けていたことは、報道倫理に反するものです。公正な報道の根幹を揺るがす行為であり、またその事実を出演者及びクラウドファンディングの協力者、マンスリーサポーターなどに一切知らせていなかったことは、重大な背信行為です。 一般に番組制作能力を有する会社が、公党から下請けとして制作費をもらって番組制作を行うことはあります。成果物を公党の名前で発信することには問題ありません。 しかし、CLPは自らを「公共のメ

    kinushu
    kinushu 2022/01/05
  • containerd & Lima: Open source alternative to Docker for Mac

    Today, the community was shocked by the sudden news that Docker Desktop for Mac/Win is no longer free [-as-in-beer] for “professional use in larger businesses”. But we have a free, libre, and open source alternative of Docker for Mac: containerd & Lima. $ brew install lima $ limactl start $ lima nerdctl run -it --rm alpine(NOTE: ARM Mac requires installing a patched version of QEMU, see Lima docum

    containerd & Lima: Open source alternative to Docker for Mac
  • OpenSSL Silver スポンサーになった

    OpenSSL は多くの環境で使われている暗号ライブラリです。時雨堂では Erlang VM 経由で使うことが多いです。 ただ、この OpenSSL がスポンサーを募集している事を知っている方はほとんどいないと思います。自分も知ったのは最近で、まさか至る所で使われている OpenSSL が恐ろしいことに Gold スポンサー 1 社、Silver スポンサー 0 社という状況だとは知りもしませんでした。 時雨堂としては OpenSSL を組み込んだパッケージ製品を提供しているということもあり、これはスポンサーにならねばと思いすぐに連絡をとりました。ちなみに費用は年間 1 万ドルです。

    OpenSSL Silver スポンサーになった
    kinushu
    kinushu 2021/08/26
  • DockerとPodmanの比較 [Container Runtime Meetup #3]

    Container Runtime Meetup #3 発表資料 「DockerPodmanの比較」PodmanとはPodmanは、Red Hat社を中心とするコミュニティが開発している、Docker互換のコンテナエンジンです。RHEL、CentOS、Fedora などの Linuxディストリビューションに標準で付属しています。 Podmanの使い方は、コマンド名が docker ではなく podman である点を除けば、Docker とほぼ同じです。(例: podman run -p 80:80 --name nginx docker.io/library/nginx ) “Podman”は “Pod Manager” を意味しますが、Podmanを用いてKubernetesのPodを管理することは、基的にはできません。ただし、CRIランタイムとしてCRI-Oを用いている場合に限り、

    DockerとPodmanの比較 [Container Runtime Meetup #3]
  • 時雨堂は Sphinx の開発者である小宮健氏のプラチナスポンサーになりました

    追記GitHub Sponsors で組織がスポンサーになれるようになったため、個人アカウントから組織アカウントへ切り替えました。 月 500 ドルなぜスポンサーになったのか時雨堂では自社製品のすべてのウェブドキュメントに Sphinx を利用しています。そのため Sphinx を継続的な開発を少しでもやりやすくしてもらえるようにスポンサーになりました。 個人としても Sphinx は利用させてもらっており、今まで小宮氏への個人的なスポンサーにはなっていました。 ただ今後も Sphinx を自社製品のドキュメントとして使い続けたいという思いから、企業としてメインの開発者である小宮氏への継続的なスポンサーになるべきだと判断しました。 時雨堂がスポンサーになっている開発者Cowboy や Gun の開発者である Loïc Hoguin 氏Blend2D や AsmJit の開発者である Pet

    時雨堂は Sphinx の開発者である小宮健氏のプラチナスポンサーになりました
    kinushu
    kinushu 2020/11/29
  • ソフトウェア開発で学んだが使わなかったもの

    開発手法など、一通り学んだが実際に使っていないものは多少なりあると思う。それらについて掘り起こしてみたい。 スクラム開発認定スクラムマスター研修には研修会場ホストという立場で数回立ち会った。認定外の研修も幾つか受講した記憶がある。書籍もそれなりに読み、Scrum Gathering Tokyoなどのコミュニティにも顔を出し、まあそれなりに色々考えて捉えてきた。でも、自分のチームでは使っていない。スクラム開発というアイデアに矛盾があるからだ。 そもそもスクラム開発ではチームの自律的な行動を良しとしており、それに対する”フレームワーク”を提供しているということになっている。イテレーション、バックログ、ふりかえり、デイリーミーティング(いまだに「朝会」って言ってる人いないよね?)、そしてそれらのお作法。誰が言ったかわからないが、それぞれの作者の意図を察するためには「守」が大事らしい。守破離の「守

