風景に似せた地図をつくるのではなく、「AR(拡張現実)技術」で現実の風景そのものを使って道案内するパイオニアのカーナビゲーションシステム「カロッツェリア サイバーナビ」が、さらに進化した。クルマ同士を通信でつなぎ、位置情報などを共有する仕組みをいち早く取り入れ、今までより詳細な渋滞情報を運転者に提供できるようにした。 「車載カメラの映像をナビに生かすという発想は、当時としては画期的だった」。カーエレクトロニクス事業統括部カー市販事業部マルチメディア事業企画部企画1課の佐藤智彦氏は、サイバーナビを最初に市場投入した3年前をこう振り返る。 従来のカーナビは、位置情報を地図データに反映させるだけで、運転者がカーナビの画面情報を頭の中で現実の風景に置き換える作業が必要になる。「地図を読むのが苦手な人は、この工程がスムーズにできない傾向があった」(佐藤氏)。平成23年5月に発売した第1弾のサイバーナ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く