テキサス大学の学生が率いる3Dプリンターによる銃器製造プロジェクト「Defense Distributed」が、ほぼすべてのパーツを3Dプリンターで出力した拳銃を完成させたそうだ(Forbesの記事、 Motherboardの記事、 TechCrunch Japanの記事、 本家/.)。 3月に/.J記事でも話題になったが、Defense Distributedは、AR-15と組み合わせて利用可能な下部レシーバーを3Dプリンターで作成している。今回作成された拳銃は「Liberator」と名付けられ、プロトタイプでは撃針部分を除く16個のパーツが3Dプリンターから出力されたABS樹脂製となっている。ただし、「プラスチック銃法」としても知られる、米国の「検知されない銃器法(Undetectable Firearms Act)」に違反しないため、約170グラムの鉄の塊が組み込まれているとのこと。