全国100万人(10月10日時点)の提督方、吉報だ。人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」のオフィシャルブック『艦これ白書』が10月18日0時から電子書店「BOOK☆WALKER」で配信開始となった。紙と電子の同日発売で、艦これ関連書籍初の電子化となる。 艦隊これくしょんは、角川ゲームスとDMM.comが提供するブラウザ専用のゲーム。『艦娘(かんむす)』と呼ばれる、第二次世界大戦期の大日本帝国海軍の軍艦を擬人化したキャラクターたちが評判を呼び、10月10日時点で100万人の提督(プレーヤー)が着任している。 『艦これ白書』は、一部ユーザーから誤植の指摘があったが、電子版は、その特性を生かし紙版に先んじて修正版がアップデートで提供される予定(当初配信されるものは紙の初版と同じもの)。また、艦これ白書と同時に、9月末に紙書籍で発売された『艦隊これくしょん -艦これ- 鎮守府生活のすゝめ Vol
米アマゾン・ドットコムが、デジタルコンテンツの販売でまた新たな手法を打ち出したと話題になっている。同社は3日、「マッチブック(MatchBook)」と呼ぶサービスを今年10月に始めると発表した。 これは同社で印刷書籍を購入した顧客に、同じタイトルの電子書籍を割安の価格で販売するというもの。価格は2.99ドル、1.99ドル、99セント、あるいは無料のいずれかで、当初1万種類のタイトルを用意し、順次増やしていくという。 興味深いのは、対象となる書籍に過去に購入したものも含まれるという点。アマゾンが書籍のオンライン販売を開始した1995年までさかのぼるという。 「クリントン政権時代に買った『男は火星から、女は金星からやってきた』のような本を、18年後の今、わずか数ドルであなたの電子書庫に加えられる」と同社は説明している。 このサービスは当初米国で始めるもようで、日本を含む海外展開については今のと
国内の出版業界が連携し、出版物の電子化を一括して請け負う新会社「出版デジタル機構」を4月2日に立ち上げることが固まった。ふだんはライバル関係にある講談社、小学館、集英社の大手3社を中心に複数社が計約12億円を出資する前例のない形で、書籍100万点の電子化をめざす。大日本印刷と凸版印刷にも各5億円の出資を求めている。出資総額は20億円規模になり、さらに上積みされる見通し。3月に正式決定する。 設立には180の出版社が賛同。社長に就任予定の植村八潮・東京電機大出版局長は「許諾さえとれれば、すべての本を機構で扱う」と話す。日本の電子書籍は約20万点だが、大半が携帯向けのコミックなど。機構が軌道に乗れば、読者が一般の本を電子書籍の形で手にとりやすくなる。日本市場に参入準備を進める外資企業にも、要望があれば電子データを提供する。 機構がめざすのは、中小出版社でも電子化ができるインフラ整備だ。出版社は
国立国会図書館をはじめとする図書館の蔵書や雑誌、電子書籍、デジタル資料を横断して検索できる「国立国会図書館サーチ(NDL Search)」が正式公開となった。 2010年に試験公開(関連記事)し、改良を重ねてきたが2012年に入って正式公開となり、これまで書籍と別々に検索しなければならなかったアジア言語の資料、雑誌記事索引、電子ジャーナルのタイトルも一度に検索できるようになった。 資料の種類「すべて」を選んでまとめて情報を探すほか、種類を絞り込んだ検索も可能。具体的には「本」「記事・論文」「新聞」「児童書」「レファレンス情報」「デジタル資料」「その他 」「立法情報 」を指定できる。 これに加え「すべての連携先を検索する」にチェックを入れることで、国立国会図書館以外の蔵書や資料も調べられる。全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関などが対象だ。 正式公開に合わせ、連携先も拡大している
英国で2月8日(現地時間)、無料電子書籍投稿サイト「Bibliotastic.com」がオープンした。 このサイトは、ボランティアベースで運営される無料サイトで、著作者は個人情報を入力して、DOC/RTF/ODF/PDF形式で作品をアップロードする。読者はWebブラウザ上で作品を閲覧できるほか、サイトに登録することでPDFやPRC、EPUBなどのフォーマットでファイルをダウンロードできる。作品は読者から5段階で評価され、高評価の作品や編集者のお薦めなどがサイトで掲載されるという仕組みとなっている。読者の感想などの統計情報をレポートにし、著作者はエージェントや出版社への売り込みに利用できるという。 同サイトの運営代表者の1人であるバーナード・ジェラルド氏は、同サイトの創設理由について「編集者に投稿して数カ月間も書籍化の可能性を無駄に待つくらいなら、先に公開して読者自身に評価してもらった方が合
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く