    kinushu
    kinushu 2020/10/29
  • OBSを使ったオンライン勉強会の画面づくりの紹介 #1 配信の概要

    こんにちは、かめねこです。 今回は、OBSとZoomを利用して、ちょっとリッチなオンライン勉強会を構成する方法をご紹介します。単に配信するだけでなく、イケてる画面で勉強会を開催してみませんか? 概要左近、多くの勉強会がオンラインへシフトしてきました。その形態の多くは、YouTube Liveなどの動画プラットフォームでリアルタイム配信を行う形態がほとんどです。そのため、視聴者(参加者)には動画のコンテンツとして見えるわけですが、このときの画面などのレイアウトが非常に凝っている勉強会が増えてきました。 以前紹介した以下のエントリーの方法では、非常に簡単に配信を行うことができる一方で、Zoomの画面がそのまま映し出されるのに近いため、動画コンテンツとしてのクオリティは高いとは言いづらいものでした。

    OBSを使ったオンライン勉強会の画面づくりの紹介 #1 配信の概要
  • 僕たちのテキストエリアはどうなっていくのだろうか?

    なぜ Day One は Markdown を捨てたのか Day One が Markdown をやめて WYSIWYG に移行した話は前書いた。 自分が知っている範囲でアンチ Markdown 勢は Scrapboxはてなブックマークのコメントなどを読んでも、ウェブでの記事制作においてワードプロセッサ(WordやGoogle docs)ライクなWYSIWYG(ウィジウィグ)なツールと、Markdown(あるいはそれに類する構造化簡易記法)のどちらがよいか? という視点で議論されている(そして主に議論に参加しているのがエンジニアなので記法優位?)という状況に見えて、というより記事そのものがMarkdownの時代が終わってWYSIWYGに移行しているという論点なのだけど、実際に例示されているツールをよく見たところ、そうシンプルではないように思える。 むしろ、その両者を統合した、あるいはM

    僕たちのテキストエリアはどうなっていくのだろうか?
  • HMDの呪縛

    先週末(2017年11月11日)に、VRコンソーシアムが主催するVRCカンファレンス2017に呼ばれて基調講演をさせていただいた。VRCのカンファレンスとしては最後で、VR元年から一区切りつき、いったん仕切り直しするとのことだった。 会議では複数のパネルセッションがあり、意見として「VRがもっと来ると思ったが」という少し期待過剰だったものが揺れ戻しているみたいな発言があった。 性能もあがった、価格もこなれてきた、コンテンツ作成環境も整ってきた、けれどブレイクするのにもう少し何か必用な気がする。 という意見だ。価格からするとPSVRでも一式揃えるのにはかなりな出費となるので、現状でもまだコンシューマー製品としてはまだ高い。もう少し安くなれば、ということはあるかもしれない。 でもそれだけなのだろうか。根的な問題が残されている。 HMDの装着そのものが快感ではないということだ。 マルチタッチ発

    HMDの呪縛
    kinushu
    kinushu 2020/04/17
  • 「Infrastructure as Codeに疲れたので、僕たちが本来やりたかったことを整理する」を1年掛けて整理した

    こんにちわ。rwle1212です。 記事は JAWS Days 2020 で話す予定でしたが、昨今の事情によりオンライン開催となったため、登壇予定の内容を記事にしたものになります。 登壇していれば諸般の事情により左手首を骨折したネタが使えたのですが、ブログでは伝わらないので非常に残念な思いをしております。という話はどうでも良いので題に入ります。 50分の登壇内容なので少々長くなりますが、お付き合いください。 JAWS Days 2019で登壇した内容の振り返り昨年の JAWS Days 2019 で「Infrastructure as Codeに疲れたので、僕たちが来やりたかったことを整理する」という内容で登壇しました。 まずは上のリンクに添付されているスライドを5分位で読めると思うので一読頂いて、下の文に進んで頂ければと思います。 そもそもInfrastructure as Cod

  • おまたせ!p5.js 1.0 公開!

    原文:Lauren McCarthy 翻訳:Ayato, deconbatch, reona396, takawo(アルファベット順) Puedes leer la versión en español de este artículo aquí. You can read the English version of this post here. Você pode ler a versão em português deste artigo aqui. p5.js のバージョン1.0が公開されました!p5.js はクリエイティブな表現やウェブ上でのコーディングを可能にし、アーティスト、デザイナー、教育者、初心者全てに向けた JavaScript ライブラリです。プロジェクト開始から7年が経ちましたが、Kate Hollenbach が一年前にロードマップを作成してからバージョン 1.

    おまたせ!p5.js 1.0 公開!
    kinushu
    kinushu 2020/03/04
  • [開催中止] 新型コロナウイルス感染症に関する対応の告知 - DroidKaigi - Medium

    2/17 13:30 追記 DroidKaigi 2020 が延期するなどした場合、今回購入いただいたチケットをそのままご利用いただけるよう検討しております。未確定ではありますが、延期の可能性が確定するまでチケットをお持ちのままでお待ちいただくことも可能です。 2/16 15:47 追記 返金希望の方は Doorkeeper より返金希望の旨をお問い合わせください。 2月16日 14時00分 更新 DroidKaigi 代表理事の mhidakaです。 大変残念ですが昨今の新型コロナウイルス感染症に関わる状況の変化を鑑み、現時点をもってDroidKaigi 2020の中止を発表いたします。 2月20日-21日の開催は中止となります。 今後の代替開催の実現可能性を含め延期の対応についてはDroidKaigi運営委員会にて引き続き検討を行っております。詳細が決まり次第ご案内します。 Droid

    [開催中止] 新型コロナウイルス感染症に関する対応の告知 - DroidKaigi - Medium
  • ミルクボーイがアジャイルを説明したら

    序章駒場「最近、うちのおかんがシステム開発に興味を持っててなぁ、名前は忘れたらしいんやけど、迅速に開発できて、仕様変更にも対応できる、素晴らしい開発手法を取り入れてるところがあるらしいんやわ〜。」 内海「そんなもんアジャイルに決まってるがなぁ〜! 今やシステム開発と言えば、アジャイル。素早く変化に対応できるってゆーのが特徴なんよ。そもそも名前が “迅速” を意味する英語やねんから、アジャイルに決まってるがなぁ〜。」 チームの人数駒場「最初、オレもそう思たんやけどな、なんでも 40 人ぐらいで開発してるらしいんやわぁ〜。」 内海「ほなぁ、アジャイルちゃうかぁ…。アジャイルでは 5〜9 人ぐらいが推奨されてるからなぁ〜。40 人もおったら、とてもやないけど、コミュニケーションが成立するとは思われへんなぁ〜。効率の悪い伝言ゲームになるのは目に見えてるからなぁ〜。おかん、他にもなんか言うてなかった

  • プログラマーテストの原則 by Kent Beck

    チョコレート対バニラTDD対BDD。このテストツール対あのテストツール。テストビフォー対テストアフター対これは動くから俺を信じろ。ある時期から、こうした詳細に関する議論には飽きてしまった。もっと原則について議論したい。 詳細に関する議論はなかなか結論に至らずに、話が行ったり来たりする。チョコレート対バニラ。チョコレート。バニラ。チョコレート。バニラ。 詳細の議論に負けを認めさせられるようなことがあっても、その譲歩は絶対的なものではない。私の状況がチョコレートを勧めているのに、私にバニラをべさせてくれと言えるだろうか? これでは埒が明かない。 原則一方、原則は議論を生み出す基盤になる。原則には賛成しても状況が違っているのなら、答えは違ってくるかもしれないが、そこで論争になることはない。原則が、異なる状況における異なる答えを生み出したのである。 詳細で論争するよりも、原則で論争したほうが生産

    プログラマーテストの原則 by Kent Beck
  • Windowsでの開発は WSL + FluentTerminal が決定版

    2020/07/22 追記: ありがたいことにこの記事へのアクセスが今でも多数あります。現在はFluent TerminalよりWindows Terminalがおすすめですし、私も毎日そっちを使っています。 使う際はぜひ useAcrylic: true の設定をお忘れなきよう! (背景がすりガラスみたいになるやつです) 5ヶ月ほど前に、YogaBook (Windows)を買いまして。メインの開発環境をMacChrome OS → MacWindowsと移行することになりました。それに際してWindowsでの開発環境を整えて、やっと落ち着きそうなので紹介することにしました。 我ながら結構気に入ってます。というより、やっっと不自由なく開発できるようになりました。 tl;drWSLオンにしてUbuntuをMicrosoft Storeから入れる 参考:

    Windowsでの開発は WSL + FluentTerminal が決定版
  • マイクロサービスで管理画面が乱立する問題と対策

    こんにちは、qsona (twitter) です。 マイクロサービスアーキテクチャを指向するとき、(主に社内向け)管理画面をそのままサービスごとに作っていくと、マイクロサービスの数だけ管理画面が乱立するという課題があります。FiNC においては、それにより実際に以下のような問題が発生しました。 ユーザの追加/削除や権限管理がとても大変ユーザ(CS対応者)がどこの管理画面を使えばわかりにくい記事では、 FiNC においてこれらの問題に対してどう対処してきたか、歴史とともに紹介します。 tl;dr各マイクロサービスで管理画面を作ること自体はよい。統一管理画面は開発のコストがかかりワークしなかった認証を中央管理にする権限管理は各サービス固有のドメイン知識だが、中央で一覧/変更できる状態になっていると便利マイクロサービスの横断的関心事への対処は、「標準」を意識する黎明期から、問題が起こるまでFi

    kinushu
    kinushu 2019/09/07